2021年12月31日金曜日

おせちづくり

 今年は、簡単に作れそうなおせちは自分で作ろうと思って、いくつか手作りしてみました。

栗きんとん、田作り、黒豆、煮しめ、昆布巻き等。

どれも、買ってくるより甘さ控えめで美味しく、自画自賛しています。笑

自分で作ってみると、それぞれの食材の特徴をわきまえつつ下ごしらえするのも、知らなかったことが多く、食べるだけでは知らなかったことを知ることが出来て、ふむふむと思っています。

中でも、なぜか作ろうと思った昆布巻き。
昆布を巻く方向もちょっと怪しかったりしたのですが、かんぴょうを料理するのが初めてで、調理前のかんぴょうがこんなに長いものだとは知りませんでした!










このような一本の長い紐の状態で袋に入っていました。




かんぴょうは、”ユウガオの実”なんだそうです。 ふむふむ。

そんなこんなで、大掃除はあまりせずに料理ばかりしている大晦日です。
これから年越しそばの天ぷらを揚げます。

それでは、どうぞ良いお年をお迎えください。
今年も一年、お世話になりました。





2021年12月30日木曜日

「待つ」ということ

 先日、レッスンの時に、先走って答えめいたことを言わずに、生徒さん自身の気付きを「待つ」のがいかに大切か、改めて気づかされたレッスンがありました。

その時は、生徒さんと、アンブシュアについて研究していました。

ある状態からある状態にアンブシュアが動く時に、どのように自分の筋肉が動いているかを観察していただいたのですが、普段、つい先に”答え”めいたことを言ってしまうのを反省して、生徒さんから言葉が出てくるのを待っていました。

そしたら、生徒さん自ら、「ここがこうなるから、結果としてこうなる」という、原因と結果を両方言ってくださったのです。

これは私にとっては結構衝撃でした。
なぜなら、私は原因をすっ飛ばして結果だけを伝えようとしていたので・・。

自分がいつも同じ言い方、同じ視点に固まってしまっていたという事にも気が付けたし、
細かく観察して、それをちゃんと言葉にできる生徒さんの力にも気が付きました。

教師に言われる言葉よりも、自分で気が付いて自分から出てきた言葉の方が、何倍も自分を変えていく力があると思います。

これからはもう少し生徒さん自身の気付きを待ってみよう、と思ったレッスンでした。


2021年12月29日水曜日

今年は

今年もあと3日なので、今年について振り返ってみたいと思います。

今年は何といっても、月に1回くらいのペースで山に行くようになったことが自分の中では大きな出来事でした。

それまでも、たまに友人と山に行くことはあったのですが、年に2,3回位。

それが、今年の1月に、生徒さんと一緒に行って以来、その生徒さんと、また他の友人もまじえて行ったり、それからフランス語の先生の主催している登山に参加したりで、色々な山に登りました。
たまに一人で近くの山にふらっと行ったことも何度かありました。

うちから行きやすい奥武蔵方面が一番多かったですが、高尾山、筑波山、あと箱根の方(山の名前は今、出てきません・・)、奥多摩の山、それからつい最近は大山にも行きました。
大山は神奈川の伊勢原市の方にある山ですが、なかなか登り甲斐、下り甲斐のある無骨な山で、私にとっては、登山したぜ!という感じがする山でした。

山のことは書けば長くなってしまうので、またその内書きたいと思います・・。

そして肝心の演奏活動では、コロナの事もあり、あまり計画を立てられずにスタートしましたが、終わってみれば、トラヴェルソとモダン・フルートを両方吹くコンサートをしたり、無伴奏コンサートをしたり、CD製作のための録音をしたりと、今までしてこなかったような事にチャレンジできた1年でした。
逆にあまり計画を立てていなかったからこそ、ふって湧いたことに挑戦できたという面もあったのかなと思います。

レッスンでは、変わらず生徒さん達に熱心に通っていただき、自分の中で教えるという事がとても大きなウエイトを占めているということを再確認するような日々でした。
自分でも不思議なのですが、教えているとしばしば、自分の中心が定まるような感じというか、体の重心が下に下がるような感じがして、心身が癒されるような感じがすることがあります。
私にとってはとても大切な時間を、皆さんに与えていただいているなぁと思います。

そんなわけで、今年も健康に、無事に過ごすことができました。

来年の目標の一つは、”このブログをマメに更新する”、です!
すでにここのところ、今までにないペースで書いております・・。

もう少し、自分の言葉で思っていることを発信する、ということをしていきたいという心持になりまして、ブログを活用したいと思います。
・・・と、宣言して、自分を奮い立たせています。
よろしければ、また覗きに来てください。







2021年12月28日火曜日

サイトリニューアル

 昨日は、アイゼナハ音楽院での年内最後のレッスンで、レッスン後、生徒さんと社長と忘年会に行きました。

家でのレッスンも今日が年内最後です。

今年も皆さんに熱心に通っていただき、充実したレッスンが出来て、感謝しております。


ところで、数か月前に、知り合いの写真家の方にプロフィール写真を撮っていただき、それをホームページにも載せて、サイトの写真を一新しました。

写真は、昭和記念公園で撮って頂きました。
まだ秋でしたが、なんだかすごーく寒い日で、薄いドレスでちょっと震えながらの撮影になりました。
でも出来栄えには満足しています。

よろしければサイト、ご覧ください。
http://michiyoarai.sakura.ne.jp/


来年も撮っていただいた写真とともにがんばりたいと思います!




2021年12月27日月曜日

本 続き

 前回の記事の続きです。

録音の直前に読んで、非常に救われた本のもう一つは、
「空中ブランコ」(奥田英朗)です。

伊良部一郎という破天荒な精神科医の診察室に訪れる、様々な患者についての短編集です。
もう、笑わずに読むのは不可能な位におかしい小説です。
伊良部は、患者を諭す事はおろか、カウンセリングもせず、それどころか自ら患者の仕事場や修羅場に出かけていって、自分が一番楽しんでしまうような変な医者です。
風貌も、言う事もなんかちょっとずれていて、それがべらぼうにおかしく、患者は伊良部だけには警戒心がなくなって、本心を明かすことが出来るようになります。

伊良部は特に治療のような事をするわけでもないのですが、患者と楽しんでどたばたとやっている内に、患者が自分で、自分の中で勝手に作り上げていた妄想や構えや偽りの自分といったものに気が付いて、症状が良くなっていきます。

それぞれの患者の抱えている心の問題は、私も多かれ少なかれ持っているもので、身につまされるような気持ちで読みました。
でもそれよりも、おかしな伊良部と、ハラハラするストーリーの展開によって、笑いながら読んでいる内に、心にうっすらと張った氷のようなものがサァッと溶けていくような感じがしました。

結局、自分で問題だと思っていることは、自分の頭で作り上げた虚構によって生まれているのでは?

心の鎧を一気に吹き飛ばしてくれるような、自分の背中を力強く押してくれるような1冊でした。



2021年12月24日金曜日

 もともと読書は好きなのですが、先日のレコーディング前には、本にすごく助けられました。

レコーディング前は決して体調が優れているとは言えず、正直3日間の録音を乗り越えられるのか、かなり不安でした。
それに加えて、自分が中心になって行う録音という事もあって、それぞれは些細なことであっても、色々な心配がうっすらと積み重なっていくという感じで、ストレスも結構大きかったと思います。

そんな中、読んでいた本の中で特に2冊にはとても救われました。

1冊は、「いのちの初夜」(北条民雄)。
北条民雄は、ハンセン病の作家で、1934年に国立療養所多磨全生園に入所して、1937年に23歳の若さで亡くなった人です。

私は今年の4月に、初めて全生園を訪れて、資料館を見たり園内を歩いたりして、この場所(しかも自分の住んでいる所からほど近い場所で)でハンセン病自体や、隔離政策によって苦しんでいた方がたくさんいたのだという事に、深く思いを巡らせていたのですが、数か月後に、まさにこの全生園で短い生涯を閉じた北条民雄の著作をたまたま見つけて、即購入しました。

短編がいくつか入っている文庫本で、全て、療養所が舞台の小説です。
病気によって絶望の奈落に突き落とされても、人と人のつながりによって、生きるという事について深く思い至る登場人物などが描かれています。
読んでいて目につくのが、ハンセン病の病状の克明な描写で、読んでいてもなかなかつらいものがあるのですが、読み終わった後にはなぜか、自分が浄化された感じというか、エネルギーをもらったような感じさえしました。

”この人たちに比べたら、自分は健康で恵まれているのだから、がんばろう” とか、そういう単なる比較の次元を超えて、”がんばろう”という気持ちが自分の中に生まれてきたのは、多分、北条民雄の文学の力が、ハンセン病の人たちが確かにいて、その人たちの人生があったのだという事を、私の中に、確実に、深く、すんなりと届けてくれて、それが”ハンセン病”という枠をすら超えて、人間についての深い洞察を与えてくれたからだと思います。

2冊目については、また近日中に書きたいと思います!











2021年12月22日水曜日

レコーディング

 一昨日から3日間、ハイドンの「6つのディヴェルティメント」の録音でした!

自分が中心になって行う初めての録音で、思い立ってから約1年、色々ありましたが、たくさんの方に助けて頂いて、なんとか録音を終えられました!

ヴァイオリンの池田梨枝子さん、チェロの野津真亮さん、ディレクターの小伏和宏さん、スコアチェックの春木英恵さんには、本当に助けて頂いて、この方たちがいなかったら本当に実現しないプロジェクトだったと思います。

他にも色々な方に応援して頂きました。
心より感謝いたします。

3日間、響きの良いホールで録音のセッションが出来て、今まで3人でやってきたことをさらに深めることが出来て、とても良い時間でした。

疲労感と解放感は半端ありません・・!

リリースは少し先ですが、ディレクターの小伏さんのWAONレーベルから出していただく予定です。
WAONレコードのサイト↓

これですっきりした気持ちで年を越せそうです!





舞台裏にヨガマットを敷いて、休憩時間に体操をしていました・・!

2021年12月8日水曜日

ラジオ収録

 昨日、人生初のラジオ収録に行ってきました。

FMラジオ川越の「音のたねまき」というクラシック音楽の番組です。

毎回、川越にゆかりのある演奏家をゲストを招いて、人となりや活動を掘り下げるという番組で、私は昔々、川越の高校に通っていたご縁で声をかけて頂きました。

喋ることを、それなりには考えていったのですが、限られた時間内で慣れないマイクを頭に付け、見えないリスナーの方に向かってお話する、というのを実際やってみると、やはり緊張するもので、それなりにしどろもどろになりました。 笑

特に初めの方の楽器の説明は難しかった・・。

後半は結構楽しくお話したような気がします。

放送は、1月15日(土)と22日(土)、9時~10時、FM88.7MHzでお聞き頂けます。

こちらのサイトでも聴けるようです。
https://www.jcbasimul.com/radio/1348/

放送後、YouTubeの「音のたねまき」チャンネルにもアップされるそうなので、
またこちらでもお知らせします。

よろしければぜひお聞きください!

パーソナリティの川越ますみさんと↓






2021年12月2日木曜日

「古楽器で楽しむ古典派音楽」終わりました

11月28日(日)入間市文化創造アトリエ・アミーゴにて、
「古楽器で楽しむ古典派音楽inアミーゴ」が無事に終わりました。

コロナ対策で客席も人数を制限しなければいけませんでしたが、
それでもたくさんの方にお越しいただき、感謝しております。

ハイドンの「6つのディヴェルティメント」、お聴きくださった方に曲の良さが伝わっていれば嬉しいです。

次回のアミーゴでの演奏会は、来年11月ごろ、バロック音楽とバロックダンスの饗宴を予定しています!
ぜひまたお運びください。