2016年12月31日土曜日

コンサートご報告

今年も残すところ、あと数時間となりました!

今年は、ワークショップも演奏活動もとても充実した1年を過ごすことが出来ました。

11月、12月のコンサートを振り返ってみたいと思います。

11月19日には、入間市のマリンバ奏者、安藤円さん主催のジョイントコンサートに出演させて頂きました。
主にモダン・フルートとマリンバでのデュオ演奏でしたが、一部、古楽器(19世紀の”トゥルー”という楽器)を用いて、F.クープランの”恋の小夜啼き鳥”や、アイリッシュソングス・メドレー(安藤さんの素敵なアレンジによる)を演奏しました。


マリンバとのデュオは初めてでしたが、安藤さんの柔軟な演奏でとても気持ちよく演奏させて頂きました。

安藤さんはご自身のスタジオで毎月のようにこのような演奏会を催されていて、10年来のお客様などもいらっしゃり、とても素敵な演奏活動の形だなと思いました。



12月17日は、古楽研究会OrigoのSpace1Fにて、東日本大震災チャリティコンサートに出演しました。
フラウト・トラヴェルソ、バロック・オーボエ(杉本明美さん)、バロック・ヴァイオリン(小田切弘美さん)、チェンバロ(伊藤一人さん)で、シャフラート、テレマン、クヴァンツらの作品を演奏しました。
クヴァンツのトリオ・ソナタや、テレマンの”ターフェル・ムジーク”からの四重奏曲など、曲は知っていたけれども、コンサートでは演奏したことのなかった曲に取り組めて良かったです。





そして12月28日には、中野のSPACE415にて、”年の瀬コンサート”がありました。
このコンサートは自主企画ということで、色々と心配事もありましたが、やはり終わってしまうとあっという間で、楽しかったな~、という感想が第一です。
いつも一緒に演奏していただいているチェンバロの寺村朋子さんに加えて、ガンバの品川聖さん、バロック・ヴァイオリンの宮崎桃子さんという、初めてご一緒するお二人とも、かなり打ち解けられて、演奏も安心しながら楽しむことが出来たと思います。

演奏には色々と反省もありますが、また回を重ねるごとに良くなっていけるのでは、という手ごたえを感じるような本番でした。



















1月は、8日に慶應義塾大学コレギウム・ムジクム・古楽アカデミー・オーケストラ演奏会、そして22日にすみだトリフォニーホールで、モーツァルト記念合唱団によるJ.S.バッハ「ロ短調ミサ」の演奏会に出演します。

来年も、自分のやりたいことを形にしていけるように、前に進んでいきたいと思います。

来年もどうぞよろしくお願いいたします!


2016年12月4日日曜日

年の瀬コンサート

演奏会のご案内です。


12月28日(水)に、中野のSPACE415にて、「年の瀬コンサート」と題した演奏会を行います。

トラヴェルソ、バロック・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロでファッシュ、テレマン、C.P.E.バッハなどを演奏します。

SPACE415は、演奏者と客席が近い、アットホームな会場です。
是非お気軽にお出かけ下さい。

夕の部の終演後には、懇親会(忘年会?)も予定しています。
こちらもよろしければ、是非ご参加下さい!

すでにリハーサルが始まっていますが、とても楽しいコンサートになりそうです。
皆様のお越しをお待ちしております!


****

年の瀬コンサート in SPACE415 
~ドイツ・バロックの室内楽曲を集めて~
J.F.ファッシュ:トリオ・ソナタ ト長調
G.P.テレマン:「ハンブルク四重奏曲集」より コンチェルト第2番 ニ長調
G.P.テレマン:「無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア」より ト長調
C.P.E.バッハ:トリオ・ソナタ ロ短調 Wq143   他


新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、宮崎桃子(バロック・ヴァイオリン)
品川聖(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、寺村朋子(チェンバロ)


2016年12月28日(水)
昼の部 13時30分開演(13時開場) 

夕の部 17時開演(16時半開場)*夕の部は終演後、演奏者も含めての懇親会があります。ぜひご参加下さい。

会場:SPACE415
 http://space415.info/
(中野区新井2-48-12。JR中野駅北口徒歩12分、西武新宿線野方駅よりバス5分)
地図をFAX、メールでお送りすることもできます。お問合せ下さい。

全席自由 3000円


2016年12月1日木曜日

古楽研究会チャリティコンサート

気温が日によってかなり違う日が続きますね。
昨日はかなり寒かったので、今日はしっかり厚着をして出かけたら、あまり寒くありませんでした・・・。

さて、12月17日(土)に、要町の古楽研究会SPACE1Fにて、東日本大震災のチャリティコンサートに出演します。

もう67回目ということで、長く続いているコンサートです。

今回は、トラヴェルソとバロック・オーボエ、バロック・ヴァイオリン、チェンバロでテレマンやクヴァンツなどドイツものを中心に演奏します。

入場料は500円で、全額義援金として寄付させて頂きます。

ご都合よろしければ、ぜひお越しください。


***
器楽の饗宴~baroque~ 
~ 東日本大震災チャリティ ワンコイン・コンサート♯67 ~ 

J.J.クヴァンツ(1697-1773) トリオソナタ ハ短調  
C.シャフラート(1709-1763) トリオソナタ ト短調  
G.P.テレマン(1681 -1767) ターフェルムジーク より 四重奏曲ト長調 TWV43:G2 
 
トラヴェルソ        新井 道代           オーボエ     杉本 明美 
ヴァイオリン     小田切 弘美         チェンバロ        伊藤 一人 
 
日 時:2016 年12 月17 日 (土) 15 : 00 開演(14 :30 開場)  
会 場 :古楽研究会 Space1F            
東京都板橋区中丸町 10-1  古楽研究会ビル 1 階 (有楽町線要町駅徒歩10分)

入場料 :500 円(募金箱もあり) ※すべてを義援金として寄付します
 お問合せ:03-3530-6224/090-3573-8731 (古楽研究会 Origo et Practica)

主 催: 古楽研究会 Origo et Practica   http://space1f.jp/  http://www.origoetp.gr.jp/

2016年11月28日月曜日

ワークショップの感想

少し時間が経ってしまいましたが、11月13日に第7回トラヴェルソ・ワークショップを行いました。

この日は全く初めて参加される方も、リピーターの方もいらっしゃって、また有意義な時間を過ごさせて頂きました。

リピーターの方お二人にお願いして、ワークショップの感想を書いていただきましたので、ここに載せさせていただきます。

***

【Oさんより】

指使いと息使い
ほっこりと温かい音のトラヴェルソです。それでも音階を出すと、指使いや息使いで音をつくる大変さと面白さに身体はオロオロと大忙しです。
新井先生は丁寧にお手本を示して、イメージだけでなく具体的な方法を説明してくださいます。

バロック音楽の理解
トラヴェルソでどのように表現するのか、バロック時代の歴史 お勧めの楽譜集 参考になる書籍まで、レベルに合わせて教えてくださいます。
自分で学ぶ方法が理解できます。

楽器の使用
新井先生がお使いの楽器を演奏させてくださいます。製作者やモデルが異なり、様々な響きや音色を聴く事ができる貴重な時間です。
木管大好きには興味津々でワクワク気分です。

グループワーク
参加者の演奏している姿や音を注意深く観て聴いて、できている事はしっかりと認めてくださいます。できていない事はどのように困っているかを受け止めて、解決策を共に考えてくださいます。
新井先生や参加者と共に演奏し、音やリズムを合わせる事で多くの気付きや学びができます。グループワークだからできる事です。
少しでも音やリズムが合い、できると実感するとまた参加したいなと思います。

***

【Fさんより】

初めてトラヴェルソを聴いたのは今から約25年前で、当時の先生(モダン)がクイケンとズーンのCDを勧めてくださいました。

それまで「それが当然(無知ゆえ)」と思って聴いていたピアノのバッハ曲を、本来のチェンバロで聴いたとき受けた衝撃と同じくらい、トラヴェルソの素朴で美しい音にノックアウトされたのを覚えています。以来、銀の笛を練習しながらも、聴く楽曲は古楽器編成によるものの方が断然多くなりました。


トラヴェルソは、今でこそだい分身近になりましたが、ピッチも違うし、本物も楽器屋さんで見たり触ったりしたことがなかったので、遠い憧れの存在のままでした。
半年前、娘のフルート教室を探しておりましたら、偶然にもトラベルソ・クラスが都内で何カ所あることを知り、そのひとつが新井道代先生のレッスンでした。
何の迷いもなく、参加させていただきました。
右も左も分からない素人に、道代先生は手取り足取り、イロハから教えてくださいました。
とても分かり易く、優しく、モタモタしていても待って下さり、丁寧なご指導には感謝しきれません。
また、楽器も幾つもあって、吹き比べをし面白かったです。

長年の憧れだったトラヴェルソの音は、丸みがあってやわらかでした。
運指が違うので、ミス多発ですが、レッスンが終わる頃には、マタイの短いフレーズが合奏できて、感動的でした。

約250年も前に演奏された曲ってこんな音だったのかな…装飾が案外難しい…ビブラートは?…興味は尽きません。

木と風が作る音色は耳障りが良く、何とも幸せな気持になります。
楽しい90分、あっという間に過ぎました。続けていきたいと思っています。




2016年11月12日土曜日

西南学院マタイ受難曲

11月5日、6日と福岡の西南学院大学が主催しているマタイ受難曲公演に参加してきました。

合唱はこの公演のために集まったという、総勢160名という大所帯の合唱団でしたが、ドイツ語も深く研究されていて(メンバーに言語学者の方がいらっしゃるとのこと)、歌にもとてもまとまりがあって、素晴らしかったです。

オーケストラは福岡在住の方を始め、関西や東京、海外などから集まっていて、とても刺激的でした。
特に各楽器の首席には凄腕の方が集まっていて、そのような方の演奏を同じステージ上で間近で聴けるのは、いつも、役得だなぁ~などと思います・・。

今回は、私は前田りり子先生の隣で吹かせていただきましたが、オーケストラで隣で演奏させていただくのは久しぶりで、先生のパッションと優しさに、じんわりした1週間でした。

そして本番は、客席とステージが一体となるような温かい雰囲気で、参加できて良かったなぁとしみじみと思いました。












約1週間も福岡にいたのに、ほとんど写真を撮りませんでした・・・。
が、美味しいものはたくさんたくさん食べてきました!
帰ったら、家族に、顔が丸くなったと言われるくらい・・・。



一人とんこつラーメン。










さて、次の本番は11月19日です。
なんとマリンバとフルートの二人でデュオで演奏します!
地元、入間市のマリンバ奏者、安藤円さんが主催するコンサートです。
主にモダン・フルートで演奏しますが、少しだけ古楽器も演奏します。
お近くでしたらぜひ遊びにいらして下さい♪

***

ジョイントコンサート
11月19日(土)14時~ (30分前よりティーサービスがあります)

シュテックメスト:歌の翼による幻想曲
J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番より
浜辺の歌、ふるさと、アイリッシュソングスメドレー 他

フルート:新井道代
マリンバ:安藤円

ドリンク付き1500円

会場:入間市小谷田 リビン・ザ・ハート
リビン・ザ・ハートのサイト





2016年10月20日木曜日

木香職人ライブ

10月16日には、ルネサンス・フルートでの”音楽の秘宝”公演が無事に終了いたしました!
会場の3階音楽室は、気持ちの良い空間で、響きも心地よかったです!
普段はバロック・フルートでバロック音楽を演奏することが多いので、その一時代前のルネサンス音楽を演奏することは、歴史の連なりが感じられて、とても勉強になります。
準備や勉強にとても時間がかかりますが、当時の世俗曲など、とても楽しい曲もたくさんあり、また色々とやっていけたらと思います。


さて、秋は色々なフルートで様々な演奏会があるのですが、次は10月26日(水)に、古楽器による木管五重奏、木香職人+(もっこうしょくにんプラス)のライブがあります!

ルネサンスからは一気に300年ほどワープ(!?)して、18世紀末~19世紀前半に用いられていた8鍵式フルート(キーが8個ついている)で演奏します。

木香職人+の本番は2年ぶりです。
昨日、リハーサルがありましたが、とっても楽しいものになりそうで、わくわくしています。

会場は新宿・歌舞伎町の居酒屋、”でんぱち”さんです。
昭和な雰囲気ただよう、色々おいしいお店です。

ぜひぜひお越しくださいませ。

***

木香職人+ でんぱち投げ銭ライブ 

10月26日(水) 19時半開演

【出演】新井道代(フルート)、杉本明美(オーボエ)、横田揺子(クラリネット)、大貫ひろし(ホルン)、永谷陽子(ファゴット)
【プログラム】モーツァルト:キラキラ星変奏曲、ダンツィ:五重奏曲 ト短調 op.56-2、カンビーニ:五重奏曲 ニ短調、 モーツァルト:ディヴェルティメント 他

【会場】でんぱち新宿店 (新宿区歌舞伎町1-15-8 丸雄ビル2階)

ご注文いただいた飲食代と、演奏者への投げ銭をお願い致します。

【ご予約】でんぱち新宿店 Tel 03-3200-8003



2016年10月9日日曜日

音楽の秘宝

10月3日の小金井でのコンサートでは、たくさんのお客様にお越しいただき、
緊張感のある中にも、楽しんで演奏してきました!

次は10月16日(日)に、ルネサンス・フルートでの演奏会があります。

ルネサンス・フルート3本と歌で、ルネサンス・フランドル楽派に焦点をあてて、
オケヘムとその後輩たちの作品を取り上げます。

昨年から活動を始めたアンサンブルで、毎回のリハーサルでは色々と話し合いながら、
勉強をしながら進めています。

ルネサンス音楽とバロック音楽の大きな違いの一つは、バロックが”旋律”と”通奏低音”という、言ってみれば”主役”と”脇役”(実際はそうでもなかったりもするのですが・・。)に分かれているのに対して、ルネサンス音楽はどの声部も対等で、それらが絡み合い音楽を作っていくという点です。

特にフルート同士のような同属楽器でのコンソート(アンサンブルの事。コンサートではありません!)では、織物の表面のように、どれがどの声部か見えたり見えなくなったり、それを追いかけているうちに曲の高みへと押し上げられていくような感覚を味わっていただけるのではないかと思います。

”ルネサンス”と聞くと遥か遠い昔の事、音楽もいかめしいのでは、と思っている方にも、
その美しさと楽しさを感じていただける演奏会にしたいと思います。

***
音楽の秘宝
ルネサンス・フランドル楽派 オケヘムと後輩たち

10月16日(日) 昼の部 ・開演13:00(開場12:30) 夕方の部・開演16:00 (開場15:30)
* 同一プログラム2回公演
* 休憩なし・演奏時間1時間程度のコンサートです。

【会場】 
3F・音楽室(東京都渋谷区 千駄ヶ谷2-10-1、JR総武線千駄ケ谷駅下車 徒歩7・8分)

全席自由 2500円
* チケットレス公演です。ご予約を承ります。

【プログラム】
オケヘム:: Mort, tu as navré / Ma bouche rit / Presque transi
ジョスカン:: Adieu mes amours / La plus des plus
ド・ラ・リュー:: Secretz regretz 他

【出演】
ルネサンスフルート:相川郁子・新井道代・熊澤美華子
歌:乙顔有希

【お問合せ】
renaissance.minima@gmail.com
080-7951-9378



2016年9月23日金曜日

小金井での演奏会

コンサートのお知らせです。

10月3日(月)、小金井宮地楽器ホールにて、古楽器による室内楽の演奏会に出演します。
アンサンブルの曲からそれぞれの楽器のソロまで、聴きごたえのあるプログラムになっています。
武蔵小金井駅からすぐの会場ですので、お時間ございましたら是非お運びください。


***


古楽器で楽しむバロック室内楽ひととき
2016年10月3日(月)19時開演(18時半開場)

小金井宮地楽器ホール 小ホール
(JR中央線「武蔵小金井駅」南口 徒歩1分)

全席自由 2800円

【プログラム】
テレマン:パリ四重奏曲 ホ短調
ラモー:クラヴサンコンセール第5番 ニ短調
ルベル:舞踏様々
ブラヴェ:フルートと通奏低音ためソナタ ロ短調 op.3-2 他

【出演】
新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、小池はるみ(バロック・ヴァイオリン)、矢口麻衣子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、寺村朋子(チェンバロ)

【お問合せ、ご予約】 m1aytn*pc.email.ne.jp(*を@に変換) (矢口)

2016年8月22日月曜日

第5回ワークショップ行いました

昨日、8月21日(日)に第5回のトラヴェルソ・ワークショップを行いました!

今回は、既にトラヴェルソを吹いている方も、全く初めての方もご参加いただきましたが、
良い具合に、お一人お一人への提案と、音を聴き合ってのアンサンブルができたかなと思います。

トラヴェルソ初体験の方は、いままでCDなどでしか聴いた事のなかったトラヴェルソを実際に演奏されて、とても感動しておられました。

モダン・フルートとはまた違った、メカニズムに頼らずに自分で音を作って行くその”ローテク”さに驚かれていましたが、経験者の方が、「そこが楽しいんですよ」とフォローしてくださったりで、グループでのワークショップならではの楽しい時間でした。

私自身も、皆さんがトラヴェルソに初めて触った時の感動や驚きを目の当たりにして、自分がトラヴェルソを始めた時の新鮮な気持ちを思い出しました!

次回は、10月23日(日)13時~15時で、専門家クラス②を行います。
このクラスは、トラヴェルソを吹いたことのある、音大生や音大卒業生を対象にして、ボワモルティエのやさしい曲を通して、フランス・バロック音楽の演奏様式に触れます。
原則としてはトラヴェルソ経験のあるプロフェッショナルの方対象ですが、その他の方でご参加ご希望の方がいらっしゃればご相談に応じますので、どうぞお問合せ下さい。


***


フルート奏者のための 
トラヴェルソ・ワークショップ
2016後半期

普段はモダン・フルートを吹いている方のための
トラヴェルソ体験講座です。

【日程】 
6回 1023日(日) 専門家クラス②13:0015:00
7回 1113日(日) 一般クラス 13001445, 専門家クラス①15:0016:45
8回 1218日(日) 専門家クラス② 13:0015:00

一般クラス趣味としてフルートを演奏されるためのクラス
専門家クラス①音大等でフルートを専門的に勉強している方、または勉強した方でトラヴェルソは未経験の方のためのクラス
専門家クラス②音大等でフルートを専門的に勉強している方、または勉強した方で、既にトラヴェルソ・ワークショップに参加した事のある方。または、トラヴェルソを吹いたことのある方。

*各回定員4名。楽器は一人一本を無料でお貸しします。一回のみの受講も、複数回の受講も可能です。
*楽譜、資料なども全てこちらでご用意します。

【内容】
〈一般クラス、専門家クラス①〉楽器の説明や音階を吹いてみることから始め、バロックのやさしい曲を演奏してトラヴェルソを体験します。
〈専門家クラス②〉ボワモルティエの組曲op.22を通して、フランス・バロック音楽の演奏様式を学び、トラヴェルソの体験をさらに深めます。

【受講料】
〈一般クラス、専門家クラス①〉3000/ 1
〈専門家クラス②〉3500円 / 1回 (ともに楽器レンタル代、資料代込)

【会場】アトリエ・ソノーロ 1600022 新宿区新宿281新宿セブンピル603
       地下鉄丸の内線「新宿御苑前」駅より、徒歩3(お申込み頂いた方には地図のリンクをお送りします)

【講師】 新井道代
東京音楽大学を経て同大学院フルート専攻修了。大学院修士論文「モダン・フルートによるバロック音楽演奏について」は高く評価され、日本フルート協会会報に掲載された。同大学で1年間助手を務めた後、オランダ,デン・ハーグ王立音楽院古楽科に留学。2009年に同音楽院修士課程を修了し、帰国後は古楽アンサンブル、オーケストラを中心に演奏活動を行う。バッハ・コレギウム・ジャパンのマタイ受難曲公演に度々参加。2012年東京音楽大学公開講座「音楽のことば」フルートクラス講師。また、雑誌「季刊リコーダー」にバロック音楽に関する記事をたびたび執筆している。これまでにモダン・フルートを、相澤政宏、梅津正好、植村泰一の各氏に、トラヴェルソを前田りり子、バルトルド・クイケン、ウィルバート・ハーツェルツェットの各氏に師事。ぺアーレ埼玉フルート講師、アイゼナハ音楽院トラヴェルソクラス講師。
ホームページ http://www.michiyoarai.net/


【お申し込み】 各開催日の1週間前までに、お名前、希望クラス、簡単な音楽歴をお書きの上 michiyo0104*gmail.com (*を@に変換)までメールでお申し込み下さい。

*定員になり次第締め切ります。 
*1週間前を切ってもお申し込み頂ける場合がありますので、ご遠慮なくお問合せ下さい。


こちらに今までのワークショップの事などを書いていますのでご覧ください。
ブログ内ワークショップの記事




2016年8月6日土曜日

デュファイ祭

昨日は”デュファイ祭”という、ギョーム・デュファイの619回目(!)のお誕生日を祝うコンサートに参加してきました。

留学前に師事していた前田りり子先生に誘っていただき、ルネサンス・フルート3本でデュファイの声楽曲をフルート・コンソート(アンサンブル)で、吹いてきました。

他にも、合唱やブロークン・コンソート(様々な楽器でのアンサンブル)の色々なグループが、全てデュファイの作品を演奏するという、私も初めて経験するような時間でした。

デュファイの曲、初めはなんだかとっつきにくかったのですが、演奏したりデュファイばかり聴いたりしているうちに、だんだん馴染んできました。

古楽器を始めてから、音楽史の授業でしか知らなかった作曲家を実際に演奏する機会が増えて、楽しいです。



2016年7月29日金曜日

第4回ワークショップ終了しました

7月24日(日)に、第4回トラヴェルソ・ワークショップを行いました。

今回も皆さん熱心に参加して下さり、私もとても楽しかったです。

今回も、今年の前半からずっと用いている、バッハのマタイ受難曲からのコラールを題材に進めました。
まず音階などを練習して運指の確認などしてから、4つあるパートを一つずつ練習し、段々、一人一パートに分かれてアンサンブルができるようにしていきました。

音程の確認をしたり、重要な音とそうでもない音の区別について、通奏低音の読み方についてなどの話をしたりで、あっという間に終わってしまいました。


「トラヴェルソを吹いたことがあれば、モダンフルートでバッハなどを吹く時に、アプローチの仕方が変わるかもしれない」という感想を言ってくださった参加者がいらっしゃいましたが、それは本当にそうだと思います。

例えば、今回も皆さん、クロスフィンガリングという指使いの工夫で作る音で苦労されていましたが、もしこれからバッハの曲などに、このクロスフィンガリングを使う音を見つけたら、「あ、あの、息づかいの難しい、音程や音色にかなり気を使う音だな」と気が付くと思います。
もしそういうことを知っていたら、ある音をどうやって吹くか決めるときにイメージや選択肢が、より具体的になるのではないかと思います。
作曲家が見ていたものと同じものを通して楽譜を見たら、今までとは違った見方ができると思いませんか?


次回、第5回は8月21日(日)に行います。
一般クラス13:00~14:45、専門家クラス①15:00~16:45です。

皆様のご参加をお待ちしております!




* * *


フルート奏者のための 
トラヴェルソ・ワークショップ
2016後半期

普段はモダン・フルートを吹いている方のための
トラヴェルソ体験講座です。

【日程】 
5 821日(日) 一般クラス 13001445, 専門家クラス①15:0016:45
6回 1023日(日) 専門家クラス②13:0015:00
7回 1113日(日) 一般クラス 13001445, 専門家クラス①15:0016:45
8回 1218日(日) 専門家クラス② 13:0015:00

一般クラス趣味としてフルートを演奏されるためのクラス
専門家クラス①音大等でフルートを専門的に勉強している方、または勉強した方でトラヴェルソは未経験の方のためのクラス
専門家クラス②音大等でフルートを専門的に勉強している方、または勉強した方で、既にトラヴェルソ・ワークショップに参加した事のある方。または、トラヴェルソを吹いたことのある方。

*各回定員4名。楽器は一人一本を無料でお貸しします。一回のみの受講も、複数回の受講も可能です。
*楽譜、資料なども全てこちらでご用意します。

【内容】
〈一般クラス、専門家クラス①〉楽器の説明や音階を吹いてみることから始め、バロックのやさしい曲を演奏してトラヴェルソを体験します。
〈専門家クラス②〉ボワモルティエの組曲op.22を通して、フランス・バロック音楽の演奏様式を学び、トラヴェルソの体験をさらに深めます。

【受講料】
〈一般クラス、専門家クラス①〉3000/ 1
〈専門家クラス②〉3500円 / 1回 (ともに楽器レンタル代、資料代込)

【会場】アトリエ・ソノーロ 1600022 新宿区新宿281新宿セブンピル603
       地下鉄丸の内線「新宿御苑前」駅より、徒歩3(お申込み頂いた方には地図のリンクをお送りします)

【講師】 新井道代
東京音楽大学を経て同大学院フルート専攻修了。大学院修士論文「モダン・フルートによるバロック音楽演奏について」は高く評価され、日本フルート協会会報に掲載された。同大学で1年間助手を務めた後、オランダ,デン・ハーグ王立音楽院古楽科に留学。2009年に同音楽院修士課程を修了し、帰国後は古楽アンサンブル、オーケストラを中心に演奏活動を行う。バッハ・コレギウム・ジャパンのマタイ受難曲公演に度々参加。2012年東京音楽大学公開講座「音楽のことば」フルートクラス講師。また、雑誌「季刊リコーダー」にバロック音楽に関する記事をたびたび執筆している。これまでにモダン・フルートを、相澤政宏、梅津正好、植村泰一の各氏に、トラヴェルソを前田りり子、バルトルド・クイケン、ウィルバート・ハーツェルツェットの各氏に師事。ぺアーレ埼玉フルート講師、アイゼナハ音楽院トラヴェルソクラス講師。
ホームページ http://www.michiyoarai.net/


【お申し込み】 各開催日の1週間前までに、お名前、希望クラス、簡単な音楽歴をお書きの上 michiyo0104*gmail.com (*を@に変換)までメールでお申し込み下さい。

*定員になり次第締め切ります。 
*1週間前を切ってもお申し込み頂ける場合がありますので、ご遠慮なくお問合せ下さい。


こちらに今までのワークショップの事などを書いていますのでご覧ください。
ブログ内ワークショップの記事





2016年7月22日金曜日

バロック ア・ラ・カルト

またぼんやりしていたらあっという間に2週間近く経ってしまいましたが、7月10日にチェンバロの寺村朋子さんと松明堂音楽ホールにて、”バロック ア・ラ・カルト”と題したコンサートを行いました。

この日も暑い日でしたが、たくさんのお客様と素晴らしい共演者に恵まれて、良い一日になりました。

地元のホールなので、普段お世話になっている方々に聴いていただけて良かったです。

タイトルの通り、テーマは絞らず色々やったので、何を聴きに来たのかわからない感じになってしまうかなぁと思っていましたが、色々ある中にもまとまりがあってよかった、などとも言っていただき、一安心でした。

松明堂が今年で閉館なのは本当に残念です・・・。



2016年6月11日土曜日

トラヴェルソ・ワークショップ 2016後半期

今年1月から、もっと気軽にトラヴェルソに触れられる機会があればいいのにと思い、始めたワークショップ。
私自身が学生の頃、トラヴェルソってどこに行けば触れるのだろうと思っていたことを思い出したことがきっかけでした。
お陰様で1月3月5月とたくさんの方にご参加いただき、有意義な会をもつことができました。

今年の後半期の日程が決定しましたのでお知らせいたします。

後半期では、専門家クラスを①、②と二つ作り、①はトラヴェルソ未経験の方のためのクラス、②はすでにワークショップにご参加いただいた方、またはトラヴェルソを吹いたことがある方向けに、フランス・バロック音楽の演奏様式に触れるクラスとします。

一般クラスと専門家クラス①で扱う曲は、その都度、何回か参加して下さる方にも毎回違う内容になるように、変えていきたいと思いますので、ぜひ何度でもご参加ください。

たくさんの方のご参加をお待ちしております!


* * *


フルート奏者のための 
トラヴェルソ・ワークショップ
2016後半期

普段はモダン・フルートを吹いている方のための
トラヴェルソ体験講座です。

【日程】 
4 724日(日) 一般クラス13001445, 専門家クラス①15:0016:45
5 821日(日) 一般クラス 13001445, 専門家クラス①15:0016:45
61023日(日) 専門家クラス②13:0015:00
71113日(日) 一般クラス 13001445, 専門家クラス①15:0016:45
81218日(日) 専門家クラス② 13:0015:00

一般クラス趣味としてフルートを演奏されるためのクラス
専門家クラス①音大等でフルートを専門的に勉強している方、または勉強した方でトラヴェルソは未経験の方のためのクラス
専門家クラス②音大等でフルートを専門的に勉強している方、または勉強した方で、既にトラヴェルソ・ワークショップに参加した事のある方。または、トラヴェルソを吹いたことのある方。

*各回定員4名。楽器は一人一本を無料でお貸しします。一回のみの受講も、複数回の受講も可能です。
*楽譜、資料なども全てこちらでご用意します。

【内容】
〈一般クラス、専門家クラス①〉楽器の説明や音階を吹いてみることから始め、バロックのやさしい曲を演奏してトラヴェルソを体験します。
〈専門家クラス②〉ボワモルティエの組曲op.22を通して、フランス・バロック音楽の演奏様式を学び、トラヴェルソの体験をさらに深めます。

【受講料】
〈一般クラス、専門家クラス①〉3000/ 1
〈専門家クラス②〉3500/ 1回 (ともに楽器レンタル代、資料代込)

【会場】アトリエ・ソノーロ 1600022 新宿区新宿281新宿セブンピル603
       地下鉄丸の内線「新宿御苑前」駅より、徒歩3(お申込み頂いた方には地図のリンクをお送りします)

【講師】 新井道代
東京音楽大学を経て同大学院フルート専攻修了。大学院修士論文「モダン・フルートによるバロック音楽演奏について」は高く評価され、日本フルート協会会報に掲載された。同大学で1年間助手を務めた後、オランダ,デン・ハーグ王立音楽院古楽科に留学。2009年に同音楽院修士課程を修了し、帰国後は古楽アンサンブル、オーケストラを中心に演奏活動を行う。バッハ・コレギウム・ジャパンのマタイ受難曲公演に度々参加。2012年東京音楽大学公開講座「音楽のことば」フルートクラス講師。また、雑誌「季刊リコーダー」にバロック音楽に関する記事をたびたび執筆している。これまでにモダン・フルートを、相澤政宏、梅津正好、植村泰一の各氏に、トラヴェルソを前田りり子、バルトルド・クイケン、ウィルバート・ハーツェルツェットの各氏に師事。ぺアーレ埼玉フルート講師、アイゼナハ音楽院トラヴェルソクラス講師。
ホームページ http://www.michiyoarai.net/


【お申し込み】 各開催日の1週間前までに、お名前、希望クラス、簡単な音楽歴をお書きの上 michiyo0104*gmail.com (*を@に変換)までメールでお申し込み下さい。

*定員になり次第締め切ります。 
*1週間前を切ってもお申し込み頂ける場合がありますので、ご遠慮なくお問合せ下さい。


こちらに今までのワークショップの事などを書いていますのでご覧ください。
ブログ内ワークショップの記事

2016年5月24日火曜日

バロック ア・ラ・カルト

コンサートのお知らせです。

7月10日(日)、新所沢の松明堂音楽ホールにて、チェンバロの寺村朋子さんと
「バロック ア・ラ・カルト」と題したコンサートを行います。

”バロック”と一言に言っても、年代や地域によって本当にいろいろな音楽があります。
フルートとチェンバロで演奏できる作品だけを見ても、様々な様式がありますが、
今回はそれらの中から、今演奏したいものをピックアップしてお届けします。
バロックのいろいろな味をお楽しみいただければ幸いです。

チェンバロの寺村朋子さんには、数年前から度々一緒に演奏していただいていますが、抜群の安定感の中にもエッジを効かせた音楽が魅力的です。
これまでに二人で演奏したものの中に、新しく取り組むものも含めて、新たな気持ちで
音楽を作っていきたいと思います!


そして会場の松明堂音楽ホールは、今年いっぱいで閉館されるということです。
親密な雰囲気の素敵なホールで、私も好きなホールでしたので、残念です。
この機会に、ぜひ足をお運びいただければと思います。

***
バロック ア・ラ・カルト

【プログラム】
G.F.ヘンデル  / フルートと通奏低音のためのソナタ ニ長調 HWV378
J.Bde ボワモルティエ / 組曲 ホ短調 op.35-1
            フルートとチェンバロのためのソナタ ト短調 op.91-2
C.P.E.バッハ / フルートとチェンバロのためのソナタ ト長調 Wq85
G.P.テレマン / メトーディッシェ・ソナタ ニ長調    ほか

【出演】 
新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、
寺村朋子(チェンバロ)

2016年7月10日(日)14時開演(13時半開場)
松明堂音楽ホール 
(所沢市松葉町17-5 松本ビル地下1階)
西武新宿線「新所沢駅」東口、直進徒歩2分

【入場料】全席自由 3000円

【チケットご予約、お問合せ】
info*michiyoarai.net(*を@に変換して下さい) 
【チケットお取り扱い】
東京古典楽器センター 03-3952-5515






2016年5月22日日曜日

第3回ワークショップ終了しました

昨日5月21日に、第3回のトラヴェルソ・ワークショップを行いました。

今回は一般クラス3人、専門家クラス3人の方がご参加くださり、
質問なども積極的にしていただいて、良い会になりました。

1月、3月、5月と3回やってみて、やはりトラヴェルソに興味はあっても
触れる機会のなかった方はたくさんいるのだなと思いました。
百聞は一見にしかず!? 
ぜひ実際に手にとって、演奏してみていただきたいと思います。

とりあえず日程を決めていた分は今回で終わりましたが、
今年中はワークショップを続ける予定です。

日程が決まりましたらまたこちらでもご案内しますので、
ご興味ございましたら、ぜひいらしてください!





2016年5月4日水曜日

古楽器で楽しむバロック音楽 vol.8 

また更新が滞ってしまいましたが、4月16日(土)に、入間市文化創造アトリエ・アミーゴにて
「古楽器で楽しむバロック音楽inアミーゴ vol.8 ~J.S.バッハとその周辺~」が無事に終了いたしました!

1週間ほど前からチケットも完売となり、お断りしなければならないお客様もいらして、嬉しい悲鳴でした。

当日は、チェンバロ奏者の村上暁美さんが持って来てくださった、白地に中国風の絵をあしらった素敵なチェンバロがひときわ、ステージに彩りを添えてくださいました。

このコンサートは、私の実家から程近いアミーゴという会場で、古楽器でのバロック音楽を気軽に多くの方に楽しんでいただきたいと思い、年に1,2回続けているものです。
続けているうちに、毎回聴きにいらしてくださる方も増えて、これからも続けようという原動力になっています。
これからも、ぜひよろしくお願い致します!





そして4月30日には、初めて、モダン・フルートでバッハのマタイ受難曲の公演に参加しました!
これは、なんと3日前に急遽、代役として参加することになったもので(しかも、筑波山に登山中に電話がかかってきました!!)、かなり怒涛でしたが、古楽器でやるときとモダン楽器でやるときの違いや、また、共通点なども感じられ、とても有意義な1日でした。

今は、GWのお出かけに行く方たちを尻目に、目下、ラモーのオペラ「プラテ」のリハーサルに通う毎日です。
フルートの出番はそんなに多くないですが、歌手陣がとても充実していて、毎日聞き惚れています。

沼の精霊の女王、プラテの結婚話をめぐって、楽しくもはらはら、ほろりとさせられるお話です。

とても楽しい、素晴らしい舞台になると思いますので、お時間ございましたら是非いらして下さい♪

主催のジョイ・バレエのサイトです。 http://joy-ballet-studio.com/

2016年3月17日木曜日

第2回ワークショップ 終了しました。

3月13日(日)、新宿御苑前のアトリエ・ソノーロにて、第2回トラヴェルソ・ワークショップを行いました。

今回は、定員を超える方々にお申し込みいただき、申し訳ないことに次回に・・・とお願いしてしまった方々もいました。

12歳の小学生から、フルート製作をされる方、音大生、プロのオーケストラ奏者の方など、色々な方が来てくださり、充実した会でした!

終了後に感想などをお聞きした所、運指は難しかったが、トラヴェルソの、一音一音に対して息を細かく変えていくというところが、モダン・フルートにも良い影響があるかも知れないし、必要なことなのではないかと思った、というような声が聞かれました。

当日は夢中で(?)、写真を撮るのも忘れてしまいました。

次回は、5月21日(土)に行います。
一般クラス 13:00~14:30、 専門家クラス 15:00~16:30 です。


前回、今回と、いらしてくださった方に是非続けてください、と応援していただき、
もう少し続けてみようという気持ちが固まりつつあります。

また、導入のみでなく、少しレベルを上げた内容もやっていけたら、、と思っています。
また決まり次第、こちらでもご案内しますので、ぜひチェックをお願いいたします!


****


フルート奏者のための 
トラヴェルソ・ワークショップ

普段はモダン・フルートを吹いている方のためのトラヴェルソ体験講座です。

トラヴェルソは未経験、またはほとんど吹いたことがないフルート奏者の方に
トラヴェルソを実際に経験していただくワークショップです。
モダン・フルートとこんなに違うんだ、という驚きから何か発見があるかも知れません!

【日程】  
第1回 終了しました 1月23日(土)
第2回 終了しました 3月13日(日)
第3回 5月21日(土)一般クラス13:00~14:30 専門家クラス 15:00~16:30
  一般クラス:趣味としてフルートを演奏される方のためのクラス
  専門家クラス:音大等でフルートを専門的に勉強している方、勉強した方のためのクラス

   *各回定員4名。楽器は一人一本を無料でお貸しします。1回のみの受講も、複数回の受講も可能です。

【内容】 楽器の説明や音階を吹いてみることから始め、最後はバッハの「マタイ受難曲」に出てくるコラールを題材に練習します。 

【受講料】 2500円(楽器レンタル代、資料代込み)

【会場】 アトリエ・ソノーロ 1600022 新宿区新宿281新宿セブンピル 603
        地下鉄丸の内線「新宿御苑前」駅より、徒歩3
       都営新宿線「新宿三丁目」駅・ビッグス新宿ビル出口より徒歩10
【講師】 新井道代
東京音楽大学を経て同大学院フルート専攻修了。大学院修士論文「モダン・フルートによるバロック音楽演奏について」は高く評価され、日本フルート協会会報に掲載された。同大学で1年間助手を務めた後、オランダ,デン・ハーグ王立音楽院古楽科に留学。2009年に同音楽院修士課程を修了し、帰国後は古楽アンサンブル、オーケストラを中心に演奏活動を行う。バッハ・コレギウム・ジャパンのマタイ受難曲公演に度々参加。2012年東京音楽大学公開講座「音楽のことば」フルートクラス講師。また、雑誌「季刊リコーダー」にバロック音楽に関する記事をたびたび執筆している。これまでにモダン・フルートを、相澤政宏、梅津正好、植村泰一の各氏に、トラヴェルソを前田りり子、バルトルド・クイケン、ウィルバート・ハーツェルツェットの各氏に師事。ぺアーレ埼玉フルート講師、アイゼナハ音楽院トラヴェルソクラス講師。
ホームページ http://www.michiyoarai.net/

【お申し込み】 各開催日の1週間前までに、お名前、希望クラス、簡単な音楽歴をお書きの上、michiyo0104*gmail.com(*を@に変換して下さい) までメールでお申し込み下さい。
*定員になり次第締め切ります。
*1週間前を切ってもお申し込み頂ける場合がありますので、ご遠慮なくお問合せ下さい。

2016年3月5日土曜日

古楽器で楽しむバロック音楽inアミーゴ

大分、春らしい気候になり、花粉も舞う季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

私は、ずっと花粉症にはならず大丈夫だと思っていたのですが、ここ数年は、少しくしゃみが出たりして、これが花粉症というものか・・・と思ったりしています。

さて、来る4月16日(土)、入間市文化創造アトリエ・アミーゴにて「古楽器で楽しむバロック音楽inアミーゴ」の第8回目を行います。

2010年から大体1年に1、2回行ってきた演奏会で、お陰さまでここまで続けることができました。

今回は、”J.S.バッハとその周辺”と題して、ヨハン・セバスチァン・バッハと、その同時代の人や、息子であるC.P.E.バッハの作品などを演奏します。

今回は、このシリーズでは初めて、バロック・チェロにも登場していただきます。

アンサンブルもソロも、盛りだくさんでお待ちしております。
ぜひ聴きにいらしてください。

(こちらの公演はすでにご予約で満席となっております。当日券の販売はございませんのでご了承ください。4/6 )

***

古楽器で楽しむバロック音楽 in アミーゴ! 
Vol.8 J.S.バッハとその周辺

プログラム
J.S.バッハ:トリオ・ソナタ ト長調 BWV1038
J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ
G.F.ヘンデル:フルート・ソナタ ニ長調 HWV378
G.P.テレマン:ハンブルク四重奏曲集より 組曲第2番 ロ短調
C.P.E.バッハ:トリオ・ソナタ ト長調  ほか

出演
案内人:新井道代(バロック・フルート)
ゲスト:宮崎蓉子(バロック・ヴァイオリン)、高橋弘治(バロック・チェロ)、村上暁美(チェンバロ)

2016年4月16日(土)14時開演(13時半開場)
入間市文化創造アトリエ・アミーゴ! スタジオ棟

全席自由 2500円  (既に満席となっております。)

チケットご予約 メール:info*michiyoarai.net(*を@に変換して下さい)

【出演者プロフィール】

新井道代 (フラウト・トラヴェルソ)

東京音楽大学を経て同大学院フルート専攻修了。大学院修士論文「モダン・フルートによるバロック音楽演奏について」は高く評価され、日本フルート協会会報に掲載された。同大学で1年間助手を務めた後、オランダ,デン・ハーグ王立音楽院古楽科に留学。2009年に同音楽院修士課程を修了し、帰国後は古楽アンサンブルやオーケストラを中心に活動。バッハ・コレギウム・ジャパンのマタイ受難曲公演に度々参加。2012年東京音楽大学公開講座「音楽のことば」フルートクラス講師。これまでにモダン・フルートを、相澤政宏、梅津正好、植村泰一の各氏に、トラヴェルソを前田りり子、バルトルド・クイケン、ウィルバート・ハーツェルツェットの各氏に師事。ぺアーレ埼玉フルート講師、アイゼナハ音楽院トラヴェルソクラス講師。

宮崎蓉子 Yoko Miyazaki  (バロック・ヴァイオリン)

東京音楽大学器楽科を卒業後、2004年渡英。ギルドホール音楽院在学中、理事長推薦により特待生として奨学金を得て研鑽を積みディプロマ終了。これまでにモダンヴァイオリンを瀬戸揺子、バロックヴァイオリンを渡邊慶子・R.ポッジャー、S.スタンデイジの各氏に師事。渡英中、ロンドンフェスティバルオーケストラ、OAE(オーケストラ・エイジ・オブ・ザ・エンライトメント)のメンバーとして演奏活動をしながら、ヨーロッパ各地のプロジェクトに参加。帰国後はソロ・アンサンブル奏者として演奏活動をする傍ら、
後進の指導にもあたっている。CPT(クラシカル・プレイヤーズ東京)メンバー。
2014年マイスターミュージックより待望のソロCDCiaccona チャッコーナ」をリリース。

高橋弘治 (バロック・チェロ)

桐朋学園大学音楽学部、及び、ブリュッセル王立音楽院古楽器科卒業。2001年、ラ・プティット・バンドのヨーロッパ・ツアーにおいてソリストを務める。その後、2007年までラ・プティット・バンドのメンバーとして演奏活動を行う。帰国後は古楽器オーケストラに参加するほか、2011年よりチェンバリスト岡田龍之介氏の主宰する古楽アンサンブル『ムジカ・レセルヴァータ』のメンバーとして活動を行っている。201511月には指揮者として三重県四日市市にて「四日市シンフォニックコーラス」第27回定期演奏会にてヘンデルのオラトリオ「メサイア」全曲を指揮するなど活動の場を広げている。現在、桐朋学園大学音楽学部附属「子供のための音楽教室」名古屋教室 講師。


村上 暁美 (チェンバロ)                           

桐朋学園大学研究科チェンバロ専攻修了。その後ケルン音楽大学チェンバロ科を最優秀の成績で卒業し、演奏家ディプロマ及びドイツ国家演奏家資格を取得。またケルン音楽大学、ヨーロッパ各地の講習会等でコレペティトゥーアとして学生の指導にもあたる。現在はアジア、ヨーロッパ各地でソロやアンサンブル、オーケストラのソリストとして、国内外で活発な演奏活動を行っている。NHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」およびNHK-FM「ベストオブクラシック」に出演し、好評を博す。2014年にはフランスとベルギーで数々の音楽祭に出演し、CDレコーディングも行う。2015年にヨーロッパのFLORAレーベルからCDをリリース。第23回国際古楽コンクール〈山梨〉において最高位を受賞。

ホームページ http://barockmusik.sakura.ne.jp







2016年1月24日日曜日

第1回ワークショップ終了

昨日、第1回トラヴェルソ・ワークショップを行いました!

まず、フルートの歴史全体のお話をしながら、18世紀に用いられていた1キーのフルート、トラヴェルソの特徴について説明をしました。

ここに少し記しておこうと思います。

トラヴェルソは順に指を離していくとD-dur(ニ長調)の音階が出ます。
D-durの音階内にある音は音色も音程も良く、音量も出ますが、それ以外の音は、クロス・フィンガリング(フォーク・フィンガリング)と呼ばれる指使いの工夫で作っていくため、音色は焦点がさだまりにくくこもりがちで、音程もとりにくくなっていきます。

ですので、トラヴェルソのとってD-durは一番演奏しやすい調ですが、そこから離れた調に行くにしたがって運指も複雑になり、音程もとりにくくなり、演奏が困難になってきます。

このことは、現代の、どの調でも同じように美しく演奏することの出来るモダン・フルートの観点から見ると、単純に原始的な楽器であったかのように思われるかも知れませんが、18世紀という時代を見てみると、決してそうとは言えないことに気が付きます。

この時代はまだ社会全体も封建社会(王様がいて、貴族がいて、農民がいて・・というように主従関係のはっきりとした身分階級制度のある社会)で、また、音楽にもヒエラルキーや不均等性というものが存在していました。
人が生まれながらにして身分や階級が決まっていたのと同じように、楽器にも”出来ることと出来ないこと”、”得意なことと不得意なこと”があるのは当然のことと考えられていました。


・・・という説明のあと、
運指表を見ながらD-durの音階、G-durの音階などを実際にやってみました。
その後は、バロックとは全く関係ないのですが、運指に慣れるために”メリーさんのひつじ”などのかんたんな曲を何曲か吹いてみました。

そしていよいよ(?)、マタイ受難曲に出てくるコラールの練習に・・・。
昨日は、ソプラノパートのみを取り上げました。
初めは”シ”だけなのですが、割とすぐに”ラ♯”、”ソ♯”という、クロスフィンガリングで作る音が連続して出てきます。
この辺りの運指はモダン・フルートと全く違いますので、受講された方もてこずっていたようですが、何回かやっている内に通ってくるようになりました。

最後は私がバスパートを演奏して、即席アンサンブルができた! という所で終了になりました。


次回は3月13日(日)です。
一般クラス13:00~14:30、専門家クラス15:00~16:30 です。


もちろん1回の参加でトラヴェルソが吹けるようになる!ということではないのですが、何がモダン・フルートと違うのか? 何が難しいのか? など、実際にやってみると色々と感じていただける所があると思います。
トラヴェルソって興味はあるけど、今までやる機会がなかった・・・、という方の、体験の場になれば嬉しいです。

皆さまのご参加をお待ちしております☆







2016年1月18日月曜日

トラヴェルソ ワーク・ショップ 第1回

先日こちらでもご案内を書きました、トラヴェルソのワーク・ショップの第1回が近づいてまいりました!

まだ一般のクラス、専門家のクラス、どちらも空きがありますので、ご興味のある方はぜひお申し込みいただければと思います。
皆さまのご参加をお待ちしております!

***

フルート奏者のための 
トラヴェルソ・ワークショップ

普段はモダン・フルートを吹いている方のための
トラヴェルソ体験講座です。

トラヴェルソは未経験、またはほとんど吹いたことがないフルート奏者の方に
トラヴェルソを実際に経験していただくワークショップです。
モダン・フルートとこんなに違うんだ、という驚きから何か発見があるかも知れません!

【日程】   第1回 2016年1月23日(土)一般クラス14:0015:30 専門家クラス15:3017:00
        第2回 3月13日(日)一般クラス13:0014:30 専門家クラス 15:0016:30
       第3回 5月21日(土)一般クラス13:0014:30 専門家クラス 15:0016:30
  一般クラス:趣味としてフルートを演奏される方のためのクラス
  専門家クラス:音大等でフルートを専門的に勉強している方、勉強した方のためのクラス

   *各回定員4名。楽器は一人一本を無料でお貸しします。1回のみの受講も、複数回の受講も可能です。

【内容】 楽器の説明や音階を吹いてみることから始め、最後はバッハの「マタイ受難曲」に出てくるコラール
      を題材に練習します。 

【受講料】 2500円(楽器レンタル代、資料代込み)

【会場】 アトリエ・ソノーロ 1600022 新宿区新宿281新宿セブンピル 603
        地下鉄丸の内線「新宿御苑前」駅より、徒歩3
       都営新宿線「新宿三丁目」駅・ビッグス新宿ビル出口より徒歩10
【講師】 新井道代
東京音楽大学を経て同大学院フルート専攻修了。大学院修士論文「モダン・フルートによるバロック音楽演奏について」は高く評価され、日本フルート協会会報に掲載された。同大学で1年間助手を務めた後、オランダ,デン・ハーグ王立音楽院古楽科に留学。2009年に同音楽院修士課程を修了し、帰国後は古楽アンサンブル、オーケストラを中心に演奏活動を行う。バッハ・コレギウム・ジャパンのマタイ受難曲公演に度々参加。2012年東京音楽大学公開講座「音楽のことば」フルートクラス講師。また、雑誌「季刊リコーダー」にバロック音楽に関する記事をたびたび執筆している。これまでにモダン・フルートを、相澤政宏、梅津正好、植村泰一の各氏に、トラヴェルソを前田りり子、バルトルド・クイケン、ウィルバート・ハーツェルツェットの各氏に師事。ぺアーレ埼玉フルート講師、アイゼナハ音楽院トラヴェルソクラス講師。
ホームページ http://www.michiyoarai.net/

【お申し込み】 各開催日の1週間前までに、お名前、希望クラス、簡単な音楽歴をお書きの上、michiyo0104@gmail.com までメールでお申し込み下さい。
*定員になり次第締め切ります。
*1週間前を切ってもお申し込み頂ける場合がありますので、ご遠慮なくお問合せ下さい。