上野の国立博物館でやっているポンペイ展に行ってきました。
紀元79年に火山の噴火によって埋もれてしまった、イタリアの古代都市。18世紀から、発掘が始まったというポンペイは、火山灰によって、まさに生活が封じ込められたかのような状態だったそうです。
約2000年前のものとは、とても思えない綺麗な状態の生活用品やモザイク画、彫像など、見ごたえがありました。
ポンペイのことはあまり知らずに行ったのですが、なんとなく予想していたよりも、はるかに高度な文明があった所なのだというのが分かりました。
なんと笛もありましたよ。
指穴や歌口(息を吹き込むところ)はあまり良く分からなくて、縦笛なのか横笛なのかもいまいち分かりませんでした。
が、文明あるところに笛、あり! ですね。
こちらはシストラムという名前の打楽器だそうです。
特に説明は書いていなかったのですが、柄の部分を持って、左右に振ると、刺さっている何本かの金具が行ったり来たりして音が出るのではないかと思いました。
わたし的にぐっと来たのが、こちらの「タコとイセエビの戦い」というモザイク画です。
なんとタコとイセエビが空中戦を展開しています!
なんという想像力! そしてなんという描写力!
泥棒に、来たら怖いことになるよ、と知らせるためでしょうか?
うちも、”インコ飼ってますよ” の絵を玄関に出そうかな? (なんのために?)