小江戸コンセールは、小江戸川越とその近くに住む古楽器奏者4人によって結成されたアンサンブルです。
今回、初めて川越での演奏会を行う運びとなりました。
小江戸蔵里(くらり)という、かつて酒造だった建物を面影は残しつつ改修した施設で行います。
江戸時代の情緒の残る川越で、ちょうど同じ頃に西洋で響いていた音楽をお楽しみいただければと思います。
*こちらの演奏会はすでにご予約で満席となっております。
当日券の販売は予定しておりませんのでご了承ください。(4月15日現在)
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小江戸コンセール第3回演奏会
18世紀ドイツとフランスの室内楽曲を集めて
2015年4月19日(日)14時開演(13時半開場)
小江戸蔵里 展示蔵ギャラリー http://www.machikawa.co.jp/
(川越市新富町1-10-1、西武新宿線「本川越駅」より徒歩3分、東武東上線「川越駅」より徒歩15分)
【プログラム】
J.S.バッハ: トリオ・ソナタ ト長調 BWV1038
G.F.ヘンデル: トリオ・ソナタ ロ短調 HWV386b
J.-P.ラモー: 「コンセール用クラヴサン曲集」より第5番 ニ短調
G.P.テレマン: 「ハンブルク四重奏曲集」より ソナタ第1番イ長調 他
【演奏】
新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、天野寿彦(バロック・ヴァイオリン)、田中孝子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、佐藤麻衣子(チェンバロ)
【入場料】全席自由 2500円
【チケットご予約、お問合せ】 E-mail: petite.edo*gmail.com(*を@に変換して下さい)
Tel: 080-7951-9378 (小江戸コンセール事務局)
【演奏者プロフィール】
新井道代(フラウト・トラヴェルソ)
東京音楽大学を経て同大学院フルート専攻修了。大学院修士論文「モダン・フルートによるバロック音楽演奏について」は高く評価され、日本フルート協会会報に掲載された。大学院在学中より、前田りり子氏の下でトラヴェルソの研鑽を積む。同大学で1年間助手を務めた後、オランダ,デン・ハーグ王立音楽院古楽科に留学。トラヴェルソをバルトルド・クイケン、ウィルバート・ハーツェルツェットの両氏に師事。2009年に同音楽院修士課程を修了し、帰国後はトラヴェルソを中心に様々な時代のフルートで演奏活動を行っている。バッハ・コレギウム・ジャパン、マタイ受難曲公演に度々参加。また2010年より、出身地である埼玉県入間市で「古楽器で楽しむバロック音楽inアミーゴ」を企画、開催している。アイゼナハ音楽院トラヴェルソ講師。
天野寿彦(バロック・ヴァイオリン)
ヴァージニア州立ウイリアム・アンド・メアリー大学卒業後、 東京藝術大学音楽学部を経て、同大学大学院修士課程を修了。「 バッハ・コレギウム・ジャパン」、「ル・コンセール・フランセ」 、「チパンゴ・コンソート」、「アントネッロ」、「 クラシカルプレイヤーズ東京」等の公演、録音、TV収録に参加。 これまでに若松夏美、A.ベイエの各氏に師事。バルバスト(仏) の古楽講習会にA.ベイエ氏の助手として招聘を受ける。 アルル音楽教室バロックヴァイオリン科講師。
田中孝子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
東海大学教養学部芸術学科音楽学課程卒業。ヴィオラ・ダ・ガンバを志水哲雄に師事。また福沢宏、中野哲也、マリアンヌ・ミューラー、ヴィーラント・クイケン各氏のレッスンを受ける。読売新聞社主催
第74回新人演奏会出演。音楽学研究も積極的に行い、18世紀フランス人作曲家M.コレット著『クラヴサン奏法の師』を桒形亜樹子氏とともに抄訳。2006年、フランス・グルノーブル国立音楽院に留学。ヴィオラ・ダ・ガンバをカトリーヌ・アルヌー、通奏低音をアルノー・ピュミール各氏に師事。2008年、ディプロムを取得し帰国。
現在、仙台・関東・福岡で演奏・教育活動を行っている。ブログ: http://ttakako.blog83.fc2.com/
現在、仙台・関東・福岡で演奏・教育活動を行っている。ブログ:
佐藤麻衣子(チェンバロ)
国立音楽大学音楽教育科卒業。東京芸術大学古楽科卒業。ピアノを 故田中希代子、佐藤俊、チェンバロを辰巳美納子、鈴木雅明、 ニコラス・パール、家喜美子、和声学を山口博史の各氏に師事。2 009年4月から2012年3月まで東京芸術大学古楽科教育研究 助手を務める。通奏低音奏者としてバロック期の室内楽作品やバッ ハやヘンデル、ハイドンなどの宗教合唱曲のオーケストラに参加す る他、聖学院メサイア合唱団、ヨハネスカントーレスの伴奏者、聖 学院大学聖歌隊のコーチとしても活動を行っている。