今年も残すところ、あと数時間となりました!
今年は、ワークショップも演奏活動もとても充実した1年を過ごすことが出来ました。
11月、12月のコンサートを振り返ってみたいと思います。
11月19日には、入間市のマリンバ奏者、安藤円さん主催のジョイントコンサートに出演させて頂きました。
主にモダン・フルートとマリンバでのデュオ演奏でしたが、一部、古楽器(19世紀の”トゥルー”という楽器)を用いて、F.クープランの”恋の小夜啼き鳥”や、アイリッシュソングス・メドレー(安藤さんの素敵なアレンジによる)を演奏しました。
マリンバとのデュオは初めてでしたが、安藤さんの柔軟な演奏でとても気持ちよく演奏させて頂きました。
安藤さんはご自身のスタジオで毎月のようにこのような演奏会を催されていて、10年来のお客様などもいらっしゃり、とても素敵な演奏活動の形だなと思いました。
12月17日は、古楽研究会OrigoのSpace1Fにて、東日本大震災チャリティコンサートに出演しました。
フラウト・トラヴェルソ、バロック・オーボエ(杉本明美さん)、バロック・ヴァイオリン(小田切弘美さん)、チェンバロ(伊藤一人さん)で、シャフラート、テレマン、クヴァンツらの作品を演奏しました。
クヴァンツのトリオ・ソナタや、テレマンの”ターフェル・ムジーク”からの四重奏曲など、曲は知っていたけれども、コンサートでは演奏したことのなかった曲に取り組めて良かったです。
そして12月28日には、中野のSPACE415にて、”年の瀬コンサート”がありました。
このコンサートは自主企画ということで、色々と心配事もありましたが、やはり終わってしまうとあっという間で、楽しかったな~、という感想が第一です。
いつも一緒に演奏していただいているチェンバロの寺村朋子さんに加えて、ガンバの品川聖さん、バロック・ヴァイオリンの宮崎桃子さんという、初めてご一緒するお二人とも、かなり打ち解けられて、演奏も安心しながら楽しむことが出来たと思います。
演奏には色々と反省もありますが、また回を重ねるごとに良くなっていけるのでは、という手ごたえを感じるような本番でした。
1月は、8日に慶應義塾大学コレギウム・ムジクム・古楽アカデミー・オーケストラ演奏会、そして22日にすみだトリフォニーホールで、モーツァルト記念合唱団によるJ.S.バッハ「ロ短調ミサ」の演奏会に出演します。
来年も、自分のやりたいことを形にしていけるように、前に進んでいきたいと思います。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!