昨日は、生徒さん達に声をかけて行っている、アレクサンダー・テクニークの嶋村順子先生によるワークショップでした。
今回で、確か、5回目。私含めて5人が参加しました。
刻々と変化する自分の体の状態をどのように観察し、付き合っていくか、という所から話が始まりました。
なぜか楽器の練習になると”修行だ!”と思ってがんばってしまう人も多いと思いますが(私にもその傾向があり・・)、人間だから色々ある。
自分と仲良く、でもどの方向に進みたいのかはいつも考えながら、面白がってフルートライフを送れたら良いですよね。
順子先生のワークショップには、いつもそんなメッセージが込められている気がして、受けた後はまた新鮮な気持ちで楽器に向かえます。
そして今日は、奥多摩の高水三山に行ってきました。
都合のついた生徒さん3人(女性1人、男性2人)と行く予定でしたが、女性の方が体調不良で急きょ行けなくなり、両手にジェントルマン状態で行ってまいりました。
派手な(?)コースではないですが、所々やりがいがあって、楽しいコースでした。
今日は、ずっとストックを持って歩いてみました。ストックが、腕の延長だと思って、肩甲骨のほうからグッと前に腕を出してみる。
4本足動物になった気分で、自分の手で地面を触るようなイメージで。
以前読んだ山の本で、山の地面を、地球の肌だと思って歩きましょう、と書いてあったのを思い出しました。
そう思ったら、ハードな場所でも、地球の上を歩いているのだなぁという気持ちが湧いてきて、あまり辛くありませんでした。
狭い練習室で練習しているだけでは学べないことが、一歩外に出てみるとたくさんあります。