昨日のコルテ・デル・トラヴェルソvol.25 「フランス革命を生きた音楽家たち」は無事に終演いたしました。
信頼する仲間とともに、アンサンブルを楽しめたと思います。
ご来場くださった皆様、応援して下さった皆様、有難うございました。
昨日のアンサンブルでは、また継続して演奏していけたらと思っています。
またぜひよろしくお願いいたします!
フルート奏者、新井道代のブログです。バロック時代のフルート(フラウト・トラヴェルソ)を中心に、その他の時代の古楽器、また、モダン・フルートでも演奏活動を行っています。 トラヴェルソのワークショップも行っています。 トラヴェルソ、モダン・フルートともに生徒さん随時募集中です。
昨日のコルテ・デル・トラヴェルソvol.25 「フランス革命を生きた音楽家たち」は無事に終演いたしました。
信頼する仲間とともに、アンサンブルを楽しめたと思います。
ご来場くださった皆様、応援して下さった皆様、有難うございました。
昨日のアンサンブルでは、また継続して演奏していけたらと思っています。
またぜひよろしくお願いいたします!
♪22日の演奏会「フランス革命を生きた音楽家たち」に登場する音楽家紹介♪
今日は、イヤサント・ジャダン(1769-1800)です♪
ヴェルサイユ宮殿でファゴット奏者として働いていた父を持つジャダンは、マリー=アントワネットが招いた一流の音楽家達を間近に見て育ち、9歳にして自作品が音楽雑誌に掲載され、その4年後にはコンセール・スピリチュエルで自作のピアノ協奏曲を演奏するという、早熟な音楽家だったようです。
1792年に作曲家でピアニストの兄を頼ってパリに移り、フェドー座でアシスタントとして働き始めます。
フェドー座は、ヴァイオリン奏者、ヴィオッティが設立した劇場で、オーケストラには優秀な奏者が集まっており、パイジェッロやチマローザ、モーツァルト、ドゥヴィエンヌらのオペラを上演し、また、ハイドンの交響曲なども演奏し人気を博していました。
いわゆる恐怖政治が敷かれた1793年~94年には、フェドー座は一時閉鎖に追い込まれますが、94年11月には再開され、入場券を入手するのに3~4時間待つほどの盛況だったそうです。
1795年にパリ音楽院が設立されると、ジャダンはクラヴサン(チェンバロ)の教授に就任します。96年以降はピアノに変更されたこのクラスで、ジャダンは女生徒たちを指導しました。
ジャダンは、モーツァルトやハイドン等のウィーンの音楽スタイルの影響を受けており、構築的な作風を持っています。また一方では、他の音楽家と同じように、自発的にか、生き残るためにかは不明ながらも、愛国的な革命歌を作曲し、革命祭典にも出席していました。
1799年に結核を発症し、翌1800年に24歳の若さで亡くなりました。
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22日(日)の演奏会、まだお席がございます。
ご都合よろしければ、ぜひいらして下さい♪
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♪22日の演奏会「フランス革命を生きた音楽家たち」に登場する音楽家紹介♪
今日は、イグナス・プレイエル(1757-1831)です。
♪22日の演奏会「フランス革命を生きた音楽家たち」に登場する音楽家紹介♪
♪22日の演奏会「フランス革命を生きた音楽家たち」に登場する音楽家紹介♪
まずは・・
フランソワ=ジョゼフ・ゴセック です。
みんなが知っている有名な「ガヴォット」を作曲したゴセックですが、実は、フランス革命と強いつながりを持った音楽家でした。
ベルギー出身で、パリでオーケストラを創設したり、演奏会シリーズ、コンセール・スピリチュエルの理事を務めたりして、フランス音楽界に確かな足がかりを作っていたゴセック。
フランス革命が勃発すると、共和派に強く傾き、国民軍軍楽隊に入隊、中心的存在になります。
大多数の国民が読み書きできなかったこの時代に、音楽の力で革命の士気を高めるために結成されたこの軍楽隊の主な任務は「革命祭典」で演奏することで、そのために作曲された「革命歌」は1789年から1794年までの5年間に2300曲にも及んだそうです。
ゴセックも新体制を称える歌曲、合唱曲、吹奏楽曲などを量産するようになります。
1792年に、軍楽隊員育成のため、国民軍音楽学校が設立されますが、この学校が翌年に国立音楽院に変わり、そして1795年にはパリ音楽院となります。
ゴセックはこのパリ音楽院で視学官、そして作曲科の教授に就任します。
1804年には、その革命への貢献を称えられ、ナポレオンが制定した栄典であるレジオン・ドヌール賞を授かっています。
先日、22日の演奏会のためのリハーサルで、池袋に行ってきました。
空き時間に近くをお散歩。近くに、自由学園明日館という、演奏会などにも使われている歴史ある建物があり、そこにも行ってみました。
中には入れない時間だったので、外から眺めただけですが。
「婦人之友社」という出版社が隣にあって(自由学園を創立した羽仁もと子、吉一夫妻によって作られた出版社だそうです)、そこに、「婦人の友社」刊行物案内の掲示板が。
目が止まった、『毎日が、ヨガ』という本。
目次のPart 1 の所。
”無理をしない、でも、あきらめない” 。
なんだかグッと来たので、思わず撮影。
きっとヨガだけでなく、演奏にも、生活全般にも当てはまることなんだろうなぁ・・。
少し疲れていた心身が1つの言葉でリフレッシュされる。
リハーサル場所に戻って、また皆と音楽づくりをしました。
9月22日に共演して頂く皆さんのプロフィールです。
【ヴァイオリン】 宮崎桃子
桐朋学園大学卒業,東京芸術大学大学院修了。在学中,
【ヴィオラ】 廣海史帆
東京藝術大学を経て、同大学大学院を修了。
【チェロ】野津真亮
国立音楽大学音楽学部演奏学科卒業。東京藝術大学大学院古楽科修
皆さんとても素敵な演奏家です。