2025年7月21日月曜日

古典派の知られざる室内楽曲を求めて



毎日暑いですね・・・!

この暑さも落ち着いている(と思いたい)頃、9月27日(土)に、古典派の知られざる室内楽曲を集めた演奏会があります。

2年前から古典派の(知られざる)カルテットなどを演奏してきた仲間と、3回目の演奏会です。

1回目はマンハイム楽派を中心としたプログラム、2回目はフランス革命に焦点を当てたプログラムで、今回は、ギロヴェッツ、ヴィオッティ、ダンツィ、ロッラといった人たちの作品を取り上げます。

なかなか聴く機会がない曲たちだと思いますが、それぞれに素敵です。

私は、多鍵式フルートで演奏します。

この夏はさらに多鍵式フルートと仲良くなりたい!


**********

2025年9月27日(土)14時開演

古典派の知られざる室内楽曲を求めて

vol.3  初期ロマン派への萌芽

モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンなど、大作曲家の陰に埋もれた音楽家達。
彼らの作品の中にきらめく、古典派から初期ロマン派への萌芽を求めて。
【プログラム】
A.M. ギロヴェッツ:フルート四重奏曲 ト長調 作品11-2
J.B. ヴィオッティ:フルート四重奏曲 ハ短調 作品22-2
A. ロッラ:ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための協奏的三重奏曲 変ホ長調 BI344
F. ダンツィ:フルート四重奏曲 ニ短調 作品56-2
【演奏】新井道代(フルート)、宮崎桃子(ヴァイオリン)、廣海史帆(ヴィオラ)、野津真亮(チェロ)  (ピリオド楽器使用)
【会場】今井館聖書講堂
【入場料】3500円
【ご予約】Tiget https://tiget.net/events/408565
【ご予約、お問合せ】
コンサート事務局 baroque.office@gmail.com
















 

2025年7月17日木曜日

チェロとのコンサート

13日(日)は、チェロの富田牧子さんと2人だけで、F.クープラン、オトテール、ブラヴェなどを演奏するコンサートでした。

前にも書いたかもしれないのですが、富田さんとお知り合いになったのは、私が富田さんのリサイタルをふらりと聴きに行ったことがきっかけでした。

特に面識はなかったのですが、チラシを見てなんとなく気になり、出かけてみたのでした。

その時の演奏がすごく良くて、音楽に向き合う姿勢のようなものにすごく感銘を受けて、なんだかポワ~ンとして帰ってきたのです。

でもポワ~ンとしているだけではなくて、この気持ちをぜひお伝えしたい!と思い、後からメールを差し上げたら、お返事をいただき、ぜひ遊びに来て下さい、ということでお宅にお邪魔して音出しをしたりして、本番もぜひしましょう、ということでトントン拍子でコンサートをすることになりました。

・・・いや、トントン拍子、というのはちょっと間違いで、昨年の12月に開催するはずだったコンサートですが、ちょうどその時、私は腕がずっと痛いという不調に見舞われていて、無理をお願いして延期にさせて頂いたのでした。

ですが、今回は体の調子もまぁまぁ良くて、痛い時に無理をして行わなくて結果的には良かったと思います。ご理解下さった富田さんと会場であるベア―タオルガン練習室の木田さんにも感謝です。



チェロとトラヴェルソというのは、音の感じ、発音の感じがすごく違っていて、トラヴェルソの曲で通奏低音の低弦を弾いてもらう時は、やはりヴィオラ・ダ・ガンバになることが多いです。特に今回のようなクープランなどのフランスものを演奏する時は、ガンバがまず念頭に来ると思います。

でも、当時ヴェルサイユ宮殿にもチェロ奏者はいたので、このような組み合わせでクープランを演奏する人たちだって、いたのかも!?

結果的にやってみて、チェロだからどう、というのは特に気にならず、音楽の方向性が合えば楽器が何かというのは、あまり問題ではないのでは、という気さえしました。
でもそれはもちろん、富田さんの豊富なアイデアと奏法の引き出しと技術ゆえなのかもしれません。

富田さんとは、11月23日の入間市のアミーゴでの演奏会でも一緒に演奏していただきます。

これからもベアータでもやっていきましょう、という嬉しいお言葉もいただき、とても楽しみです。





 

2025年7月11日金曜日

リハーサル

今度の日曜日の、チェロの富田牧子さんとのリハーサルでした。

会場のベアータオルガン練習室は、温かい響きで心地よいです。

クープランのコンセールをトラヴェルソとチェロだけでやるってどんな感じ!?

コンセールの第2番には、最後に”エコー”という楽章があって、通奏低音のパートにはチェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのパートが別々に書いてあります。
リハが始まる前には、今回はこの楽章はカットかなぁ、なんて思っていましたが、”やりますよ”と、富田さん。
本当に、富田さんが、チェロ一本で、チェンバロとガンバのパートを一人2役で巧みに弾いて下さっています。

本番がとても楽しみです♪
まだお席がございますので、よろしければぜひお出かけください。

***********

BEATAコンサートシリーズ62
18世紀前半のフランス宮廷の音楽家たち
新井道代(フラウト・トラヴェルソ)
富田牧子(チェロ)
F.クープラン:王宮のコンセール第2番 ニ長調
       新しいコンセール第7番 ト短調
ブラヴェ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 作品2-3
マス:チェロソナタ ト短調 作品1- 6 より    他
2025年7月13日(日)
①14時 ②17時半 (2回公演)
BEATA オルガン練習室 (有楽町線「江戸川橋駅」徒歩6分、東西線「神楽坂駅」徒歩9分)
各回20席、要予約、4,000円
ご予約:ベアータ beata@ab.auone-net.jp





2025年7月6日日曜日

お話しコンサート終了&13日の演奏会のお知らせ

ひときわ暑かった今日、所沢の素敵なブックカフェ、図書喫茶カンタカさんにて、白井美穂さんと 「演奏とお話で聴くフルートの歴史 お話しコンサート」を行いました!

60分で、ルネサンスから現代までの6種類のフルートを、お話ししながら演奏する、というコンサートでした!

喋って吹いて、喋って吹いて・・、で、しかも吹くものが毎回違う楽器で、大忙しでしたが、大変楽しくさせて頂きました。






















ご好評をいただいたので、またこのような企画が出来ればと思います!









さて、来週の日曜日、7月13日は、チェロ奏者の富田牧子さんと、フランスのバロック音楽を二人だけで演奏するコンサートがあります!
私は富田さんの演奏がすごく好きで、このような機会をいただき、幸せです。

私がなぜ富田さんの演奏が好きか、二人で演奏しているのを聴いて分かって頂けるような演奏がしたい!と思っております。

皆様ぜひ聴きにいらして下さい!




















**********
BEATAコンサートシリーズ62
18世紀前半のフランス宮廷の音楽家たち
新井道代(フラウト・トラヴェルソ)
富田牧子(チェロ)
F.クープラン:王宮のコンセール第2番 ニ長調
       新しいコンセール第7番 ト短調
ブラヴェ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 作品2-3
マス:チェロソナタ ト短調 作品1- 6 より    他
2025年7月13日(日)
①14時 ②17時半 (2回公演)
BEATA オルガン練習室 (有楽町線「江戸川橋駅」徒歩6分、東西線「神楽坂駅」徒歩9分)
各回20席、要予約、4,000円
ご予約:ベアータ beata@ab.auone-net.jp