2017年12月21日木曜日

年の瀬コンサート の中止(延期)について

こちらのブログでもご案内していました12月29日の ”年の瀬コンサート「ハンブルク四重奏曲集」全曲演奏会” ですが、私の急性虫垂炎のため、中止(延期)の形を取らせていただく事になりました。

既に手術して、3日ほど前に退院しましたが、限られた日数で組んでいたリハーサルが入院によって行えなかったことや、私の体力がすぐには戻らない事などから、そのようにさせて頂きました。

共演者の皆さんやすでにご予約いただいていたお客様など、たくさんの方にご迷惑をおかけしてしまいましたが、今はしっかり静養してまた来年元気に活動できるように、と思っています。

再企画する時期はまだ未定ですが、またこちらでもご案内いたします!


手術、入院は初めての経験だったこともあり、なかなか大変でした💦
虫垂炎は今ではあまり手術せず、抗生剤投与で治すことも多いみたいですが、私のはかなりひどい状態になってしまっていて、手術が次の日になっていたら破裂していたかもとのことでした・・。
手術前よりも後の方がむしろ大変でしたが、今はかなり回復しています。
とりあえず歩こうと思って毎日ウォーキングをしていますが、日に日に楽に歩けるようになり、面白いです。(初めは腰のまがったおばあさんみたいにしか歩けませんでし
た・・)

健康のありがたさを改めて感じた経験でした。







2017年11月11日土曜日

年の瀬コンサート テレマン「ハンブルク四重奏曲集」

テレマンイヤーの締めくくりは「ハンブルク四重奏曲集」で!

昨年に引き続き、中野のSPACE415にて年の瀬コンサートを行います。
本当に年の瀬の12月29日です!
今回は、G.P.テレマンの没後250年を記念して、テレマンの「ハンブルク四重奏曲集」全6曲を一挙演奏いたします。

この作品は1730年に初めハンブルクで出版された、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ(またはチェロ)、通奏低音のための曲集です。その後すぐにパリでも出版されたこの曲集は、パリの演奏家達の間でも人気となり、テレマンは1738年にパリのヴィルトゥオーゾ達に頼まれて新しい四重奏曲集(通称「パリ四重奏曲集」)を書き、出版することになりました。

今回は、その1730年に出版された「ハンブルク四重奏曲集」をお楽しみください。

各楽器の見せ場も、アンサンブルの醍醐味もふんだんに用意されているこの曲集を、テレマンイヤーの締めくくりにお楽しみいただけましたら幸いです。
夜の部の終演後、演奏者を含めてのパーティーがあります。お気軽にご参加下さい!

* * *...

年の瀬コンサート in SPACE415 vol.2
G.P.テレマン 「ハンブルク四重奏曲集」全曲演奏会
~テレマン没後250年を記念して~

新井道代(フラウト・トラヴェルソ)
宮崎桃子(バロック・ヴァイオリン)
品川聖(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
寺村朋子(チェンバロ)


2017年1229日(金)
昼の部 14時開演(13時半開場)
夜の部 18時開演(17時半開場)

会場:SPACE415(JR中野駅徒歩12分、西武新宿線野方駅バス5分) 
アクセスはこちらをご覧ください。http://space415.info/access/

入場料:3000円

ご予約:メール baroque.office@gmail.com
電話 080-7951‐9378
*チケットレス公演です。上記メール又はお電話にてご予約をお願い致します。

2017年11月6日月曜日

マリンバとのコンサート

アットホームなコンサートのご案内です。

11月20日(月)、入間市のマリンバ奏者、安藤円さんのスタジオでのコンサートに出演させて頂きます。
演奏は、モダン・フルートが主ですが、少し古楽器も演奏します。

去年も呼んで頂いたのですが、お茶もいただけて、とても和やかな雰囲気の演奏会です。
お近くでしたらぜひ遊びにいらしてください。

***

リビンザハート
フルートとマリンバの音楽会

2017年11月20日(月)14時開演 

フルート:新井道代
マリンバ:安藤円

プログラム:ビゼー/「アルルの女」よりメヌエット、ハイドン/セレナーデ、日本の歌 など

会場:入間市小谷田489 リビンザハート
地図はこちらからご覧になれます。http://music.geocities.jp/livein_the_heart/map.html

入場料:カフェ付き 1500円

小さな会場のため、ご予約をお願い致します。
お問合せ、ご予約:madoka27cronos*yahoo.co.jp(*を@に変換)

2017年11月1日水曜日

デュオ・コンサート 終わりました

10月28日(土)、チェンバロの寺村朋子さんとのデュオ・コンサートが無事に終了しました。

今回は、ヨハン・セバスチァン・バッハとカール・フィリップ・エマヌエル・バッハの作品に絞って、フルートとチェンバロ(または通奏低音)のための作品と、チェンバロのソロをお楽しみいただきました。

ラ・リールは、演奏するのは初めての会場でしたが、落ち着いた雰囲気で良かったです。

構想はほぼ10カ月、でも演奏してしまえばあっという間・・・。
ステージでは自分がそのまま出るのだということを忘れず、また前に進んでいきたいと思います!

ご来場いただいた皆様には心よりお礼申し上げます。




2017年10月21日土曜日

J.S.バッハとC.P.E.バッハ

J.S.バッハとその次男C.P.E.バッハはそれぞれどういう父親だったのでしょうか。

J.S.バッハは、ただ一家の長というだけでなく、親戚の子を預かって教育し、秘書として傍らで働かせたりという一族の長としての立場があったようです。
そしてもちろん自分の息子たちへの音楽教育にはとても熱心で、特に長男W.F.バッハにかけた手間と親心は相当なものだったようです。

C.P.E.バッハは、自身は3人の子どもに恵まれました。音楽家になった子どもはいませんが、その教育にはやはり熱心でした。1778年に30歳だった次男(名前はヨハン・セバスチァン!)が亡くなった時には、知人に宛てた手紙に、その苦しく悲しい胸の内と、同時に今まで息子にかけた金銭の事にも触れ、金銭に関してはかなりしっかりした彼の性格を垣間見ることができます。

いずれにしてもJ.S.バッハにとっての家族は”一族”的なものが強かったのに対して、C.P.E.バッハの時代にはすでに今でいう”核家族”的なものであったようです。
それが、この二人の音楽の違いにもつながっているともいえるのかもしれません。

そんなことを考えながら、コンサートの準備をしています。
10月28日、ご都合よろしければ、ぜひいらしてくださいませ。

***


新井道代(フラウト・トラヴェルソ) & 寺村朋子(チェンバロ)
デュオ・コンサート
J.S.バッハとC.P.E.バッハ

2017年10月28日(土)14時開演(13時半開場)
ラ・リール
(東京メトロ丸の内線茗荷谷駅下車徒歩約6分)
地図などはこちらをご覧ください→ http://www.lalyre.jp/page2.html

全席自由3000円

【プログラム】
C.P.E.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ ト長調 Wq85
J.S.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ (原曲:オルガントリオソナタ) ニ短調 BWV527
C.P.E.バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 Wq124
J.S.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV1030   他

【チケットご予約・お問い合わせ】
コンサート事務局
mail: baroque.office*gmail.com (*を@に変換して下さい)
tel: 080-7951-9378


今回も、いつもチラシのデザインをしてもらっている友人、温子さんに素敵なチラシを作って頂きました!


2017年9月30日土曜日

2017年後半期 第1回ワークショップ

今日は2017年後半期の第1回ワークショップの日でした!

2017年の後半期では、”チェンバロと合わせてみよう”ということで、J.-M.オトテールの「フルートと通奏低音のための組曲集 作品2」より、第2番 ト長調の中から、数楽章をチェンバロと合わせることを目標に取り組みたいと思っています。

今日は、リピーターさんもいらっしゃいましたが、全く初めての方もいらしたので、初めにニ長調、ト長調の音階などを練習した後、早速、"Petit Air tendre"という楽章に取り組みました。

フランス・バロック音楽に特有の、細かい装飾音符がたくさん付いていますので、初めは装飾なしで、そして出来る方にはだんだんと装飾を入れていただいて練習しました。

モダン・フルートとは持った時のバランスや指の幅などもかなり違いますので、初めは慣れないことばかりで大変かもしれませんが、慣れてきたなぁと思ったころには、トラヴェルソの楽しさに気が付かれると思います!


次回は、11月18日(土)新宿御苑前のアトリエ・ソノーロにて、
その次は12月16日(土)同じくアトリエ・ソノーロにて行います。
最後に来年1月13日(土)、チェンバロ合わせの会があります。

まだまだこれからご参加いただいても大丈夫です!
皆様のご参加を心よりお待ちしております!

***

フルート奏者のための 
トラヴェルソ・ワークショップ 
2017後半期
~チェンバロと合わせてみよう~
トラヴェルソは未経験、またはほとんど吹いたことがないフルート奏者の方に
トラヴェルソを実際に経験していただくワークショップです。
今回は最終的にチェンバロと合わせてみることを目標に、一つの曲に取り組みます。


【日程】  
第2回 11月18日(土) 会場:アトリエ・ソノーロ(新宿御苑前)

第3回 12月16日(土) 会場:アトリエ・ソノーロ

4≪チェンバロ合わせの会≫ 2018113日(土)会場:アトリエ・ソノーロ

いずれも一般クラス130015:00、専門家クラス150017:00


一般クラス:趣味としてフルートを演奏される方のためのクラス
専門家クラス:音大等でフルートを専門的に勉強している方、勉強した方のためのクラス


*各回定員4名。楽器をお持ちでない方にはその場でお貸しします。1回のみの受講も、複数回の受講も可能です。ただし第4回にご参加できるのは、第13回の内、最低1回ご参加頂いた方のみとさせて頂きます。

【内容】 J.-M.オトテールの「フルートと通奏低音のための組曲 ト長調 作品2-2」の中から数楽章を、チェンバロと合わせることを目標に取り組みます。運指や装飾など、初歩から教えますのでどうぞお気軽にご参加下さい。


楽譜はこちらからご覧になれます。(13ページからが第2番ト長調です)



【受講料】 1回~第3回 4000円、第4回のみ5000円 (楽器レンタル代、資料代込)

【会場】 
第2~4回 アトリエ・ソノーロ (地下鉄丸の内線「新宿御苑前」駅徒歩3分)

【講師】 新井道代
【チェンバロ奏者】 山縣万里

【お申し込み】 各開催日の1週間前までに、お名前、希望クラス、簡単な音楽歴をお書きの上、michiyo0104@gmail.com までメールでお申し込み下さい。
 *定員になり次第締め切ります。
 *1週間前を切ってもお申し込み頂ける場合がありますので、ご遠慮なくお問合せ下さい。
 *内容についてのご質問など、お問い合わせも上記メールにお気軽にお寄せ下さい。







秋のコンサートのお知らせ

すっかり秋めいてまいりました。
お元気でお過ごしでしょうか?

10月の演奏会のご案内です。
いずれも、私の方へご連絡いただければご予約を承ります!
(メール michiyo0104*gmail.com (*を@に変換)まで)

★10月8日(日)14時半開演(14時開場)
チャペル・コンサート

【プログラム】
J.S.バッハ:カンタータ BWV78 より 「我が罪をぬぐう血は」
      トリオ・ソナタ ニ短調 BWV527 
A.ガブリエリ:パッサメッツォ・アンティーコ
J.ラター:クレアの祝祷  ほか
【出演】
及川豊(テノール)
渡部聡(オルガン)
新井道代(トラヴェルソ)
【会場】
日本キリスト教団 狭山教会
(狭山市新狭山2-1-6)

入場無料です。
お問合せ 日本キリスト教団 狭山教会 04-2954-8131

★10月13日(水)19時開演(18時半開場)
小池香織 ヴィオラ・ダ・ガンバ リサイタル

【プログラム】

J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ BWV1027-1029
G.P.テレマン:2本のフルートと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ニ長調 他
【出演】
小池香織(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
宮崎賀乃子(チェンバロ)
近野賢一(バス)
新井道代、相川郁子(トラヴェルソ)
【会場】
日本福音ルーテル東京教会
(JR新大久保駅から右へ徒歩5分)
【入場料】
前売りCDセット券5500円、前売り券3500円、当日券4000円

【チケットご予約、お問合せ】
baroquelustre*yahoo.co.jp(*を@に変換)



★10月28日(土)14時開演(13時半開場)
新井道代(フラウト・トラヴェルソ) & 寺村朋子(チェンバロ)
デュオ・コンサート

J.S.バッハとC.P.E.バッハ

【プログラム】
C.P.E.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ ト長調 Wq85
J.S.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ (原曲:オルガントリオソナタ) ニ短調 BWV527
C.P.E.バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 Wq124
J.S.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV1030   他

【会場】
ラ・リール
(東京メトロ丸の内線茗荷谷駅下車徒歩約6分)
地図などはこちらをご覧ください→ http://www.lalyre.jp/page2.html

【入場料】3000円

【チケットご予約・お問い合わせ】
コンサート事務局
mail: baroque.office*gmail.com (*を@に変換して下さい)
tel: 080-7951-9378




2017年8月28日月曜日

トラヴェルソ・ワークショップ 2017後半期

今年の後半からのワークショップの予定が決まりましたので、お知らせいたします!
今回は、会場のアトリエ・ソノーロの常設してあるチェンバロを使い、チェンバロと合わせてみることを目標に、一つの曲に取り組みます。

これまでのワークショップの様子は、右の”ラベル”欄の”ワークショップ”をクリックするとご覧になれます。

皆様のご参加をお待ちしております!


***

フルート奏者のための 
トラヴェルソ・ワークショップ 
2017後半期
~チェンバロと合わせてみよう~
トラヴェルソは未経験、またはほとんど吹いたことがないフルート奏者の方に
トラヴェルソを実際に経験していただくワークショップです。
今回は最終的にチェンバロと合わせてみることを目標に、一つの曲に取り組みます。


【日程】  
第1回  9月30日(土)   会場:ダ・カーポ レンタルスタジオ(新大久保)

第2回 11月18日(土) 会場:アトリエ・ソノーロ(新宿御苑前)

第3回 12月16日(土) 会場:アトリエ・ソノーロ

4≪チェンバロ合わせの会≫ 2018113日(土)会場:アトリエ・ソノーロ

いずれも一般クラス130015:00、専門家クラス150017:00


一般クラス:趣味としてフルートを演奏される方のためのクラス
専門家クラス:音大等でフルートを専門的に勉強している方、勉強した方のためのクラス


*各回定員4名。楽器をお持ちでない方にはその場でお貸しします。1回のみの受講も、複数回の受講も可能です。ただし第4回にご参加できるのは、第13回の内、最低1回ご参加頂いた方のみとさせて頂きます。

【内容】 J.-M.オトテールの「フルートと通奏低音のための組曲 ト長調 作品2-2」の中から数楽章を、チェンバロと合わせることを目標に取り組みます。運指や装飾など、初歩から教えますのでどうぞお気軽にご参加下さい。


楽譜はこちらからご覧になれます。(13ページからが第2番ト長調です)



【受講料】 1回~第3回 4000円、第4回のみ5000円 (楽器レンタル代、資料代込)

【会場】 
第1回  ミュージックスクール ダ・カーポ レンタルスタジオ (JR新大久保駅徒歩3分)
第2~4回 アトリエ・ソノーロ (地下鉄丸の内線「新宿御苑前」駅徒歩3分)

【講師】 新井道代
東京音楽大学を経て同大学院フルート専攻修了。同大学で1年間助手を務めた後、オランダ,デン・ハーグ王立音楽院古楽科に留学。2009年に同音楽院修士課程を修了し、帰国後はトラヴェルソを中心に様々な時代のフルートで演奏活動を行っている。2012年東京音楽大学公開講座「音楽のことば」フルートクラス講師。2016年よりトラヴェルソ・ワークショップを主催。また、バッハ・コレギウム・ジャパンのマタイ受難曲公演にも度々参加している。これまでにモダン・フルートを、相澤政宏、梅津正好、植村泰一の各氏に、トラヴェルソを前田りり子、バルトルド・クイケン、ウィルバート・ハーツェルツェットの各氏に師事。アイゼナハ音楽院トラヴェルソクラス講師。 ホームページ http://www.michiyoarai.net/

【チェンバロ奏者】 山縣万里
東京藝術大学音楽学部楽理科および同器楽科チェンバロ専攻卒業。同大学院音楽研究科修士課程チェンバロ専攻を修了。ソロシリーズ《ひとり琴》や、主宰するアンサンブル《Duo Maris》《コンティヌオ・ギルド》等を中心にソリスト、通奏低音奏者として広く活動している

【お申し込み】 各開催日の1週間前までに、お名前、希望クラス、簡単な音楽歴をお書きの上、michiyo0104@gmail.com までメールでお申し込み下さい。
 *定員になり次第締め切ります。
 *1週間前を切ってもお申し込み頂ける場合がありますので、ご遠慮なくお問合せ下さい。
 *内容についてのご質問など、お問い合わせも上記メールにお気軽にお寄せ下さい。

2017年8月17日木曜日

「哀しきよろこび」終了しました

8月10日に、近江楽堂にて「Triste Plaisir 哀しきよろこび ~フランスの古歌を旅する」と題したコンサートが終了いたしました。

今回は、私の中では最も古い音楽を演奏した本番でした。
楽器も、ルネサンス・フルートだけではなく、”中世フルート”まで使いました。

中世フルートで演奏したのは、ギョーム・ド・マショーの2曲だけでしたが、まさか自分がマショーを演奏する日が来ようとは!! という感じでした。
(音楽史上ではとても重要な中世の作曲家ですが、フルート奏者としては今までほとんど取り組む機会がありませんでしたので・・・)

初めての体験ではありましたが、歌の夏山美加恵さん、リュートのルネ・ジェニスさんは中世音楽に造詣が深く、リハーサル中に沢山の事を教えていただいたので、短期間ながら自分なりに形になったかなと思います。

今回は、歌が中心の演奏会で、フルートも歌のパートを歌手の方達と重なって演奏する事が多く、改めて、”ことば”の重要さを感じました。
言葉を発音する、その代わりにフルートを吹く。そしたらその旋律になった。という具合にしたいと思いましたが、なかなか難しいものです。

会場では、近江楽堂の真ん中に演奏者が円形になって立ち、その周りを客席が囲むという、円形劇場方式(?)で、見た目もなかなか珍しかったと思います。

本当に得難い経験をさせていただいた演奏会でした。






2017年7月22日土曜日

今年3回目のワークショップを行いました

今日は今年第3回のトラヴェルソ・ワークショップでした。
早いものでワークショップも1年半続きました!

今回は、まずロングトーン的なもので運指の確認などをしてウォーミングアップをした後、モイーズの「24の旋律的小練習曲」を使い、アンブシュアや音程の取り方、音の発展のさせ方などを考えました。
その後、ボワモルティエの「組曲集op.22」からト長調の組曲の初めの方に取り組みました。

今年後半期の予定はこれから決めますが、決まり次第こちらでもお知らせいたします。
さらに楽しい企画になるように、アイデアを練っているところです!

またたくさんの方にいらして頂ければ嬉しいです。



2017年7月20日木曜日

デュオ・コンサート J.S.バッハとC.P.E.バッハ

秋はいくつかコンサートが重なっていますが、自主企画では、チェンバロの寺村朋子さんとデュオ・コンサートを行います。

J.S.バッハとC.P.E.バッハの曲を取り上げ、密なアンサンブルをお楽しみいただければと思っております。

平和な雰囲気の中にもC.P.E.バッハ独特の意表を突くような表現や移ろう表情が散りばめられた、フルートとチェンバロのためのソナタ ト長調 Wq85、J.S.バッハによって6曲書かれたオルガントリオソナタの中の1曲、ニ短調 BWV527C.P.E.バッハの数あるフルートと通奏低音のためのソナタからは、私が最もC.P.E.バッハらしい表現が凝縮されていると思っているホ短調 Wq124、そしてJ.S.バッハの名作、フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV1030 他を演奏いたします。

会場は茗荷谷のラ・リールです。
丸の内線茗荷谷駅からホールに向かう道も森になっていてとても感じがよく、ホールも親密な雰囲気のとても素敵なところです。

秋の一日、ぜひバッハ親子の音楽を聴きにお出かけください!

****

新井道代(フラウト・トラヴェルソ) & 寺村朋子(チェンバロ)
デュオ・コンサート
J.S.バッハとC.P.E.バッハ

2017年10月28日(土)14時開演(13時半開場)
ラ・リール
(東京メトロ丸の内線茗荷谷駅下車徒歩約6分)
地図などはこちらをご覧ください→ http://www.lalyre.jp/page2.html

全席自由3000円

【プログラム】
C.P.E.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ ト長調 Wq85
J.S.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ (原曲:オルガントリオソナタ) ニ短調 BWV527
C.P.E.バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 Wq124
J.S.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV1030   他

【チケットご予約・お問い合わせ】
コンサート事務局
mail: baroque.office*gmail.com (*を@に変換して下さい)
tel: 080-7951-9378


今回も、いつもチラシのデザインをしてもらっている友人、温子さんに素敵なチラシを作って頂きました!





2017年7月18日火曜日

トラヴェルソ・ワークショップ

今度の土曜日、7月22日にトラヴェルソ・ワークショップ 今年の第3回目を行います!

今回はフレンチに挑戦します。

一般クラス、専門家クラスともにまだ若干空きがございます。
ご興味ありましたら、是非ご参加ください。

***
フルート奏者のための 
トラヴェルソ・ワークショップ 
2017前半期

普段はモダン・フルートを吹いている方のためのトラヴェルソ体験講座です。

トラヴェルソは未経験、またはほとんど吹いたことがないフルート奏者の方に
トラヴェルソを実際に経験していただくワークショップです。



【日程】 
第3回  7月22日(土)一般クラス13:00~14:45  専門家クラス 15:00~16:45

  一般クラス:趣味としてフルートを演奏される方のためのクラス
  専門家クラス:音大等でフルートを専門的に勉強している方、勉強した方のためのクラス

   *各回定員4名。楽器は一人一本をお貸しします。1回のみの受講も、複数回の受講も可能です。

【内容】 
楽器の説明や音階を吹いてみることから始め、バロック時代のやさしい曲を演奏してトラヴェルソを体験します。取り組む曲は、その都度変わります。

【受講料】 
3500(楽器レンタル代、資料代込み)

【会場】 
アトリエ・ソノーロ 1600022 新宿区新宿281新宿セブンピル 603
地下鉄丸の内線「新宿御苑前」駅より、徒歩3。 お申込み頂いた方には地図のリンクをお送りします。)

【講師】 
新井道代
東京音楽大学を経て同大学院フルート専攻修了。大学院修士論文「モダン・フルートによるバロック音楽演奏について」は高く評価され、日本フルート協会会報に掲載された。同大学で1年間助手を務めた後、オランダ,デン・ハーグ王立音楽院古楽科に留学。2009年に同音楽院修士課程を修了し、帰国後はトラヴェルソを中心に様々な時代のフルートで演奏活動を行っている。2010年より出身地である入間市で毎年古楽器による演奏会を開催。2012年東京音楽大学公開講座「音楽のことば」フルートクラス講師。2016年よりトラヴェルソ・ワークショップを企画、開催。また、バッハ・コレギウム・ジャパンのマタイ受難曲公演にも度々参加している。これまでにモダン・フルートを、相澤政宏、梅津正好、植村泰一の各氏に、トラヴェルソを前田りり子、バルトルド・クイケン、ウィルバート・ハーツェルツェットの各氏に師事。アイゼナハ音楽院トラヴェルソクラス講師。
ホームページ http://www.michiyoarai.net/

【お申し込み】 各開催日の1週間前までに、お名前、希望クラス、簡単な音楽歴をお書きの上、michiyo0104@gmail.com までメールでお申し込み下さい。
*定員になり次第締め切ります。
*1週間前を切ってもお申し込み頂ける場合がありますので、ご遠慮なくお問合せ下さい。


* * *
上記の日程でご都合がつかない場合、3名以上のグループでお申込みいただければ、
他の日時で開催することも可能です。お問合せ下さい。 



2017年6月26日月曜日

哀しきよろこび

コンサートのお知らせです!

8月10日(木)、東京オペラシティ3階 近江楽堂にて、
「Triste Plaisir 哀しきよろこび ~フランスの古歌を旅する~」と題したコンサートに出演します。

オランダ留学中にお世話になっていた歌手の夏山美加恵さんと、そのご主人であるリュート奏者のルネ=ジェニス:フォルジャさんと中心としたアンサンブルです。

中世からルネサンスにかけてのフランスの世俗曲、シャンソンをお届けいたします。

夏の暑い頃ですが、ぜひフランスのいにしえの音楽を聴きにいらしてください。

***


Triste Plaisir 
哀しきよろこび ~フランスの古歌を旅する~

【出演】
歌:夏山美加恵、及川豊、根岸一郎、小酒井貴朗(賛助出演)
ルネサンス・フルート:新井道代 フィーデル:坪田一子
リュート:ルネ・ジェニス=フォルジャ

【プログラム】
ギョーム・ド・マショー:すべての花
ジル・バンショワ:哀しきよろこび
ピエール・セルトン:こんなに楽しかったことはなかった
トマス・クレキヨン:私の哀しい定めを思い出す時  ほか

8月10日(木)昼の部13時半開演(13時開場)、夜の部19時開演(18時半開場)
東京オペラシティ3F 近江楽堂
入場料 3500円

【チケットご予約、お問合せ】 
tel: 080-7951-9378  e-mail: baroque.office@gmail.comコンサート事務局)
【チケットお取り扱い】
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
東京古典楽器センター 03-3952-5515


出演者プロフィール
夏山美加恵(歌)
名古屋市出身。菊里高校音楽課程(大野静龍氏に声楽を師事)を卒業後、エリザベト音楽大学宗教音楽学科宗教声楽コースで学ぶ。同大学にて故鈴木仁氏に師事。1992年第6回山梨古楽コンクール第3位入賞。同年オランダに渡り、ブラバント音楽院で古楽声楽アンサンブルの訓練を受ける。その後デン・ハーグ王立音楽院古楽科声楽コースに入学。同校修士課程を修了後も著名音楽家による中世・ルネサンス音楽のマスタークラスや講習会を受講し、さらに研鑚を積む。中世からバロック時代の音楽の演奏で多くの演奏会や国際音楽祭に出演。

及川 豊(歌)
盛岡市出身。岩手大学教育学部及び東京芸術大学音楽学部声楽科を卒業。バロック初期から古典派までの宗教曲を得意とするテノール歌手であり、ルネサンス音楽も含めた少人数でのアンサンブル歌手としても活躍している。声楽を佐々木正利、鈴木寛一の各氏に師事。また,古楽アンサンブルについて花井哲郎、R.スチュアートの各氏に影響を受けるとともに、グレゴリオ聖歌の演奏法を両氏に加え橋本周子女史とG.ヨッピヒ氏に薫陶を受ける。ヴォーカルアンサンブル・カペラ、聖グレゴリオの家聖歌隊「ファヴォリート」、Beata Musica Tokiensis各メンバー。他多くのアンサンブルの演奏会、録音に参加。聖グレゴリオの家宗教音楽研究所合唱講師。


根岸一郎(歌)
武蔵野音楽大学声楽科、早稲田大学文学部フランス文学専修卒業。パリ第IV大学修士(比較文学)修了。フランス音楽コンクール、日仏声楽コンクール、アンリ・ソーゲ国際コンクールに入賞。演奏活動の幅は広く、特にフランス近代歌曲での評価が高く日仏声楽コンクール審査員を務める。ヴォーカル・アンサンブル・カペラなど古楽アンサンブルのメンバーとして多数の演奏会、録音に参加。オペラへの出演は、トマ「ミニヨン」、マスネ「マノンの肖像」、プッチーニ「トゥーランドット」など。CD「伊福部昭の団体歌」(音楽現代推薦盤)をリリース。日本フォーレ協会、コンセール・C、東京室内歌劇場会員。

小酒井貴朗(歌) 
武蔵野音楽大学声楽科卒業。米国インディアナ大学ブルーミントン校古楽研究所講習会に参加。シャンティクリアのメンバーとしてサンフランシスコで公演。イタリア、ミラノのキアラヴァッレにてグレゴリオ聖歌の講習を受ける、また、ウルビーノ古楽祭にてマドリガーレの演奏を行う。中世・ルネサンスの声楽アンサンブルからバッハ「ヨハネ受難曲」、ヘンデル「メサイア」等のソロやバロック時代のオペラまで幅広く活動している。アリアス•ヴォーカルクァルテットメンバー。アントレレーベルよりCDAve Maria」リリース。現在ラボラトーリオ・ディ・カントを主宰し、「イ・マドリガリスティ」等のア・カペラグループの指導や演奏を行う。イタリア文化会館ルネサンス声楽アンサンブルとイタリア歌曲講座講師。

新井道代(ルネサンス・フルート)
東京音楽大学を経て同大学院フルート専攻修了。同大学で1年助手を務めた後、オランダ,デン・ハーグ王立音楽院古楽科に留学。2009年に同音楽院修士課程を修了し、帰国後は様々な時代のフルートで演奏活動を行っている。2012年東京音楽大学公開ゼミナール「音楽のことば」フルートクラス講師。2016年より「トラヴェルソ・ワークショップ」を企画、開催。これまでにモダン・フルートを、相澤政宏、梅津正好、植村泰一の各氏に、トラヴェルソを前田りり子、バルトルド・クイケン、ウィルバート・ハーツェルツェットの各氏に師事。現在、アイゼナハ音楽院トラヴェルソクラス講師。


坪田一子(フィーデル)
国立音楽大学楽理学科卒業。ヴィオラ・ダ・ガンバを神戸愉樹美氏に師事。卒業後、コンソートおよびアンサンブルの通奏低音奏者として主にバロック音楽の演奏活動を行ってきたが、最近では中世・ルネサンス音楽にも意欲的。現在、上野学園中学・高等学校で古楽アンサンブルの授業を担当し若い人にヴィオラ・ダ・ガンバを教えている。杉本ゆり主宰「Laudesi Tokyo」、上村かおり・福沢宏主宰「ザ・ロイヤル・コンソート」メンバー。

ルネ・ジェニス=フォルジャ(リュート)
アムステルダム・スヴェーリンク音楽院でA・ベィルス氏にリュートを師事。音楽院時代にスペインの古い音楽に惹かれ、ビウエラや歴史的ギターを演奏していた。海外の著名なリュート奏者によるマスタークラス、講習会に参加。中世スペイン音楽の演奏を専門とするオランダの古楽アンサンブル"アンテケラ"のリーダーを務め、2004年にリリースされたCD「聖母マリアのカンティガス」はヨーロッパの数々の高級音楽雑誌に絶賛された。ユトレヒト古楽祭をはじめ、海外の多くの有名国際音楽祭に招かれている。また現在、アムステルダム音楽院にてリュートの講師として後進の指導に当たっている。






2017年6月20日火曜日

第4回発表会

時間が経ってしまいましたが、6月10日(土)に、私の生徒さん達の発表会を行いました。
1年~1年半に一回位の頻度で行っていて、これで4回目です。

ピアノ(実は一人だけずっと教えている子がいます・・)、フルート、トラヴェルソと楽器もいろいろで、曲も、ジブリからバッハのパルティータまで幅広いラインナップでした!

私の発表会では、司会は特になく、演奏する前にご自身で自己紹介と、何かフルートに関することをお話いただいてから、演奏に入ってもらうようにしています。
人によっては、話すのが苦手な方もいますが、誰かほかの人に司会をされてから演奏するよりも、場の雰囲気が和やかになって、聴くほうも演奏するほうもより自然に演奏に入っていけるのではと、勝手に思っています。

そして今回は、思いついて、最後にお渡しする記念品に、お一人お一人宛てにメッセージを書いたカードを添えてお渡ししました!
普段のレッスンではなかなか伝えられない事など、その方の事を思い出しながら書いてみました。
私もこうやって色々な先生方に思っていただいて、励まされて今があるのだなぁと実感しています。

指導者としても、もっと成長していきたいと思います。





2017年5月22日月曜日

2017年第2回のワークショップを行いました

5月20日(土)に、今年2回目のトラヴェルソ・ワークショップを行いました。

今回は、一般クラス、専門家クラスともに、定員いっぱいの方にご参加いただき、充実した会となりました。

簡単な音階をやった後、クヴァンツのカプリス集(とっても技巧的な練習曲がたくさん納められた本です!)から、割とかんたんに出来る曲を1曲やり、その後、ヘンデルのト長調のソナタに挑戦しました。

全く初めてトラヴェルソを持った方には、結構大変な内容だったかも知れませんが、皆さん熱心に参加してくださいました。
一つの体験として、何か役に立つことがあれば嬉しいです。

次回は、7月22日(土)に行います。

皆様のご参加をお待ちしております!


***
フルート奏者のための 
トラヴェルソ・ワークショップ 
2017前半期

普段はモダン・フルートを吹いている方のためのトラヴェルソ体験講座です。

トラヴェルソは未経験、またはほとんど吹いたことがないフルート奏者の方に
トラヴェルソを実際に経験していただくワークショップです。



【日程】

第3回  7月22日(土)一般クラス13:00~14:45  専門家クラス 15:00~16:45

  一般クラス:趣味としてフルートを演奏される方のためのクラス
  専門家クラス:音大等でフルートを専門的に勉強している方、勉強した方のためのクラス

   *各回定員4名。楽器は一人一本をお貸しします。1回のみの受講も、複数回の受講も可能です。

【内容】 
楽器の説明や音階を吹いてみることから始め、バロック時代のやさしい曲を演奏してトラヴェルソを体験します。取り組む曲は、その都度変わります。

【受講料】 
3500(楽器レンタル代、資料代込み)

【会場】 
アトリエ・ソノーロ 1600022 新宿区新宿281新宿セブンピル 603
地下鉄丸の内線「新宿御苑前」駅より、徒歩3。 お申込み頂いた方には地図のリンクをお送りします。)

【講師】 
新井道代
東京音楽大学を経て同大学院フルート専攻修了。大学院修士論文「モダン・フルートによるバロック音楽演奏について」は高く評価され、日本フルート協会会報に掲載された。同大学で1年間助手を務めた後、オランダ,デン・ハーグ王立音楽院古楽科に留学。2009年に同音楽院修士課程を修了し、帰国後はトラヴェルソを中心に様々な時代のフルートで演奏活動を行っている。2010年より出身地である入間市で毎年古楽器による演奏会を開催。2012年東京音楽大学公開講座「音楽のことば」フルートクラス講師。2016年よりトラヴェルソ・ワークショップを企画、開催。また、バッハ・コレギウム・ジャパンのマタイ受難曲公演にも度々参加している。これまでにモダン・フルートを、相澤政宏、梅津正好、植村泰一の各氏に、トラヴェルソを前田りり子、バルトルド・クイケン、ウィルバート・ハーツェルツェットの各氏に師事。アイゼナハ音楽院トラヴェルソクラス講師。
ホームページ http://www.michiyoarai.net/

【お申し込み】 各開催日の1週間前までに、お名前、希望クラス、簡単な音楽歴をお書きの上、michiyo0104@gmail.com までメールでお申し込み下さい。
*定員になり次第締め切ります。
*1週間前を切ってもお申し込み頂ける場合がありますので、ご遠慮なくお問合せ下さい。


* * *
上記の日程でご都合がつかない場合、3名以上のグループでお申込みいただければ、
他の日時で開催することも可能です。お問合せ下さい。 


2017年5月15日月曜日

古楽器で楽しむバロック音楽 終了しました

一昨日、入間市文化創造アトリエ・アミーゴにて 
『古楽器で楽しむバロック音楽inアミーゴ  vol.9 ~ドイツとフランスの宮廷から~』
が、満席のお客様をお迎えして無事に終了しました。

今回は、トラヴェルソ、バロック・オーボエ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロで、前半はドイツのフリードリヒ2世の宮廷、後半はフランスのルイ14世の宮廷に関係していた作曲家の作品を演奏しました。
ご来場いただいた皆様にはお楽しみいただけましたら嬉しいです。

来年は10回目の演奏会を行う予定です。
また充実した演奏会をお届け出来るよう、精進していきたいと思います!


2017年5月3日水曜日

古楽器で楽しむバロック音楽 - 完売しました

5月13日に入間市文化創造アトリエにて行われる
「古楽器で楽しむバロック音楽 in アミーゴ vol.9 ~ドイツとフランスの宮廷から~」
のチケットは、完売となりました。

当日券の販売もございません。
どうぞご了承ください。


2017年4月21日金曜日

レコーディング

一昨日は、ガンバ奏者、小池香織さんのCDレコーディングに参加してきました!

出番は本当に少しですが・・・。
それでも何回も録り直して、やはり録音は大変な作業だなぁと思いました。

ですが撮っていただいたものを聴いてみると、とてもきれいで安心しました。

リリースは秋の予定だそうです。
またこちらでもご案内いたします!


2017年4月19日水曜日

桜も散ってしまいましたが・・・

先週は、バッハ・コレギウム・ジャパンのマタイ受難曲公演に参加させていただき、4月13日~16日にかけて名古屋、東京、埼玉、松本と4か所で演奏してきました。

3月にもみなとみらい公演に参加しましたが、メンバーが大分入れ替わっていたこともあり、また全然違った音楽づくりで、刺激的でした。
名手の方々の演奏を同じ舞台上で聴けて、幸せな一週間でした!

首都圏ではどんどん桜が散っていましたが、最後の松本では、満開の桜がお出迎えしてくれました!











そして松本市音楽文化ホールの前ではフルート少女もお出迎え。



公演ポスター。



2017年4月9日日曜日

トラヴェルソ・ワークショップ2017年第2回

5月20日(土)に、トラヴェルソ・ワークショップの第2回を行います。

今回は、ヘンデルのソナタ ト長調 HWV363b から、緩徐楽章を中心にいくつかの楽章に取り組んでみたいと思っています。

トラヴェルソが全く初めての方でも、その前にちゃんと音階などもやりますので、ご安心ください!

皆様のご参加をお待ちしております。

***

トラヴェルソ・ワークショップ 2017

第2回  5月20日(土)一般クラス13:00~14:45  専門家クラス 15:00~16:45

一般クラス:趣味としてフルートを演奏される方のためのクラス
専門家クラス:音大等でフルートを専門的に勉強している方、勉強した方のためのクラス

*各回定員4名。楽器は一人一本をお貸しします。1回のみの受講も、複数回の受講も可能です。

【内容】 
楽器の説明や音階を吹いてみることから始め、バロック時代のやさしい曲を演奏してトラヴェルソを体験します。取り組む曲は、その都度変わります。
【受講料】 
3500円(楽器レンタル代、資料代込み)
【会場】 
アトリエ・ソノーロ 〒160-0022 新宿区新宿2-8-1新宿セブンピル 603
(地下鉄丸の内線「新宿御苑前」駅より、徒歩3分。 お申込み頂いた方には地図のリンクをお送りします。)

【お申し込み】 各開催日の1週間前までに、お名前、希望クラス、簡単な音楽歴をお書きの上、michiyo0104@gmail.com までメールでお申し込み下さい。
*定員になり次第締め切ります。
*1週間前を切ってもお申し込み頂ける場合がありますので、ご遠慮なくお問合せ下さい。

2017年3月27日月曜日

みなとみらいでマタイ

3月25日、横浜のみなとみらい大ホールで、バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)のマタイ受難曲公演に参加させていただきました。

今回は、指揮の鈴木優人さんをはじめ、デン・ハーグで勉強していた時の仲間が何人も参加していて、それも嬉しかったです。

BCJは本当にすばらしいオーケストラなので、参加するたびに、とても貴重な経験をさせていただいています。

4月にも、名古屋、東京、埼玉、松本を回るツアーがありますので、楽しみです!


2017年3月4日土曜日

2017年第1回のワークショップを行いました

今日は、今年初めてのトラヴェルソ・ワークショップでした。

一般クラス、専門家クラスともに、ボワモルティエの組曲集op.22から、いくつかの楽章に取り組みました。

この組曲集は、様々な調による組曲形式の曲集で、それぞれの組曲の冒頭には、音階練習風の”プレリュード”があり、その後に、舞曲や小品が続きます。
この音階風の”プレリュード”も基礎練習としてとても勉強になりますし、続く舞曲なども、親しみやすい中にも、当時の舞曲などの様式に親しむのにとても良いので、トラヴェルソを初めたばかりの方にはお勧めの曲集です。

実は(?)、この曲集の楽譜はインターネットでも手に入れることが出来ます。
→ ボワモルティエ op.22

良くご覧になると分かるように、音部記号が、一見普通の”ト音記号”ではありますが、普通、”ソ”の位置にあるべきト音記号の書き出しの部分が”ミ”の位置にあります。
これは”フレンチヴァイオリンクレフ”と言って、通常、”ミ”になるべき第一線が、”ソ”になる記号です。

一瞬、「エー!無理!」と思われるかも知れませんが、実は、ヘ音記号読みをして、それを2オクターブ上げて演奏していると思えば良いことになるので、慣れればそんなに大変ではありません。
ですが今日は、私が少し普通のト音記号に書き直した楽譜も持参し、必要な方にはそれを使っていただきました。


今日は主に、フランス・バロック音楽には不可欠の”不均等奏法”(ノート・イネガル)について焦点をあてて、当時の、クヴァンツやオトテールの文献に出てくる記述を読みながら、挑戦してみました。

”イネガル”するのは初めて、という方もたくさんいらっしゃいましたが、皆さん飲み込みがとても早く、素晴らしかったです。

トリルの運指など、慣れないと少し大変な部分もありますが、これを機に、色々とやってみていただければ嬉しいです。


次回のワークショップは、5月20日(土)一般クラス13時~14時45分、専門家クラス15時~16時45分です。
詳しくはこちらをご覧ください。 → http://michiyoarai.blogspot.jp/2017/01/2017.html

またたくさんの方にいらしていただければと思います。

ご参加、お待ちしております!



2017年2月23日木曜日

ブランチコンサート

2月19日(日)に、所沢のCafe ticoticoにて ピアニスト 村本麻里子さん主催の
”所沢ブランチコンサート” に出演させていただきました。

村本さんも所沢在住で、リハーサルには自転車で通っていました 🚴 

今回は、久しぶりに全てモダン・フルートで、ヘンデルやバッハのソナタ、そしてフォーレの”シチリアーノ”やノブロの”メロディー”といった、私にしてはかなり新しい時代の曲も演奏しました!

久しぶりにどっぷりとモダン・フルートに浸かり、昔の感覚を思い出すと同時に、
きっとモダン・フルートだけ吹いていた頃にはこういう演奏はしなかっただろうなぁと思う所も多々あり、やはり自分の見てきたもの、聴いてきたもの、考えてきたことなどが演奏を作るのだなぁと、当たり前かも知れませんが、実感したしだいです。

またモダン・フルートでも色々やっていけたらいいなぁと思っています。





2017年2月21日火曜日

古楽器で楽しむバロック音楽inアミーゴ vol.9

コンサートのお知らせです!


5月13日(土)14時~、 入間市文化創造アトリエ・アミーゴ スタジオ棟 にて

「古楽器で楽しむバロック音楽 in アミーゴ ! ~vol.9 ドイツとフランスの宮廷から~」 を行います。

2010年から続けている地元でのコンサートシリーズで、早いもので9回目を迎えました。

今回も豪華なゲストをお招きしております°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

バロック・オーボエの三宮正満さん。
国内外の主要な古楽オーケストラに多数参加されている、バロック・オーボエの名手です。甘美なバロック・オーボエの音色。間近で聴けるのは貴重です! 

ヴィオラ・ダ・ガンバの鬼澤悠歌さん。
若手の新進ガンバ奏者。安定した技術と深い音色。

チェンバロの山縣万里さん。
任せて安心、の山縣さん。その技術は多くの演奏家から信頼されて、多数のオーケストラ、アンサンブル等と共演を重ねています。


先日、チラシが出来上がりました。
これから色々な所で宣伝をしていきたいと思います。

まだ少し先ですが、是非5月13日は、入間市のアミーゴにお越し下さい!

* * * * * 

古楽器で楽しむバロック音楽 in アミーゴ! 
Vol.9 ドイツとフランスの宮廷から

【出演】新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、三宮正満(バロック・オーボエ)、鬼澤悠歌(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、山縣万里(チェンバロ)
【プログラム】
J.J.クヴァンツ:フルート、オーボエ・ダモーレ、通奏低音のためのトリオ・ソナタ ト長調
C.シャフラート:オーボエと通奏低音のためのソナタ ニ短調
J.F.ルベル:舞踏様々
A.シェロン:パッサカイユ
F.クープラン:『諸国の人々』より「スペイン人」(抜粋) 他

【会場】入間市文化創造アトリエ・アミーゴ スタジオ棟 
    (西武池袋線「仏子駅」北口徒歩5分)http://i-amigo.net/#pagetop
【入場料】全席自由2800円

【チケットご予約、お問合せ】
Tel: 080-7951-9378 、e-mail: info*michiyoarai.net(*を@に変換して下さい)





2017年2月11日土曜日

トラヴェルソ・ワークショップ 2017年第1回

3月4日(土)に、今年のトラヴェルソ・ワークショップの第1回を行います。

すでに一般クラスは定員になり締め切らせていただきましたが、専門家クラスには空きがあります。

百聞は一見に如かず!? 

ぜひ、トラヴェルソを実際に手に取って、音を出してみて下さい。

きっとまた世界が一つ広がるはずです。

こちらに、昨年ご参加いただいた方に感想を書いていただいたものを載せていますので、
よろしければご覧ください。→ ワークショップの感想

お申込み、お待ちしております!

***

フルート奏者のための 
トラヴェルソ・ワークショップ 
2017前半期

普段はモダン・フルートを吹いている方のためのトラヴェルソ体験講座です。

トラヴェルソは未経験、またはほとんど吹いたことがないフルート奏者の方に
トラヴェルソを実際に経験していただくワークショップです。



【日程】 

第1回 2017年 3月4日(土) 一般クラス13:00~14:45  専門家クラス15:00~16:45

第2回     5月20日(土)一般クラス13:00~14:45  専門家クラス 15:00~16:45

第3回     7月22日(土)一般クラス13:00~14:45  専門家クラス 15:00~16:45

  一般クラス:趣味としてフルートを演奏される方のためのクラス
  専門家クラス:音大等でフルートを専門的に勉強している方、勉強した方のためのクラス

   *各回定員4名。楽器は一人一本をお貸しします。1回のみの受講も、複数回の受講も可能です。

【内容】 
楽器の説明や音階を吹いてみることから始め、バロック時代のやさしい曲を演奏してトラヴェルソを体験します。取り組む曲は、その都度変わります。

【受講料】 
3500(楽器レンタル代、資料代込み)

【会場】 
アトリエ・ソノーロ 1600022 新宿区新宿281新宿セブンピル 603
地下鉄丸の内線「新宿御苑前」駅より、徒歩3。 お申込み頂いた方には地図のリンクをお送りします。)

【講師】 
新井道代
東京音楽大学を経て同大学院フルート専攻修了。大学院修士論文「モダン・フルートによるバロック音楽演奏について」は高く評価され、日本フルート協会会報に掲載された。同大学で1年間助手を務めた後、オランダ,デン・ハーグ王立音楽院古楽科に留学。2009年に同音楽院修士課程を修了し、帰国後はトラヴェルソを中心に様々な時代のフルートで演奏活動を行っている。2010年より出身地である入間市で毎年古楽器による演奏会を開催。2012年東京音楽大学公開講座「音楽のことば」フルートクラス講師。2016年よりトラヴェルソ・ワークショップを企画、開催。また、バッハ・コレギウム・ジャパンのマタイ受難曲公演にも度々参加している。これまでにモダン・フルートを、相澤政宏、梅津正好、植村泰一の各氏に、トラヴェルソを前田りり子、バルトルド・クイケン、ウィルバート・ハーツェルツェットの各氏に師事。アイゼナハ音楽院トラヴェルソクラス講師。
ホームページ http://www.michiyoarai.net/

【お申し込み】 各開催日の1週間前までに、お名前、希望クラス、簡単な音楽歴をお書きの上、michiyo0104@gmail.com までメールでお申し込み下さい。
*定員になり次第締め切ります。
*1週間前を切ってもお申し込み頂ける場合がありますので、ご遠慮なくお問合せ下さい。


* * *
上記の日程でご都合がつかない場合、3名以上のグループでお申込みいただければ、

他の日時で開催することも可能です。お問合せ下さい。