2022年3月26日土曜日

動画とレッスンのお知らせ

2月28日に、ラス・ウエルガス・ヴォーカルアンサンブルという中世女声合唱のグループの演奏会に参加しました。(フルートで、ではなく、歌で、です!)

この本番は、「アートにエールを」という、東京都の助成金プロジェクトに承認されて行った演奏会でしたが、 その一環で動画を作成し、先日、YouTubeでも公開されたので、こちらにもリンクを貼っておきます。

1時間くらいありますが、もしご興味ございましたら、ぜひご覧ください。

14世紀初頭に、スペインのブルゴスにあったラス・ウエルガス女子修道院で編纂された写本にある、聖母のミサを歌っています。

ステージ上で輪になって歌う、初めから最後まで拍手なし、など、普通の演奏会とはかなり違う雰囲気ですが、ミサという典礼として歌われていた祈りの音楽を感じて頂ければ幸いです。

https://youtu.be/elm6IfbzQW4


*****

【フルート教室のご案内】

埼玉県所沢市とアイゼナハ音楽院(御茶ノ水/神保町)にて、フルートとフラウト・トラヴェルソを教えています。生徒さん随時募集中です。

体験レッスンもしていますので、お気軽にお問合せ下さい。


♫所沢教室♫

西武池袋線「西所沢」駅より徒歩12分、西武新宿線「新所沢」駅より徒歩20分。
現在は、不定期レッスンのみで行っています。
レッスン日時はご相談に応じます。

レッスン料:
【モダンフルート】40分レッスン 1回3000円、 60分レッスン 1回4000円
【フラウト・トラヴェルソ】60分レッスン 1回5000円

体験レッスン:2000円

詳しくはこちらのページをご覧ください。http://michiyoarai.sakura.ne.jp/lesson.htm

♪アイゼナハ音楽院♪

御茶ノ水駅と神保町駅、両方から歩けるアクセスの良い音楽教室です。
こちらでも、フルート、フラウト・トラヴェルソの両方を教えています。
詳細はこちらのサイトをご覧ください。https://eisenach.jp/





2022年3月18日金曜日

3月21日の演奏会について

予定しておりました、3月21日の松明堂音楽ホールでの演奏会ついてお知らせいたします。

こちらの演奏会は、諸般の事情により、中止にさせていただくことにしました。

楽しみにしてくださった皆様、ご検討くださっていた皆様には、大変申し訳ありません。

また状況が整った時に改めて開催できればと思いますので、その時にはまたぜひよろしくお願い致します。

新井道代


2022年3月14日月曜日

すっかり春(初夏?)の陽気です。

散歩をしていても、春の花がきれいに咲いていて、思わず写真を撮ってきました。
























家の中では毎日桜のお花見をしています!
















花より団子?





2022年3月11日金曜日

元気をもらいました

今日は3月11日、東日本大震災の日でした。

あの日は、都内にいて、ものすごい揺れで大慌てでビルの中から外に避難したことを思い出します。外に出ても、建物がぐわんぐわんと揺れているのを見て、映画でも観ているような感じでした。 

今日と同じような明日が、当たり前にやってくるとは限らないということを忘れずに、今を大切に生きていきたいものです。


今日は午前中、お一人オンラインレッスン、午後はお一人の対面レッスンでした。
お二人とも、トラヴェルソ歴こそ私の方が長いですが、人生の先輩で、ご自分の柱となる分野を持っていらっしゃるので、私が言ったことに対して、ご自身の知識や経験と重ね合わせたりして、そこから出てくる言葉や反応がとても興味深いです。
今日もレッスンをして、元気をもらったなぁという感じです。

*****

【コンサートのお知らせ】

2022年3月21日(祝) 14時開演(13時半開場)
松明堂音楽ホール (西武新宿線「新所沢駅」徒歩2分)

Musique de la flûte traversière フルートの音楽 vol.1
18世紀ドイツ フラウト・トラヴェルソとチェンバロの響き

【プログラム】
J.J.クヴァンツ (1697-1773):3声のソナタ ホ短調 QV2:21
G.P.テレマン (1681-1767):「6つのコンチェルトと6つの組曲」より 組曲第6番 ニ短調 TWV42:d3
J.S.バッハ(1685-1750):フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
J.C.F. バッハ(1732-1795):フルートとチェンバロのためのソナタ ニ短調  他

【演奏】新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、中川岳(チェンバロ)
【チケット】3000円(全席自由)
【ご予約・お問合せ】コンサート事務局   メール  baroque.office@gmail.com  







2022年3月7日月曜日

反抗期または頭脳戦

今日は飼っているインコのモズちゃんが、様子がおかしかった。

「セキセイインコのメスは、気が強い。」 という話を聞くたびに胸を撫でおろすほど、
うちのモズちゃんも気が強いセキセイインコのメスなのだが、
どのように気が強いかと言うと、″おやつが欲しい”、とか″外に出して”、というアピールをする時に、″ギャギャギャッ” と濁声で威嚇(?)してくる。

ある時期、あまりにその声が頻繁で辟易したので、
「鳥さん電話相談室」という、鳥に関するNPO法人がやっている電話相談に相談した。
(この相談室は本当に素晴らしくて、無料で気軽に相談できる。話を聞いてもらえるだけで、悩みの半分くらいは解消する。)

その時に相談に乗ってくれた方曰く、
「鳥は無駄なことはしない性質だと言われているので、その濁声を出している時には、近寄らない、目を合わせない、という風にしてみてください。その内に、それが無駄だと分かって、しなくなるかも知れないので。」
ということだった。

それ以来、その濁声を出している時には無視を決めこんでいた。


今日、モズちゃんの様子がおかしかった。
いつもはケージの外から私が近づいておやつ(小さな穀物)を指でつまんで差し出すと、すかさず寄ってきて、おやつを私の手から食べていたのに、今日は定位置の止まり木から微動だにせず、おやつが見えているはずなのに見えていないかのようにしている。

初め、具合が悪いのかと思ったが、鳥は具合が悪いときには体が膨らむはずなのに、体の状態はいつもと同じ。

もしかして、拗ねてる・・・?

そう言えば、昨日もなんだかんだと慌ただしくて、あまりちゃんとかまってあげられず、
おやつの量も少なかった。
私が出かけた後、ケージの中で暴れていたと夫が言っていた。

手のひらにこんもりとおやつを乗せて、しぶとく誘っていたら、やっと外に出てきて、
ようやくの放鳥(ケージの外に出して自由にさせる)タイム。
放鳥中も様子がおかしくて、ちょっと食べにくいようにあえて、隠すように置いておくおやつ(鳥はエサを探すこと自体が好きで遊びになると聞いたので)を、いつもは自分で頑張って工夫して獲って食べるか、私の所に″何とかしてぇ~” という感じでやってきてせがむのに、今日は、目に見える所に置いてあるおやつだけ食べたら、後はじーっと鏡の前に立ちつくしている。

「ここにまだあるよ~。」と言って、腕に乗せて連れて行くよ? というそぶりを見せても、知らんぷり。
しまいには、腕に乗ったと思ったら、そのままするりと向こう側に降りていってしまう、というのを何回も繰り返す。
いつもはおやつが欲しければ、即、私の腕や手の平に乗るのに。

拗ねているのだなぁとは思ったが、放っておくのもかわいそうな気がしたので、
また手の平にこんもりおやつを盛ってみたところ、タタタタッと走って来て手に乗り、むしゃむしゃ食べ始めた。

その後はおおむね、通常通りに戻った。
夕飯の後はご機嫌で、ご機嫌な時にいつもしてくれるように、私の口元をチュンチュンとついばんでくれた。

初めは反抗期かと思ったけれど、多分、騒いでもおやつをもらえないと分かって、
”ならば引いてみよう” と思ったのかな。
なんという賢さ!

いずれにしても、こんなに小さな鳥の一挙手一投足に、振り回されている我が家の人間二人です。

ちなみに、モズちゃんは気は強いですが、もちろんとてもかわいい所もたくさんありますよ。














2022年3月4日金曜日

繊維街

今日は初めて、日暮里の繊維街という所に行ってきました。

お知り合いの方に、本番用の衣装を作っていただけることになったので、
その方と一緒に布を見に行きました。

数ある布の中から、これとこれでこういう風に作って・・・と、夢がふくらんで楽しい時間でした。
なかなか面白い衣装が出来そうです。


帰宅後、練習などした後、先月から受講している早稲田大学エクステンションセンターのオンライン講座を視聴。
以前から興味のあった”禅”のことを勉強したいと思って、「禅入門」という講座を受講しています。

いつもはライブで視聴するのですが、この間の月曜日は演奏会でライブがかなわなかったので、アーカイブで視聴。
自分でも驚いたのですが、ライブだとすごく集中して話を聞くのですが、アーカイブだと何となく集中力が低かったです。
やっぱり、今しかないと思うと、集中するものなのですね・・。

内容は、日本の禅がインドや中国からどのように伝わってきて発展したかというもので、
今日視聴した所では、道元禅師のことが中心でした。
先生のお話も分かりやすくて、ときおり出てくる禅の言葉も興味深いです。

2022年3月1日火曜日

調和の世界

昨日は、ラス・ウエルガス・ヴォーカルアンサンブルの演奏会でした。

まだ客観的に体験を見つめ直せるほど冷静になれていないのですが、
私にとって、とても貴重なかけがえのない時間であったことは確かです。

知り合いの演奏家の方が聴きに来てくださっていたようで、Facebookの投稿に、
”個人技を聴かせるというより、究極の調和を目指す音楽・・”
という表現があったのですが、昨日は(特に夜公演)、自分で歌いながらも本当に美しくて(うっとりしている暇などあまりないのですが)、協和音程の響きが大聖堂そのもののように思えたりもしました。

このグループで歌うことは、私にとっては、今まで自分がやってきた演奏の世界とは大きく異なる価値観に触れることができる、貴重な機会です。

全員で助け合って、一緒に呼吸をして、みんなが同じように与えられた体を使って、祈りの音楽に奉仕する。

そこから得られる気付きは、クリスチャンではなく、普段演奏している音楽も18世紀のものが多い私にとっても、とても大きいもので、今も少しずつ自分に変化をもたらしているように、これからの自分にも糧になっていくと思っています。

****

今日は、疲れが残っていて、ぼーっとしたまま市街地の方まで、散歩に出かけた。
気になっていたスパイスの専門店兼カフェでお昼ご飯。

とても美味しくて、幸せを感じる私の目の前では、テレビのワイドショーがロシアのウクライナ侵攻を報じていた。

私たちが昨日、隣の人の息づかいを自分の呼吸のように感じて、助け合いながら歌ったように、世界中の人たちが、隣人とともに呼吸し、助け合い、手を取り合って美しい世界を目指して生きていくというのは、夢物語なのだろうか。

*****

【コンサートのお知らせ】

2022年3月21日(祝) 14時開演(13時半開場)
松明堂音楽ホール (西武新宿線「新所沢駅」徒歩2分)

Musique de la flûte traversière フルートの音楽 vol.1
18世紀ドイツ フラウト・トラヴェルソとチェンバロの響き

【プログラム】
J.J.クヴァンツ (1697-1773):3声のソナタ ホ短調 QV2:21
G.P.テレマン (1681-1767):「6つのコンチェルトと6つの組曲」より 組曲第6番 ニ短調 TWV42:d3
J.S.バッハ(1685-1750):フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
J.C.F. バッハ(1732-1795):フルートとチェンバロのためのソナタ ニ短調  他

【演奏】新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、中川岳(チェンバロ)
【チケット】3000円(全席自由)
【ご予約・お問合せ】コンサート事務局   メール  baroque.office@gmail.com