この日は、私は菅きよみさんと、フラウト・トラヴェルソのデュオで、オトテールの「エールとブリュネット集」という曲集から演奏します。
昨日はリハーサルに行ってきました。
菅さんの演奏が本当に美しくて、うっとりを通り越して驚愕してしまいました・・。
尊敬する先輩のお一人である菅さんとデュオで出来るのは、私にとってはなんとも贅沢な時間です!
皆様にもこの贅沢な時間に加わっていただければ嬉しいです。
私達の後には、バロック・ヴァイオリンのデュオが出演されます。
10月9日まで視聴できる配信もあります!
フルート奏者、新井道代のブログです。バロック時代のフルート(フラウト・トラヴェルソ)を中心に、その他の時代の古楽器、また、モダン・フルートでも演奏活動を行っています。 トラヴェルソのワークショップも行っています(現在コロナのため休止中)。 トラヴェルソ、モダン・フルートともに生徒さん随時募集中です。
一昨日は、「古典派の知られざる室内楽曲を求めて ~vol.1 マンハイム楽派を中心に~」の演奏会、無事に終了いたしました。
演奏のことに集中していたからか・・・、写真が一枚も残っていませんでした・・・!
和やかな、実力派の共演者の皆さんに囲まれて、とても楽しく有意義な時間でした。
色々至らないところもあったと思いますが、ここからまた発展させていければと思います!
今回、選曲も結構時間をかけて行いましたが、”古典派”と一言で言っても、良く良く見てみると、それぞれの作曲家がすごく違っていて、そして20年くらいの時代の差でも、すごく音楽が変わるのだなと実感しました。
まだまだ私の知らない奥深い世界がありそうです・・。
せっかく同じような興味を持つ仲間がいてくれるので、しばらく続けられたらと思っています!
御来場いただいた皆様、応援して下さった皆様、有難うございました。
明後日、9月12日は「古典派の知られざる室内楽曲を求めて vol.1 マンハイム楽派を中心に」の日です!
古典派の森を探検しにいらっしゃいませんか?
まだまだ暑い日が続きますね・・💦
なかなか体に堪えます。
今日は、9月12日に行う演奏会、「知られざる室内楽曲を求めて ~vol.1 マンハイム楽派を中心に~」の話題を・・。
”マンハイム楽派”という名前はお聞きになったことがあるでしょうか?
主に、18世紀半ばにドイツ南西部のマンハイム宮廷に創設された楽団で活動していた音楽家たちのことを総称してそのように呼びます。
では、一体どのような楽団だったのでしょうか?
17世紀の三十年戦争などで大きな被害を受けたマンハイムは、プファルツ選帝侯カール3世フィリップがこの地に宮廷を移したことにより発展し、町は活気づきました。
1743年に後を継いだカール・テオドールは、様々な文化を振興しますが、とりわけ音楽に情熱と予算を注ぎます。
国外から一流の音楽家を集め、国内の音楽家も養成し、あらゆるジャンルの優れた作品を取り寄せては、自分の楽団にそれを演奏させました。
よく訓練されたこの楽団は、当時、最大で最高の楽団と称えられ、「音楽を聴くならマンハイムに行くしかない」と言う人もいたほどだそうです。
宮廷ではほぼ毎日、室内楽が演奏され、時にカール・テオドール自ら、フルート、クラリネット、チェロなどを演奏したそうです。
新興の地に国内外から集まった音楽家の生み出す多様性に溢れた音楽は、若きモーツァルトをも魅了し、やがて革命前夜のパリ、産業の発展に沸くロンドンにも伝えられて、同世代、次世代の音楽家に大きな影響を与えました。
マンハイム宮廷は、1778年に、カール・テオドールがバイエルン選帝侯を継承したことにより、ミュンヘンに移されることとなり、その求心力を失いました。
音楽もまた、実際に人々の耳に聴かれることはなくなりましたが、そのエッセンスは確実に次世代へと引き継がれていきました。
9月12日の演奏会では、マンハイム楽派の音楽を中心に、同時代にウィーンで活躍したホフマイスター、イタリア人、ボッケリーニの作品などもあわせてお楽しみいただきます。
皆様のご来場を心よりお待ちしております!
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古典派の知られざる室内楽曲を求めて
~ vol.1 マンハイム楽派を中心に ~
昨日は、生徒さん達の「夏のおさらい会」でした!
発表会は年に1回の割合で行っていますが、もう少し頻繁に発表の機会があってもいいかも?と思って、前回の発表会の半年後ということで、行ってみました。
合宿に行ったばかりの方たちもいて、いつにも増して和気あいあいとした雰囲気でした!
皆さんが楽しそうにしているのを見て、私も嬉しかったです。
最後にみんなで記念撮影📷
一昨日、昨日と、蓼科で生徒さん達と初めての合宿でした!
生徒さんのお一人が持っていらっしゃる山荘をお借りして、 フルート(トラヴェルソ)のレッスン、伊藤一人さんによる通奏低音の基礎講座、嶋村順子さんによるアレクサンダー・テクニークのワークショップと、2日間(実質1日?)にギュッと詰まった合宿でした。
何より環境が素晴らしかった・・。皆様のご来場をお待ちしております!
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緑葉よ、萌え出づれ Feuillages verds naissez
~フランス・バロックの世俗歌曲~
【演奏】夏山美加恵(歌)、菅きよみ、新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、森川麻子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、佐藤亜紀子(テオルボ)
【入間公演】
古楽器で楽しむバロック音楽 in アミーゴ! Vol.13
2023年11月5日(日)14時開演(13時半開場)
会場:入間市文化創造アトリエ・アミーゴ ホール
(入間市仏子766-1。西武池袋線仏子駅北口徒歩5分)
入場料:3000円
チケットご予約、お問合せ:コンサート事務局 メールbaroque.office@gmail.com
電話 050-7132-0903
チケットお取り扱い:入間市文化創造アトリエ・アミーゴ 電話 04-2931-3500
後援:入間市教育委員会
【日暮里公演】
2023年11月6日(月) 昼公演 14時開演(13時半開場) 夜公演 19時開演(18時半開場)
会場:日暮里サニーホール コンサートサロン
(荒川区東日暮里5-50-5 ホテルラングウッド4階 。JR日暮里駅南改札口より徒歩2分)
入場料:4000円
チケットお取り扱い:tiget https://tiget.net/events/259204
チケットご予約、お問合せ:コンサート事務局 メールbaroque.office@gmail.com