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2025年1月13日月曜日

トラヴェルソ ワークショップ

9日は、アイゼナハ音楽院の今年初レッスンでした。


 


神保町駅からも御茶ノ水駅からもほど近く、内装の雰囲気もとても素敵なところです。

こちらは、よくレッスンをしているサロンのチェンバロ。





この日はレッスンは2人でしたが、2人とも、バッハのソナタ ホ短調BWV1034のレッスン。

新年早々、名曲をレッスン出来て幸せです♬


さて、1月25日(土)に予定しているトラヴェルソのワークショップ、まだ空きがありますので、ご参加お待ちしております!

それぞれの方に目を配りながら、進めていきたいと思っていますので、どうぞお気軽にご参加下さい。



2022年11月13日日曜日

ケーナ

今日は昼間、はるばる東戸塚からレッスンに来てくださった生徒さんのレッスンをしました。

モダン・フルートでバロックの曲を演奏したいということで、へンデルのオンブラ・マイ・フに取り組みました。

曲自体は良い感じに吹いていらっしゃったので、少し気になった腕の使い方、アンブシュアの作り方、吹く時の息の方向性のイメージなど、提案してみました。
1時間では盛りだくさんだったかなと思いますが、すごく変化があって興味深かったです。

私自身自分が教える立場になって、どう言ったら分かってもらえるかなぁと色々と考えて、最近は自分なりに言語化することを心がけています。

そして、自分がなるべく楽に息長く演奏していくにはどうしたら良いのかなぁと思って、太極拳や野口体操などを習って演奏にも生かそうとしているので、生徒さんの演奏を見る時も、体全体を観察できるようになってきたかなと思います。

まだまだ教える立場としても学ばないといけないですが、以前に比べたら、色々と提案できるようになってきたかなと思います。
レッスンに来てくださる生徒さんのおかげです。


そして、タイトルにある“ケーナ”ですが、
そのレッスンの後、ダッシュで新所沢の松明堂音楽ホールへ。
開館25周年記念コンサート、ケーナの岩川光さんの演奏会に行きました。

ケーナでルネサンス音楽もバッハのパルティータも、ドビュッシーのシリンクスもやってしまう、すごいコンサートでした。

ケーナは生でじっくり聴くのは初めてでしたが、オーボエの曲の時にはオーボエの音、フルートの曲の時にはフルートみたいな音、に聞こえるのが不思議でした。

なんだか不思議な世界に迷い込んだような、まだ言葉にうまくできない、そんな2時間でした。








2022年7月22日金曜日

バッハ ソナタ E-dur

先日、モダン・フルートを勉強している方が、モダン・フルートのコンクールの課題曲のJ.S. バッハのE-durソナタのレッスンに来てくださいました。


この曲、第1楽章はまず、前打音の長さ、どうするの?? というのが永遠の(?)課題です。
大学院の時に、この第1楽章にたくさん出てくる前打音の長さをそれぞれどうすればいいのか、考えて、ゼミで発表したことがありました。
その時のレジュメが残っていて、今になってとても役に立っています(笑)


その生徒さんは、すでにとても素敵に吹いていましたが、通奏低音の数字を読み解いて和声の確認や、前打音の長さを決めるのにどういう選択肢があるか、 フレーズの作り方など、細かく見ていきました。

色々と新たな発見があったようで、何よりでした!

自分が勉強してきたことが人のお役に立てるのは、とても嬉しいことです。






モズちゃんも、ipadで字を勉強中?











*****
レッスンのご案内

埼玉県所沢市とアイゼナハ音楽院(御茶ノ水/神保町)にて、フルートとフラウト・トラヴェルソを教えています。生徒さん随時募集中です。

体験レッスンもしていますので、お気軽にお問合せ下さい。


♫所沢教室♫

西武池袋線「西所沢」駅より徒歩12分、西武新宿線「新所沢」駅より徒歩20分。
現在は、不定期レッスンのみで行っています。
レッスン日時はご相談に応じます。

レッスン料:
【モダンフルート】40分レッスン 1回3000円、 60分レッスン 1回4000円
【フラウト・トラヴェルソ】60分レッスン 1回5000円

体験レッスン:2000円

詳しくはこちらのページをご覧ください。http://michiyoarai.sakura.ne.jp/lesson.htm

♪アイゼナハ音楽院♪

御茶ノ水駅と神保町駅、両方から歩けるアクセスの良い音楽教室です。
こちらでも、フルート、フラウト・トラヴェルソの両方を教えています。
詳細はこちらのサイトをご覧ください。https://eisenach.jp/






2022年4月17日日曜日

嶋村順子先生ワークショップ

昨日は、私の生徒さん達のために企画した「フルートを吹く人のための 体のこと心のこと相談会」というワークショップを行いました。

受講生は、私の生徒さん4名と私。 

先生は、フルート奏者でもあり、アレクサンダー・テクニーク教師でもある、嶋村順子先生です。

嶋村順子先生は、実は、私のトラヴェルソのレッスンを受けて下さってもいます。

私が順子先生にアレクサンダー・テクニークを習い、順子先生が私のトラヴェルソのレッスンを受けてくださる、というご縁をいただいて、かれこれ数年になります。


昨日のワークショップは、普段、私が教えている生徒さん達を順子先生に、アレクサンダー・テクニークの視点からレッスンしていただき、その繊細な、目の付け所、言葉の使い方、レッスンの進め方、レッスン全体の雰囲気などなど、私にとっても、とても大きな学びのある時間になりました。

順子先生の放つ、緩んでいるけれどもエネルギーのあるオーラのようなものがすごかったです。今までレッスンを受けてきたときにも感じていたとは思うのですが、昨日は特にそんな感じがしました。

”教える”ということを突き詰めると、結局は教える側が自分と、とことん向き合うということなんだろうなぁ、と、思ったりしました。

昨日は私にとっても、本当にとても良い時間だったのですが、同じように思ってくださった生徒さんからも早速、”また企画してほしい”というお声をいただき、ぜひこれから定期的に企画していけたらと思っているところです。




2022年4月9日土曜日

レッスン録「お手玉」

先日のモダン・フルートのレッスンを書き留めておきたいと思います。

生徒さんはSさん。
曲は、シューベルトの『冬の旅』より「春の夢」でした。

Sさんは、基本的にとても良い音をお持ちで、ロングトーンの練習をしている時などには、素晴らしい音色で吹いていらっしゃいます。
でも、曲になると、その音質を維持するのが難しい、という面があります。

この、”ロングトーンの時の音”と”曲の時の音”の差を、段々縮めていけたら良いなと思って、レッスンをしています。

この日は、いきなり曲から吹いていただきました。
いつもはロングトーンをしてから、なのですが、順序にこだわらずに、その都度、必要なものを考えて取り組む、というのも大切かなと思います。

ちゃんと練習してきているのは良く分かったのですが、やはり音が、Sさんが本来出せるはずの良い音からは離れてしまっていたので、その曲の冒頭の音域のロングトーンを丁寧にやってみました。
体への意識、指の連結、音のシェイプ、音の切り際のアンブシュア等々・・・。
音の組み合わせこそ、3つ位しか進めませんでしたが、色々な所への意識、気付きを持って取り組んでいただきました。

それで、また曲に戻ってみた所、音はかなり改善されました。
が、その分、今度は、”しなやかさ”が今一つないのが気になります。

やはり、全ての音をちゃんと吹かなければ、と思いすぎているがゆえ、なのかなと思い、
”「お手玉」を放り投げながら吹くイメージ”を提案してみました。

「春の夢」は、8分の6拍子なので、1小節を2つに分けて(付点4分音符が2つ)、初めの付点4分音符で右手から左手にお手玉を投げる、次の付点4分音符で、左手で受け取ったお手玉を右手に投げる・・、という感じで、私が吹いて、Sさんには”エアお手玉”をやっていただきました。

お手玉を投げる、”きっかけ”の所に、1拍目や4拍目という”大切”な音が来て、そしてお手玉が飛んでいく”軌跡”に、2,3拍目、5,6拍目の音が自然に入っていくようにイメージして・・。

これがやってみると、なかなか、楽しいのであります。
”エアお手玉”は、なんだか指揮と似ているような感じです。

そのイメージを持ったまま、Sさんに吹いていただきました。
前よりもずっと、リズム感、音のシェイプなどが付いていて、体の動きもずっと良くなっていました。
そしておまけに、音質も、ずっと良くなりました。

リズムや体の動きを使って、「音楽そのもの」に”楽しく”乗って練習すると、手ごわいと思っていた課題もすんなり解決することが多いのでは? と思います。

問題、課題を一つずつ取り出して、”今日はこれを克服しなければ~!” ではなくて、
毎回の練習で、音楽そのものと向き合って、その音楽がどう表現されたがっているのかを考えて、音楽に乗って練習する。
ということが、技術の向上の、結局は一番の近道なのかな、と思います。
(でも、そもそも技術と音楽を分けて考えることは、できません・・!)

*****

【フルート教室のご案内】

埼玉県所沢市とアイゼナハ音楽院(御茶ノ水/神保町)にて、フルートとフラウト・トラヴェルソを教えています。生徒さん随時募集中です。

体験レッスンもしていますので、お気軽にお問合せ下さい。

♫所沢教室♫

西武池袋線「西所沢」駅より徒歩12分、西武新宿線「新所沢」駅より徒歩20分。
現在は、不定期レッスンのみで行っています。
レッスン日時はご相談に応じます。

レッスン料:
【モダンフルート】40分レッスン 1回3000円、 60分レッスン 1回4000円
【フラウト・トラヴェルソ】60分レッスン 1回5000円

体験レッスン:2000円

詳しくはこちらのページをご覧ください。http://michiyoarai.sakura.ne.jp/lesson.htm

♪アイゼナハ音楽院♪

御茶ノ水駅と神保町駅、両方から歩けるアクセスの良い音楽教室です。
こちらでも、フルート、フラウト・トラヴェルソの両方を教えています。
詳細はこちらのサイトをご覧ください。https://eisenach.jp/

*上記2か所の他、都内のスタジオを借りてのレッスンも承っております。お問合せ下さい。





2022年4月4日月曜日

レッスン録「ビートを入れる」

2日(土)に、モダン・フルートのレッスンをしました。

生徒さんはHさん。
ずっと物理の世界で活躍されてきた方です。

曲はテレマンの「序曲と組曲 イ短調 TWV55:a2」でした。
もともとリコーダーとオーケストラのための曲ですが、フルートとピアノ用の楽譜も出版されていたりします。

この日のレッスンのハイライトは、「ビートを入れるとはどういうことか」ということだったと思います。
いつもとても熱心に練習されていて、この日も、速いくて細かいパッセージも”ちゃんと吹ける”状態になっていました。
でも、”ちゃんと吹く”ということを”ちゃんとやろう”とするがあまり、”全ての音が均等”になって、結果、「重く」聞こえてきていました。

なので、一個一個の音を、能動的にちゃんと吹こうとするのではなく、「フレーズの始まり、または音のグループの始まりで、”波を起こすようなきっかけ”を与えてあげて、あとの音は、それに乗ってひっくるめられて出てくる」ように吹くことを提案しました。

この、「波を起こすようなきっかけを与える」ということは、「ビートを入れる」と表現されることが多々あります。

私は、これについては色々な表現を使って説明することが多いですが、最近、他の生徒さんとのレッスンで出てきたイメージは、なんと「けん玉」!
けん玉の球を放り投げるように最初の音を始めて、後は、球が動く軌跡の中に音が自然に連なってくるかのように吹く。

Hさんは、「ヨーヨーのイメージですね。」とおっしゃっていました。
ヨーヨー、いいですね!

きっかけを与えられたヨーヨーは、その時々の、”きっかけの大きさ”によって様々なスピードや深さで下に落ち、また上がって来て、またきっかけを与えられる。
その繰り返し。
まさに、「ビートを入れる」イメージにぴったりかも知れません。

また、Hさんは水泳もされるので、”水泳の時の手のひと掻き”も、良いイメージかも知れませんね、という話になりました。
手を掻く、そのストロークの強さによって、体がどの位のスピードで、どの位の距離を進むかが決まってきます。

フルートを吹く時にも、初めの音にどのような強さ(推進力)を与えるのかを考えることが、次に続く音符たちを上手く流れの中に収めるために必要だと思います。

特に大人の生徒さん達と話していると、ご自分の中で考えて、「あ、それはこういう事ですね。」と、ご自分の言葉で返して下さるのが楽しいです。


 

2022年3月26日土曜日

動画とレッスンのお知らせ

2月28日に、ラス・ウエルガス・ヴォーカルアンサンブルという中世女声合唱のグループの演奏会に参加しました。(フルートで、ではなく、歌で、です!)

この本番は、「アートにエールを」という、東京都の助成金プロジェクトに承認されて行った演奏会でしたが、 その一環で動画を作成し、先日、YouTubeでも公開されたので、こちらにもリンクを貼っておきます。

1時間くらいありますが、もしご興味ございましたら、ぜひご覧ください。

14世紀初頭に、スペインのブルゴスにあったラス・ウエルガス女子修道院で編纂された写本にある、聖母のミサを歌っています。

ステージ上で輪になって歌う、初めから最後まで拍手なし、など、普通の演奏会とはかなり違う雰囲気ですが、ミサという典礼として歌われていた祈りの音楽を感じて頂ければ幸いです。

https://youtu.be/elm6IfbzQW4


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【フルート教室のご案内】

埼玉県所沢市とアイゼナハ音楽院(御茶ノ水/神保町)にて、フルートとフラウト・トラヴェルソを教えています。生徒さん随時募集中です。

体験レッスンもしていますので、お気軽にお問合せ下さい。


♫所沢教室♫

西武池袋線「西所沢」駅より徒歩12分、西武新宿線「新所沢」駅より徒歩20分。
現在は、不定期レッスンのみで行っています。
レッスン日時はご相談に応じます。

レッスン料:
【モダンフルート】40分レッスン 1回3000円、 60分レッスン 1回4000円
【フラウト・トラヴェルソ】60分レッスン 1回5000円

体験レッスン:2000円

詳しくはこちらのページをご覧ください。http://michiyoarai.sakura.ne.jp/lesson.htm

♪アイゼナハ音楽院♪

御茶ノ水駅と神保町駅、両方から歩けるアクセスの良い音楽教室です。
こちらでも、フルート、フラウト・トラヴェルソの両方を教えています。
詳細はこちらのサイトをご覧ください。https://eisenach.jp/





2022年3月11日金曜日

元気をもらいました

今日は3月11日、東日本大震災の日でした。

あの日は、都内にいて、ものすごい揺れで大慌てでビルの中から外に避難したことを思い出します。外に出ても、建物がぐわんぐわんと揺れているのを見て、映画でも観ているような感じでした。 

今日と同じような明日が、当たり前にやってくるとは限らないということを忘れずに、今を大切に生きていきたいものです。


今日は午前中、お一人オンラインレッスン、午後はお一人の対面レッスンでした。
お二人とも、トラヴェルソ歴こそ私の方が長いですが、人生の先輩で、ご自分の柱となる分野を持っていらっしゃるので、私が言ったことに対して、ご自身の知識や経験と重ね合わせたりして、そこから出てくる言葉や反応がとても興味深いです。
今日もレッスンをして、元気をもらったなぁという感じです。

*****

【コンサートのお知らせ】

2022年3月21日(祝) 14時開演(13時半開場)
松明堂音楽ホール (西武新宿線「新所沢駅」徒歩2分)

Musique de la flûte traversière フルートの音楽 vol.1
18世紀ドイツ フラウト・トラヴェルソとチェンバロの響き

【プログラム】
J.J.クヴァンツ (1697-1773):3声のソナタ ホ短調 QV2:21
G.P.テレマン (1681-1767):「6つのコンチェルトと6つの組曲」より 組曲第6番 ニ短調 TWV42:d3
J.S.バッハ(1685-1750):フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
J.C.F. バッハ(1732-1795):フルートとチェンバロのためのソナタ ニ短調  他

【演奏】新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、中川岳(チェンバロ)
【チケット】3000円(全席自由)
【ご予約・お問合せ】コンサート事務局   メール  baroque.office@gmail.com  







2022年2月25日金曜日

レッスン録②

昨日のレッスン録の続きです。

昨日のお二人目のレッスンはSさん。
前回のレッスンで、もっとダイナミクス(強弱)を付けましょう、という話をしたのですが、昨日は、それについての質問タイムから始まりました。
曲中でのダイナミクスの付け方について、”ビートを入れる”時、そして音が上行(または下行)する時、どのような可能性があるのかを、一緒に考えました。
(実例がなく言葉だけで書くのは誤解を生む恐れがあるので、詳しくは省略します。)

その後は実際に色々な強弱でのロングトーンをしてみたところ、強弱は上手についていたのですが、体の状態、息の状態が気になったので、普段やっているロングトーンに移行して、
息や楽器の振動を感じながら吹くことを探求しました。


三人目のレッスンはGさん。
テレマンのタ―フェルムジークの中の、フルート2本と通奏低音のためのトリオ・ソナタに取り組んでいます。
昨日は主に、”休符を入れてちゃんとアーティキュレーションを作る”ことをお話しました。
これは、フランス語で、”Silence d'articulation" と呼ばれますが、”書かれている音符には(書かれていなくても)休符が含まれており、その休符をちゃんと作る、そしてその長さを適宜様々に変えることによって多様なアーティキュレーションを作ることが出来る” という考えです。
すぐに理解してくださったので、より生き生きとした音楽づくりに役立てて頂けると良いなと思います。


*****

【コンサートのお知らせ】

2022年3月21日(祝) 14時開演(13時半開場)
松明堂音楽ホール (西武新宿線「新所沢駅」徒歩2分)

Musique de la flûte traversière フルートの音楽 vol.1
18世紀ドイツ フラウト・トラヴェルソとチェンバロの響き

【プログラム】
J.J.クヴァンツ (1697-1773):3声のソナタ ホ短調 QV2:21
G.P.テレマン (1681-1767):「6つのコンチェルトと6つの組曲」より 組曲第6番 ニ短調 TWV42:d3
J.S.バッハ(1685-1750):フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
J.C.F. バッハ(1732-1795):フルートとチェンバロのためのソナタ ニ短調  他

【演奏】新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、中川岳(チェンバロ)
【チケット】3000円(全席自由)
【ご予約・お問合せ】コンサート事務局   メール  baroque.office@gmail.com  









2022年2月24日木曜日

レッスン録

今日はアイゼナハ音楽院で3人のトラヴェルソレッスンでした。

一人目のAさん。
1月末の、アイゼナハの発表会に参加されて以来のレッスンだったので、まずその発表会についての、私の感想をお伝えしました。

”とても良く吹けていて、共演者の方達と楽しんで演奏しているのは良く分かったのですが、Aさんの意識の中に、聴衆が含まれている感じがしない。なので、聴いている方としては、少し置いてけぼりになっている感じがする。”

という感想です。
もう十分に上手に演奏していて、自分一人や、仲間内で楽しむ分には申し分のない技量とセンスを持ち合わせているAさん。
でも、だからこそ、”大好きで、自分でも演奏したい”曲を、自分や仲間だけで演奏して楽しかったね、で終わらせるのか、それとも、その曲の魅力をその場に居合わせた他の人にも伝えたいと思って吹くのか。
聴衆に伝えたいと思った時に考えなければいけない、様々な音楽的なこと、技術的なことへの意識を深めていただけたらと思って、お伝えしました。

ご本人も、思い当たるところがあったようで、私の言ったことを理解してくださったようなので、これからますます音楽が深まっていくと良いなと思います。

その後は呼吸を感じながらのロングトーンの時間になりました。
体調を崩していてしばらく吹けなかったということで、初めは固かったAさんの体と音が、足裏から指先から頭のてっぺんから空間まで、感じながら味わいながら吹いている内にどんどん解放されて良くなるのがわかり、とても良い時間でした。

・・・書き始めたら長くなってしまったので、他の2人の方のレッスン録はまた次回以降に書きたいと思います!


***

今朝のモズちゃんです。





















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【コンサートのお知らせ】

2022年3月21日(祝) 14時開演(13時半開場)
松明堂音楽ホール (西武新宿線「新所沢駅」徒歩2分)

Musique de la flûte traversière フルートの音楽 vol.1
18世紀ドイツ フラウト・トラヴェルソとチェンバロの響き

【プログラム】
J.J.クヴァンツ (1697-1773):3声のソナタ ホ短調 QV2:21
G.P.テレマン (1681-1767):「6つのコンチェルトと6つの組曲」より 組曲第6番 ニ短調 TWV42:d3
J.S.バッハ(1685-1750):フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
J.C.F. バッハ(1732-1795):フルートとチェンバロのためのソナタ ニ短調  他

【演奏】新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、中川岳(チェンバロ)
【チケット】3000円(全席自由)
【ご予約・お問合せ】コンサート事務局   メール  baroque.office@gmail.com  





 

2022年2月19日土曜日

モーダル唱法をフルートにも

今日は午前中、アイゼナハ音楽院でモダン・フルートの生徒さんのレッスン、
夕方、家でトラヴェルソの生徒さんのレッスンでした。

最近、フルートを教える時にも、”モーダル唱法” (モーダル唱法について1
モーダル唱法について2)の要素をかなり取り入れて、音作りなどを丁寧に時間をかけて取り組むようにしています。

生徒さんによって、変わる度合いはもちろんそれぞれなのですが、ほとんど全ての生徒さんに良い効果が現れます。
より楽に、その楽器本来の音がちゃんと響いてくるように思います。

今日は、生徒さんの一人に、”大好きな食べ物を食べる時に、口の中で味や、舌触りなどを感じて味わうように、指の動き、手の動きも深く味わってみてください。” と言ったら、すぐに理解してくださり、本当にすごく良くなりました。

***

アイゼナハ音楽院は御茶ノ水駅と神保町駅の間くらいにありますが、この辺りは美味しい食事処、本屋さん、喫茶店などたくさんあって、とても楽しいところです。
いつもアイゼナハに行くときには、今日はお昼はどこに行こうかな~と考えるのが楽しみです。
今日は、すずらん通りという、古書店街の目抜き通りにある中華料理屋さんに初めて入ってみたら、大当たりで良いお店でした。
本屋さんにもふらりと入って面白そうな文芸の雑誌を買ったりして、楽しい息抜きをしてきました。

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【コンサートのお知らせ】

2022年3月21日(祝) 14時開演(13時半開場)
松明堂音楽ホール (西武新宿線「新所沢駅」徒歩2分)

Musique de la flûte traversière フルートの音楽 vol.1
18世紀ドイツ フラウト・トラヴェルソとチェンバロの響き

【プログラム】
J.J.クヴァンツ (1697-1773):3声のソナタ ホ短調 QV2:21
G.P.テレマン (1681-1767):「6つのコンチェルトと6つの組曲」より 組曲第6番 ニ短調 TWV42:d3
J.S.バッハ(1685-1750):フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
J.C.F. バッハ(1732-1795):フルートとチェンバロのためのソナタ ニ短調  他

【演奏】新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、中川岳(チェンバロ)
【チケット】3000円(全席自由)
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2022年2月7日月曜日

呼吸

フルートは、当然のことながら、呼吸がないと吹くことができない。

でも、そもそも、人は、呼吸がないと生きていくことができない。


日常生活で、よく、悩みや心配事を考えていたり、急いで何かをしている時には、呼吸が止まっていたりする。

フルートでも、何かを気を付けようとして、そのことばかりに気を取られていると、肝心の呼吸が止まってしまい、気を付けようと思っていることも上手く行かなかったりする。


呼吸は不思議だ。

存在を忘れていても、勝手に空気の出し入れをしてくれるが、その場合は必要最小限。

でも、自分がちゃんと呼吸を感じようとして、注意を向けて呼吸を味わおうとすればするほど、それに応えて深くなってくれる。

その時に、自分の意識と無意識はより深く強力に結びつき、自分の能力はより大きく開花する。






2022年2月1日火曜日

M君のこと

先日、生徒さんの一人で、今春音大を卒業するM君が、挨拶のためにわざわざ家に来てくれた。

教育科のフルート専攻だけれども、トラヴェルソが大好きで、当時の担当教員だった先生が、私のことを紹介して下さり、うちにレッスンに来るようになった。

初めてうちに来た時、今どき、こんな礼儀正しい真面目な大学生がいるのか、と驚いたのだけれど、今回も挨拶のためにわざわざ来てくれたことに、心底、感心して感動した。

なんとも目出たいことに、教員採用試験に合格して、4月から中学校の先生になると言う。

なかなかの倍率だったそうで、本人は、なぜ受かったのか分からないと言っていたけれど、挨拶に来てくれたM君と、初めて、面と向かって(レッスンの時はいつも横並びで、主に私が喋っている・・)、ちゃんと長い時間お話をしてみて、M君を合格させた試験官の方達の気持ちが分かったような気がした。
目をそらさずにちゃんと話し、背伸びはしないが自分の考えをちゃんと言える。
もし自分が中学生だったら、こんな先生がいたらいいな、という感じ。

音大というある種、特殊な環境にいながら、M君がちゃんと自分の道を見つけたことが本当に良かった。

フルートが上手なのはもちろん大事なこと。
だけどもっと大事なのは、自分で考えて、自分の人生を切り開いていくことなのかも知れない。






2022年1月26日水曜日

蛹が蝶に変わるように

昨日は、アイゼナハ音楽院で伴奏合わせのレッスンでした。
29日(土)に発表会があるのです。

今回の私のクラスからの参加者は3人。
今回はチェンバロの他にも、ガンバの伴奏もついて、すごく豪華です。

皆さん、昨日はとても手ごたえのある演奏をされていて、本番が楽しみです。

それぞれの生徒さんに、それぞれの上達の波のようなものがあって、
時期によってはあまり変わっていないような感じがする時もあるのだけれど、
ある時になると、まるで蛹(さなぎ)が蝶に変わるように、飛躍的に上達することがある。

昨日は3人の生徒さんそれぞれにそれが見えて、見ている私は内心、”わぁ~っ”と声をあげてその変わりぶりを喜んでいる。

変わっていないような感じがする時も、本当に変わっていないわけではなくて、
きっと地中に根っこを張り巡らせたり、幹を太くさせている期間。

私はそれぞれの花が咲くと信じて、適切な時に適切に水や養分を与えるのが仕事。




2022年1月23日日曜日

前田りり子先生公開レッスン

今日は、私の最初のトラヴェルソの先生である、前田りり子先生のレッスンを、私の生徒さんたちが受講したり聴講したりする公開レッスンを行いました。

受講は3人で、それぞれテレマンのフランス風サンフォニー、J.S.バッハのパルティータ、C.P.E.バッハの無伴奏ソナタをレッスンしていただきました。

その人柄の通り、いつも楽しいレッスンをしてくださるりり子先生ですが、今日も、楽しく、そして、なぜそうしなければいけないのかという説明も分かりやすく、とても充実したレッスンでした。

受講した方も、聴講した方も、それぞれが色々と感じ、考えることのできる時間になったように思います。

またこのような会も設けていけたらいいなと思いました。






受講生の口から音を引き出すりり子先生です。


2022年1月14日金曜日

好きな曲を練習する

最近のレッスンで印象的だったこと。

70代の生徒さんで、トラヴェルソを始めて2年位の方ですが、それまでずっと、私が教則本の中からやりやすい音階や練習曲を選んで練習してもらっていました。

でも、ふと思い立って、その方が大好きで、吹けるようになりたいと言っていた、テレマンのファンタジアの10番 fis-moll に取り組んでいただくことにしました。

もちろんこの曲はかなり難易度が高いということをお互いに承知の上です。

この方は、若い頃から色々な音楽に親しんでいらして、音楽以外の芸術にも造詣があり、レッスンをしていても、何かパッと分かってくださるようなセンスをお持ちだと思ったので、大好きな曲に取り組むことで、何かすごく良い方向に向かうのではと思って、提案してみました。

結果、やはりすごく良かったようで、もちろんこの曲のむずかしさをひしひしと感じられたようですが、それだけになおさら、積極的に練習に取り組んでくださいました。

そして、何回かテレマンのレッスンをした後に、以前やっていた教則本に戻ったところ、前は少し苦戦していた曲も、見違えるようにいとも簡単に吹けるようになっていました!

普段レッスンをしていると、つい、ちゃんと段階を踏んで教えなくては、と思ってしまうのですが、それが必ずしも一番良いことなのではないのかもしれないと、思った次第です。


*****

ところで、明日、朝9時からの、FMラジオ川越(FM88.7MHz)「音のたねまき」という番組に、私が出演いたします。

1時間のクラシック音楽の番組で、多分始まってから15分後位(?)にゲストコーナーが始まるのではと思います。そこに私が登場します。全2回の、1回目です。

フラウト・トラヴェルソについて、古楽器で活動することになったいきさつ、現在の活動や
好きな曲紹介、思い出の料理のレシピまで!語っています。


12月に収録に行ってきたときの様子はこちら↓
https://michiyoarai.blogspot.com/2021/12/blog-post_8.html


このサイトでも聴けるようです。↓
https://www.jcbasimul.com/radio/1348/

放送後、YouTubeの、この番組のチャンネルにもアップされるようなので、またこちらでもお知らせいたします!












2021年12月30日木曜日

「待つ」ということ

 先日、レッスンの時に、先走って答えめいたことを言わずに、生徒さん自身の気付きを「待つ」のがいかに大切か、改めて気づかされたレッスンがありました。

その時は、生徒さんと、アンブシュアについて研究していました。

ある状態からある状態にアンブシュアが動く時に、どのように自分の筋肉が動いているかを観察していただいたのですが、普段、つい先に”答え”めいたことを言ってしまうのを反省して、生徒さんから言葉が出てくるのを待っていました。

そしたら、生徒さん自ら、「ここがこうなるから、結果としてこうなる」という、原因と結果を両方言ってくださったのです。

これは私にとっては結構衝撃でした。
なぜなら、私は原因をすっ飛ばして結果だけを伝えようとしていたので・・。

自分がいつも同じ言い方、同じ視点に固まってしまっていたという事にも気が付けたし、
細かく観察して、それをちゃんと言葉にできる生徒さんの力にも気が付きました。

教師に言われる言葉よりも、自分で気が付いて自分から出てきた言葉の方が、何倍も自分を変えていく力があると思います。

これからはもう少し生徒さん自身の気付きを待ってみよう、と思ったレッスンでした。


2021年12月28日火曜日

サイトリニューアル

 昨日は、アイゼナハ音楽院での年内最後のレッスンで、レッスン後、生徒さんと社長と忘年会に行きました。

家でのレッスンも今日が年内最後です。

今年も皆さんに熱心に通っていただき、充実したレッスンが出来て、感謝しております。


ところで、数か月前に、知り合いの写真家の方にプロフィール写真を撮っていただき、それをホームページにも載せて、サイトの写真を一新しました。

写真は、昭和記念公園で撮って頂きました。
まだ秋でしたが、なんだかすごーく寒い日で、薄いドレスでちょっと震えながらの撮影になりました。
でも出来栄えには満足しています。

よろしければサイト、ご覧ください。
http://michiyoarai.sakura.ne.jp/


来年も撮っていただいた写真とともにがんばりたいと思います!




2021年9月1日水曜日

レッスンを聴き合う会

 一昨日、8月30日に、9月の発表会に向けてレッスンを聴き合う会を行いました。

普段、個人レッスンで、どうしても私と生徒さんだけの関係になってしまいますが、他の人のレッスンを聴くことで得られることもたくさんあると思い、このような会を企画しました。

希望者を募ったところ、5人、受講者が集まって、それぞれのレッスンを聴き合って良い刺激を受けられていたようです。

発表会まであと1か月。

練習がんばりましょう~😎