今日はすごく寒くて、雪もちらほら降り出してきました。
今日の朝日新聞に、私が好きな作家の一人である、角田光代さんのコロナ禍に対する寄稿が載っていました。
コロナ禍が丸2年続いている今、コロナ禍のストレスについて書かれていました。
すごく共感した所を要約すると、
「コロナ禍で一番のストレスになるのは、それぞれが、旅行ができないとか会食ができないとか、個々の事柄を残念に思うという事よりも、自分は外食を我慢しているのに、誰々は外食を楽しんでそれをSNSにもアップしたりしている。
自分が外食できないストレスよりも、それを見てしまうストレス、危機感に対する違いがストレスなのではないか。」
ということです。
私自身は、最近はコロナをすごく気にしたり、あまり気にしなかったり、結構振れ幅が大きいのですが、もう少し前は、もちろんもっと気にしていたので、自分が出かけたことをSNSに書くのはやめておこうと思ったり、私よりもコロナ対策をちゃんとしている方を見て恐縮したりしていました。そういう心理的な揺れが大きなストレスだなぁと思います。
家族間でもコロナに対する考えに差があって、夫はかなりコロナに気を付けて行動していますが、私はそうでもないときもあるので、それでぎくしゃくしたりすることもあります。
それにしても、コロナが本当にこのように長引くとは、初めの頃は想像もしていませんでした。識者の方がテレビなどで、このようになることを予測のように語っていても、私にはいまいちピンと来ていませんでした。
コロナは一体、いつ収束して(そもそも収束というのが何を指すのか分かりませんが)、その後はどういう世界になるのでしょうか。