2025年8月9日土曜日

スリランカ

7月下旬にスリランカ旅行に行ってきました。
高校時代からの友人と、二人で個人旅行です。

なんでスリランカ?!と、行く前に(行った後も)色々な人に聞かれましたが、
特に深い理由はなく・・。
その友人が、「スリランカに行きたい」と言ったから。

そう書くと、あまりに短絡的に聞こえるかも知れませんが、いくつかの候補があって、トルコ、台湾、そしてスリランカ。

その中から日数と、ワクワクする度で決まった感じです。

行くまで、ほとんど何も知識のない国でした。
ガイドブックを読んでもあまり雰囲気が想像できなくて、YouTubeで行った方の動画を見たりもしましたが、観光地しか出てこないので街の感じは想像できなかったりして。

日本から直行便で約8時間。
空港まで、ホテルご紹介の運転手さんに来てもらって、まずキャンディという街に行きました。
車で2時間ちょっと、と聞いていたのに、なかなかなかなか着かず、結局3時間以上かかりました。
この、空港からキャンディまでの道のりが、もしかしたらある意味では旅のハイライトだったかも?!
初めての土地で見慣れない風景の中、夕方に着いたので段々周囲が暗くなる中、日本とは違う交通事情(運転が荒い)。
運転手さん、前の車が自分の速度よりも少しでも遅いと必ず抜かす、と決めているみたいで、一車線の道でも(道はほぼ、片側一車線なのですが)、”車線の数は自分で決める!”とばかりに、必ず追い越す。
反対車線から車が来るのが見えたら引き下がるが、それでも反対車線が空いたら、必ず、追い越す。
多分、もっと運転の荒い国もあるのだとは思いますが、とっぷりと日が暮れた中、ガタガタと揺れる道でのカーチェイスは、なかなか強烈な旅の幕開けでした。

そして、到着した町、キャンディ。
スリランカ仏教の聖地と言われ、仏歯寺という、ブッダの歯を祀っているお寺があります。
                                           
ブッダの歯が祀られている部屋が、日に三回開いて、お参りの時間になります。
5時20分、9時30分、18時30分。

私達は早くから目が覚めてしまったので、5時20分のお参りに行きました。



↑ 早朝5時なので、まだ暗い中の仏歯寺。

現地の方達は、皆さん上下ともに白い服でお参りに行くのが慣習だそうで、こんなに朝早いのに、たくさんの白い服の人たちがすでに行列で待っていました。
そして、お寺に入るのは裸足でなければならず、(日本のお寺のように、家みたいになっているというわけでもないので、足裏に砂利が当たって結構大変なのですが)お寺の外で靴を預けて、靴下も脱いで裸足で入ります。

行列にくっついてブッダの歯の部屋の方に行くと、人が多いのに段々通路が狭くなるので、そして、お供え物を置きたい人達が押し合いへし合いで前に出ていこうとするので、もみくちゃになり、ひぃ~、と思っている所に、スリランカ人のおじさんがなぜかこっちを見て何か大声で言ってくる。
多分、”これがブッダの歯だ~!良く見なさい~!”と言っていたのでは!?と今では思うが、なんか怒られているのかな、とか思って、そして相変わらず人の波に揉まれているし、なんだか圧倒されてブッダの歯の部屋を通り過ぎる。


・・・書き始めたら意外と長くなってきたので、続きはまた次回に!