2014年12月23日火曜日

師走

師走ですね。
私もお陰さまで毎日、色々とやる事があり忙しくしています。

12月は”木香職人+”というピリオド楽器(古楽器)による木管五重奏のアンサンブルの演奏会や、調布市文化会館たづくりでのロビーコンサート、そして来年のコンサートのためのリハーサル等がありました。

”木香職人+”は、もっこうしょくにんプラス、と読みます。
フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンの編成で、全て19世紀前半に用いられていたタイプの古楽器です。
今回は、大久保の石森管楽器さんの地下のスペースをお借りして、ワンドリンク付きのコンサートをしました。こちらにはなんとバーの設備があり、バーテンに扮した(?)石森の社員さんがビールなど注いでくださいました。
会場も、丸テーブルを出したままのビアホール風にして、なかなか良い雰囲気のコンサートでした。
ホルンの大貫さんが、いつもコンサートの時には喋り担当で色々お話して下さいますが、今回もダジャレを要所要所に入れつつ、場を和ませてくださいました。

演奏の質も勿論大事ですが、こういう和める雰囲気作りというのも大切だなぁと思いました。(お酒はいつもは出せないですが・・・)

調布のロビーコンサートでは、トラヴェルソ、リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバの3人でフランスのバロック音楽を演奏しました。
なにしろ大きい音の出ない古楽器なので、広いロビーで、お客様には一生懸命聴いてもらわないと聞こえない部分もあったかと思いますが・・・。
色々と凝った飾りつけや演出をされているステージで、アンコールが終わった後にはなんと人工雪が降って来ました!


ところで、たまに質問されることですが、私がやっている楽器、”バロック・フルート”はまたの名を”フラウト・トラヴェルソ”と言いますがこの二つは同じ楽器です。
”バロック・フルート”は、バロック時代のフルート、という意味合いで、昔のフルートかな、というイメージが湧きやすいかと思って、こちらを使うことも良くあります。
”フラウト・トラヴェルソ”は、当時から使われていた名称で、”横に構えるフルート”の意味です。
フルート、と言うと当時はリコーダーのことを指しましたので・・・。
一般的には、”フラウト・トラヴェルソ”の方が使われることが多いかと思いますが、全く知らない方には何の楽器だか見当もつかないかもしれない、と思い、私は結構”バロック・フルート”の方を使っています。

明日は2月の末にある、日本モーツァルト協会の例会コンサートのためのリハーサルです。
私はモーツァルトのシンフォニーK130を演奏します。
先輩方に囲まれて緊張もしますが楽しんできたいと思います。


2014年11月17日月曜日

古楽器で楽しむバロック音楽 終了しました

昨日、入間市文化創造アトリエ・アミーゴ!にて、「古楽器で楽しむバロック音楽inアミーゴ!vol.7 ~秋を彩る木管の音色~」が無事終了いたしました!

オーボエの小野智子さん、チェンバロの寺村朋子さんと共に、ガラスの向こうに紅葉の見える素敵な会場で、プラッティやテレマンのトリオ・ソナタ、そしてそれぞれのソロの曲などを演奏しました。

この企画を始めた当初から毎回のように聴きにいらして下さる方もいらして、本当に有難い限りです。

今回は、演奏時間が少し短いので、お話を長めにしようと思っていたら、逆に話が長すぎてしまい、
思っていたよりも公演時間が長くなってしまいました・・・。

色々反省はありますが、素敵な共演者の方とお客様と、そして天気にも恵まれ、よい一日でした。
次回、開催時期などは未定ですが、また充実したものをお届け出来るように精進していきたいと思います!

プログラムは、
B.ガルッピ トリオ・ソナタ ト長調
G.P.テレマンフルートと通奏低音のためのソロ ロ短調(「ターフェルムジーク第1集」より)
G.プラッティトリオ ト長調
G.プラッティ:オーボエと通奏低音のためのソナタ ハ短調
D.スカルラッティフーガ ト短調 K.30、ソナタ ニ長調 k.119
G.テレマン:トリオ ホ短調(「ターフェルムジーク第2集」より)
でした。





 

2014年10月23日木曜日

古楽器で楽しむバロック音楽 vol.7

毎年開催している「古楽器で楽しむバロック音楽inアミーゴ」を、11月16日に行いますのでお知らせ致します。
 
今回は、バロック・オーボエの小野智子さん、チェンバロの寺村朋子さんと一緒に、フルートとオーボエ、そして通奏低音のためのトリオ・ソナタを中心に演奏したいと思います。
 
フルートとオーボエは同じ木管楽器ながら音の出るしくみも音色も全く異なります。
バロック時代にはどちらかというとフルートとオーボエの組み合わせのアンサンブルは少ないのですが、今回は選りすぐった曲をお届けいたします。
それぞれの楽器の説明なども交えながら進めていきます。
どうぞ皆さまお誘い合わせの上、ご来場ください!
 
****
 
2014年11月16日(日) 14時開演(13時半開場)
 
古楽器で楽しむバロック音楽inアミーゴ! 
Vol.7 秋を彩る木管の音色
 
案内人 新井道代(バロック・フルート)
ゲスト 小野智子(バロック・オーボエ)、寺村朋子(チェンバロ)
 
【プログラム】
P.ロカテッリ(1695-1764):フルートと通奏低音のためのソナタ ト長調 
G.B.プラッティ(1697-1763):オーボエと通奏低音のためのソナタ ハ短調
G.B.プラッティ:トリオソナタ ト長調
G.P.テレマン(1681-1767):トリオソナタ ホ短調 (『ターフェル・ムジーク第2集』より) 他
 
入間市文化創造アトリエ・アミーゴ ホール
 全席自由 2500円
 
【チケットご予約】 
 入間バロック音楽愛好会 
 Fax 04-2936-9605 ,メール info@michiyoarai.net
 (お名前、ご連絡先、ご希望枚数をお送り下さい。追ってこちらから確認のご連絡をさせていただきます。チケットは基本的に当日受付にお取り置きにさせていただきます。
 
 入間市文化創造アトリエ・アミーゴでもチケットをお取り扱いしております。(チケット事前受け取り可能。) Tel 04-2931-3500 
 
 

2014年10月13日月曜日

10月18日のチャリティコンサートについて

10月18日(土)に予定されていた古楽研究会SPACE1Fでのチャリティコンサートですが、
私は健康上の理由により出演できなくなりました。

楽しみにしてくださっていた皆様には大変申し訳ありません。

コンサート自体は、ガンバの小池香織さん、チェンバロの宮崎賀乃子さんのお二人が、予定していたものとは違うプログラムで演奏して下さることになりましたので、ご都合よろしければ是非足をお運び下さい。

今回予定していたプログラムは、1月17日(土)のチャリティコンサートのシリーズで演奏させていただく予定です。
詳細はまたお知らせ致しますので、どうぞよろしくお願い致します!




2014年9月17日水曜日

チャリティーコンサート

来る10月18日(土)、要町の古楽研究会SPACE1Fでの、東日本大震災チャリティ ワンコイン・コンサート#41に出演します。

トラヴェルソ、ガンバ、チェンバロで、ルクレールのトリオ・ソナタやモレルのシャコンヌ、またバッハのトリオ・ソナタ ト長調 などを演奏します。
バッハのトリオ・ソナタは、通常フルート2本と通奏低音、またはガンバと通奏低音で演奏されますが、今回は、フルートとガンバが旋律パート、チェンバロが通奏低音、という編成での演奏に挑戦します。

皆さまのご来場をお待ちしております!



東日本大震災チャリティ ワンコイン・コンサート#41
「トリオの愉しみ」
~トラヴェルソ、ガンバ、チェンバロの饗宴~

20141018日(土)15:00~

古楽研究会 SPACE1F
住所:東京都板橋区中丸町10-1 古楽研究会ビル1階
「池袋駅」より地下鉄有楽町線・副都心線で1駅め、「要町駅」3番出口から 徒歩9分 前後
「池袋駅」西口よりバス便=熊野町循環または中丸町循環にて、「中丸町」下車 徒歩1分
 
<演 奏>新井 道代(フラウト・トラヴェルソ)小池 香織(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
      宮崎 賀乃子(チェンバロ)

<入場料>500円(募金箱もあり)*すべて義援金として寄付します

<演奏曲>

J. -M. ルクレールトリオ・ソナタ ニ長調 

J.モレル:シャコンヌ

G. P. テレマンフルートと通奏低音のためのソロ ロ短調 (ターフェルムジーク第1集より) 

J. S. バッハトリオ・ソナタ ト長調BWV1039/BWV1027

主催:古楽研究会 Origo et Practica問合せTEL.03-3530-7280
古楽研究会ホームページ http://www.origoetp.gr.jp/
 

2014年8月14日木曜日

アイゼナハ音楽院


御茶ノ水の音楽教室、アイゼナハ音楽院でトラヴェルソを教えています。
昨日もレッスンに行ってきました!

昨日は、お盆ということもあってか、他のクラスは全てお休み(!)で、レッスンを入れたのは私だけだったようです。

ほんとにし~んとしたフロアのど真ん中の、広いホールを使わせていただきました。

アイゼナハ音楽院は、御茶ノ水という立地の良さもさることながら、内装がきれいで気持ちよいですし、教室全体にも活気があります。
またレッスン日も毎月、講師と相談して決められます。

私は現在、主に水曜日と木曜日の夕方~夜にかけてレッスンをしています。
生徒さんは、今まで独学でトラヴェルソをやっていた方や、リコーダーはやっていたけれどもトラヴェルソは全く初めて、という方などがいらしています。

横笛系が全く初めての方や、楽器を習うこと自体が初めてという方でも、丁寧にレッスンいたします。
一緒にトラヴェルソでバロック音楽を楽しみましょう!

アイゼナハ音楽院ホームページ↓
http://eisenach.jp/

2014年8月5日火曜日

発表会

話が前後しますが、7月26日に、私の生徒さんたちの発表会をしましたので、それについて書いておこうと思います。
今回も、入間市文化創造アトリエ・アミーゴのスタジオ棟で行いました。

参加したのは、モダン・フルート5人、トラヴェルソ2人、ヴァイオリン1人(他の先生の生徒さん)でした!
曲も、”ざわわ・・”の「さとうきび畑」から、オトテールのデュオまでと幅広く、楽しんで聴ける内容だったと思います。

毎回、私がそれぞれの生徒さんの演奏前に、その方や曲についての紹介をしてから吹いてもらっています。
できれば、生徒さん自身の気持ちを直接聞いてもらいたいと思って、何か言ってほしいことがある方は、文章にして送ってください、と前もってお願いしていて、毎回数人の方はご自分で書いてくださいます。

ですが(!)、発表会の当日は、先生兼主催者としてはとてもやる事が多い(ちょくちょく生徒さんの伴奏を吹き、最後には講師演奏のような事もする)ので、これからは、生徒さん自身に何か言っていただいてから吹いてもらおうかなぁ、、、などと思った今回でした。

次はいつやるか未定ですが、みなさんが目標に出来て、楽しかったと思える発表会にしていきたいと思います。

プログラムは下記です。(お名前は省略)

*フルート(講師とデュオ)                      
G.F.ヘンデル / 調子の良い鍛冶屋

*フルート(講師とデュオ)
 アイルランド民謡 / アニーローリー

*フルート(ピアノ伴奏付き)
 寺島尚彦 / さとうきび畑

*生徒さん同士のフルートデュオ(ピアノ伴奏付き)
A.シモネッティ / マドリガル

*ヴァイオリン(ピアノ伴奏付き)
G.H.フィオッコ / アレグロ

*フルート(ピアノ伴奏付き)
F.J.ハイドン / セレナーデ

*フルート(ピアノ伴奏付き)
G.フォーレ / シシリエンヌ
 
*トラヴェルソ(講師とデュオ)
J.B.deボワモルティエ / 組曲 ニ長調 作品22-1 より
 
*トラヴェルソ(講師とデュオ
J.-M.オトテール / デュオ ロ短調 作品4 より
    
*ピアノ伴奏者の方によるソロ
F.リスト / ため息
 
 
*講師&ゲストによるフルートデュオ
C.ビゼー / カルメン組曲 より
   




2014年8月3日日曜日

バロックの午後

今日は、飯能市のカフェ美杉で、”バロックの午後”と題したコンサートの日でした。

私としては、こちらのカフェで演奏させていただくときは、美杉さんのケーキセットも目玉だと思っているので、演奏もケーキも楽しんでいただけとしたら嬉しいです。


モイセルという人のコンチェルトを、おそらく本邦初演ということで演奏しましたが、なかなか好評でした!
モイセルは、ドイツのゴータの宮廷で活躍したリュート奏者で、1728年に亡くなったということが分かっているだけで、あとはあまり詳しいことが分からない人です。
3人で色々と話し合いながら曲作りをしましたが、やはり演奏してよかったと思います。


さて、実は8月9日(土)にも、御茶ノ水のアイゼナハ音楽院という音楽教室のホールで、ほとんど同じプログラムで演奏会があります。

モイセルのコンチェルトをお聴きになりたい方、ぜひお越しいただければ幸いです!

                             ***


マンスリーコンサートNo.32

バロックの午後 

201489日(土)17時開演

アイゼナハ音楽院、アイゼナハ・ホール

(ギターワークショップ・アンダンテ上階3F)

18世紀前半のフランス・バロック音楽を中心に、当時使われていたタイプの古楽器で演奏します。

夏の午後、古楽器の音色に耳を傾けにいらっしゃいませんか?


演奏:新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、矢口麻衣子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、佐藤亜紀子(リュート)

プログラムF.クープラン/恋のうぐいす、J.-M.オトテール/組曲ニ長調op.5-3,ホ短調op.2-4M.マレ/ヴィオル曲集第3巻組曲ト短調より、モイセル/コンチェルト 他

入場料:3000(飲み物、茶菓子付き)

ご予約はアイゼナハ音楽院(アンダンテ)へ… 
Tel 03-5281-0925
アイゼナハ音楽院(アンダンテ)
千代田区神田小川町3-16 鈴木ビル2F
神保町駅A-5より 徒歩3分

御茶ノ水駅より 徒歩5分
新御茶ノ水駅B-3より 徒歩4分
ホームページ http://eisenach.jp



2014年7月14日月曜日

オグミオス

昨日はなんと合唱の本番でした!
”中世の移動ド”という講座を受講している人達の中から有志の人で集まった合唱団です。
実は高校の時は合唱部だったわたくし、(でも1年でやめてしまいましたが・・・)
久々の合唱は楽しくもあり、喉の衰えを感じてもどかしくもあり・・・。

”中世の移動ド”講座では、”Ut, Re, Mi, Fa, Sol, La"という6音(Siがない)で出来ている音階を駆使して主に1500年代の音楽を移動ド唱法で歌い、用いられいてる教会旋法の勉強などをしています。
この移動ド唱法は、実際に当時の人達が曲を覚えるときに用いていた歌い方だったそうですが、
初めは何とも難しくしょっちゅう頭に??が浮かんでいました。
今でも、分かったとは言い難いですが、石の上にも三年かと思って、続けています。


それはさておき、合唱自体はやはり楽しく、歌はやっぱり一番根源的な音楽表現であるような気がしました。
たまには楽器を置いて歌ってみるのもよいですね。


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2014年7月8日火曜日

スコラ・カントールムのマタイ受難曲

7月6日、スコラ・カントールムという合唱団のマタイ受難曲の演奏会に参加しました。

スコラ・カントールムさんには今までも何度か演奏で呼んでいただき、毎回貴重な経験をさせていただいています。

今回も、指揮の野中裕さんを始めとする団員の皆さんの素晴らしい情熱で、とてもよいコンサートになったと思います。

私自身も、緊張感を持ちながらも楽しんで演奏できた本番でした。

7月は、あと、24日に練馬文化センターで「プラテ」というラモーのオペラにのっています。
蛙が主役(!)の、笑えるコメディーだけど実はちょっと切ないストーリーです。

主催のジョイ・バレエストゥーディオのサイトです。↓
http://joy-ballet-studio.com/

今年はラモーの没後250年のメモリアル・イヤーです。
この機会にラモーのオペラをご覧になりませんか?

2014年5月29日木曜日

バロックの午後 in Cafe Misugi 

コンサートのお知らせです。

8月3日(日)、飯能市のカフェ美杉さんでコンサートを行います。
今回は、フランスのバロック音楽を中心に、当時フランスで使われていたタイプの楽器とピッチで演奏します。

ピッチは、A=392Hzで、モダン楽器のピッチよりなんと全音も低いことになります。
渋くて美しいバロック音楽を、聴きにいらっしゃいませんか?

カフェ美杉さんの美味しいケーキセット付で、休憩時間はケーキを楽しみながらご歓談いただけます。
ぜひ皆さまのご来場をお待ちしております!



バロックの午後 

in Cafe Misugi

201483日(日)昼の部 13時開演12時半開場)

              夕の部 16時開演 (15時半開場

                  (各回約20席。ご予約はお早めに!)
 
 

演奏:新井道代(バロック・フルート)、矢口麻衣子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、佐藤亜紀子(リュート)
プログラムF.クープラン/恋のうぐいす、J.-M.オトテール/組曲ニ長調op.5-3,ホ短調op.2-4M.マレ/ヴィオル曲集第3巻組曲ト短調より、モイセル/コンチェルト 他
*昼の部との部は同じ内容です

入場料:2500(ケーキセット付き)

ご予約はCafe Misugi(カフェ美杉)へ… 
Tel 042-972-1747

カフェ美杉 飯能市美杉台1112
飯能駅南口から西武バス”美杉台ニュータウン行き”
「美杉台公園」下車、徒歩2分。
カフェ美杉ホームページ:http://www.ne.jp/asahi/cafe/misugi/


*演奏者プロフィール*

新井道代(トラヴェルソ)
東京音楽大学を経て同大学院フルート専攻修了。大学院修士論文「モダン・フルートによるバロック音楽演奏について」は高く評価され、日本フルート協会会報に掲載された。大学院在学中より、前田りり子氏の下でトラヴェルソの研鑽を積む。同大学で1年間助手を務めた後、オランダ,デン・ハーグ王立音楽院古楽科に留学。トラヴェルソをバルトルド・クイケン、ウィルバート・ハーツェルツェットの両氏に師事。2009年秋に同音楽院修士課程を修了し、帰国後はトラヴェルソを中心に様々な時代のフルートで演奏活動を行っている。また2010年より地元入間市で、「古楽器で楽しむバロック音楽inアミーゴ」を企画、開催している。ペアーレ埼玉フルート講師、アイゼナハ音楽院トラヴェルソ講師。

矢口麻衣子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
国立音楽大学楽理学科卒業。音楽学を高野紀子氏に、ヴィオラ・ダ・ガンバを 神戸愉樹美、平尾雅子の各氏に師事。ドイツ・ヴュルツブルク音楽大学にてヴィ オラ・ダ・ガンバをヤープ・テル・リンデン氏に師事。東京都調布市在住。


佐藤亜紀子(リュート)
 東京芸術大学音楽学部楽理科卒。在学中に左近径介氏と水戸茂雄氏にリュートの指導を受ける。ドイツ国立ケ ルン音楽大学でコンラート・ユングヘーネル氏に師事し、2000年にソリスト・ディプロマ取得。その後、スイスのバーゼル・スコラ・カントールムでホプキ ンソン・スミス氏に師事。2003年に帰国。同年より2010年3月まで東京芸術大学音楽学部古楽科教育研究助手を務める。2011年文化庁新進芸術家海外研修員としてスペインのバルセロナ高等音楽院にてシャビエル・ドゥラトーレ氏にバロックギターを師事。演奏では独奏や通奏低音奏者として様々な演奏家と共演している。「アンサンブル室町」「ラ・ストラヴァガン ツァ東京」「Seven Tears Consort」メンバー。2009年には台東区芸術文化支援制度対象事業として音楽物語「ジョン・ダウランド物語」をプロデュースし、好評を博した。また日本リュート協会の会員として、会報にリュートに関する様々なテーマの記事を執筆している。現在、アイゼナハ音楽院リュートクラス講師。アトリエ楽古主宰。

2014年3月24日月曜日

コンサート「親密な会話」、終了しました!

3月20日(木)、オペラシティ3階近江楽堂にて、テレマンの室内楽曲ばかり集めたコンサートを行いました。

その名もずばり(?)「親密な会話」。

何ヶ月も前に、このコンサートの曲決めなどをした後、みんなでご飯を食べている時にふと思いついたタイトルでした。
途中、曲は結構派手だったりするのに、このタイトルでよかったのか??などと思ったりもしましたが、最終的にはそれっぽい感じの演奏になっていたようで、まぁ、良かったようです。

今回は企画からリハーサル、本番と流れに乗って全てスムーズに楽しくでき、いつものことながら反省はありつつも、充実感を感じています。

特に、ソロのメトーディッシェ・ソナタでは、ゲネプロのときから、演奏しているのがとても楽しく、いつまででも吹き続けられるような気もしてくるような感じでしたが、終演後、お客様からも、お褒めのお言葉をいただいたりして、嬉しい限りでした。

またいつか聴いていただける日のために、また精進してきたいと思います !


















2014年1月30日木曜日

コンサートのお知らせ

3月20日(木)、東京オペラシティ3階 近江楽堂にて、テレマンの室内楽曲を集めたコンサートを行います。

トラヴェルソ、バロック・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロの編成で、「親密な会話」というコンサートのタイトルにしました。
でも実際は、結構派手な曲が多く、ちょっとギャップがあるかも??と思ったりしている今日この頃です・・・。
派手なところも、親密な感じのところも、うまく決められるよう、がんばりたいと思いますので、ぜひ
皆さまのご来場をお待ちしております。


親密な会話 
テレマンの室内楽曲を集めて

出演: 新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、小林瑞葉(バロック・ヴァイオリン)
     西谷尚己(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、伊藤一人(チェンバロ)

プログラム: Georg Philipp Telemann (1681-1767) /
                     トリオ ホ長調 (「音楽の練習帳」より)
        メトーディッシェ・ソナタ イ長調
        無伴奏ヴァイオリンのためのファンタジア第3番 ヘ短調
        コンチェルト第4番 ホ短調 (「6つのコンチェルトと6つの組曲」より)
        パリ四重奏曲第1番 ニ長調

2014年3月20日(木) 19時開演(18時半開場)
東京オペラシティ3階 近江楽堂
全席自由 3000円

チケットお取り扱い
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
近江楽堂松木アートオフィス 03-5353-6937
東京古典楽器センター 03-3952-5515
チケットご予約、お問合せ
コンサート事務局 メール telemann.concert@gmail.com





2014年1月3日金曜日

あけましておめでとうございます

12月はいくつか本番があったのですが更新しないままに新年になってしまいました!

昨年は、結婚したこともあり、私にとっては大きな変化の年でした。
演奏活動では、新しいアンサンブルや演奏家の方々との出会いもあり、
また、日本に帰ってきてから続けてきたことが、少しずつでも積み重なってきたのかな、と実感できた一年でした。

2014年も、より充実した一年になるよう、日々を大切に過ごしていきたいと思います。
とりあえず、元旦に立てた目標は
*脱力
*毎日コツコツ 
です!

今月は早速12日に浜松でロ短調ミサのコンサートがあります。
その翌日には、個人のお宅でコーヒーカンタータを演奏する仕事がありますので、
張り切っていきたいと思います!

今年もよろしくお願いいたします!