2024年12月31日火曜日

三浦半島

早いものでもう大晦日になってしまいました!

年々、一年が早く感じるようになってきた気がします。

先日、音楽仲間数人で、恒例の年末遠足として、三浦半島に行ってきました!
京急長沢駅から歩いて200メートル位の山に登り、津久井浜駅に降りてきて、その後、一駅電車で移動して三浦海岸駅まで行き、海鮮丼を食べて、海岸沿いにまた京急長沢駅まで歩きました。




山からは、半島ならでは、左右両側に海が見えて、最高でした!


























さて、今年は、左肩と腕を痛めてしまい、思うように演奏活動が出来なくてかなり残念な思いをしました。
でもここの所、ストレッチを(さらに)こまめにするようにしていたら、すごく良くなってきました。
ごく一般的な良く目にするストレッチばかりですが、家にいる時は朝昼晩と繰り返しするようにしたのが良かったのかも知れません。
同じ動きを毎日やると、段々体が柔らかく、動きも深くなってくるのが分かって、身体って変わるのだなぁと思って、面白いです。

痛めたこと自体はとっても残念だし、周りの方にも迷惑をかけたし、マイナスのことではありますが、身体に対する意識が深まったのはケガの功名!?
そこから学べたことに感謝です。


そして、今年新しく始めたことと言えば、英語のオンラインレッスンです!
Cafe Talk という、レッスンをする人と受ける人を結ぶサイトがあるのですが、そこで、なんとなくこの先生良いかも、と思って申し込んだアメリカ人の先生がアタリで、楽しく続いています。

アメリカの人だからというのはあると思いますが、ちょっと出来ただけですごく褒めてもらえて、気恥ずかしくも嬉しい・・・。
私ももっと生徒さんを褒めた方が良いのかも?と思ったりしました。


来年もやりたいことがいっぱいあります!
焦らず、楽しんで進んでいきたいです♪


2024年12月12日木曜日

12月12日に1212メートルの山

今日、12月12日、箱根にある1212メートルの山、金時山に行ってきました!

と言っても、特にそれをねらっていたわけではなく、一緒に行った生徒さんに言われて気が付きました・・!

山頂の茶屋でも、お店の方が「今日は金時山の日だから、特別に豚汁があるよ~」と言っていて、 なるほど、”金時山の日”!!

晴れていると富士山が目の前に大きく見えると聞いていて、楽しみにしていましたが、残念ながら、晴れているながらも雲が厚く、富士山はいまいち見えませんでした。

でも山頂からは箱根の地形が良く見えました!






















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♪ワークショップのご案内♪

【トラヴェルソ ワークショップ 2025 第1回】

日時:2025年1月25日(土)16時~18時
場所:Space415 https://space415.info/access/
参加費:4000円
*定員6名 楽器はお一人ずつにお貸しします。
*楽器の説明や簡単な音階を吹いてみることから始め、最後は合奏にも挑戦します。
*今回は、趣味でフルートを吹かれている方も、専門的にフルートを学ばれた方も一緒に楽しめる内容になっています。

講師:新井道代 
東京音楽大学大学院フルート専攻修了。デン・ハーグ王立音楽院古楽科フラウト・トラヴェルソ専攻修士課程修了。演奏活動とともに、主宰教室、アイゼナハ音楽院などでも指導に力を入れている。

【お申込み】開催日の1週間前までに、お名前、希望クラス、簡単な音楽歴をお書きの上、メール baroque.office@gmail.com までお申込み下さい。
定員になり次第締め切りますが、1週間を切ってもお申込み頂ける阿合もありますので、お気軽にお問合せ下さい。

2024年12月11日水曜日

トラヴェルソ・ワークショップ

以前にもこちらで記事に書きましたが、来年1月25日(土)に、2025年第1回のトラヴェルソのワークショップを行います。


トラヴェルソ・・、名前は知っているし写真で見たこともあるけど、実際には触れたことはない、というフルート吹きの方、いらっしゃるのではないでしょうか?

音大でモダン・フルートを専攻していたかつての私もそうでした。
でも、トラヴェルソを実際に吹いてみることで、バロック音楽の演奏方法のヒントが色々と分かるのでは?と思い、レッスンに通い始めてみたら、目からうろこな事がたくさんありました!      
そして単純に、トラヴェルソを吹くのって楽しい!と思いました。

このワークショップは、

・トラヴェルソが気になっていたけど、今まで触れる機会がなかった方
・ちょっと吹いたことはあるけど、あまり吹き方が分からなかった方
・楽器を持ってはいるけど、そんなに吹いていない方
・そんなに興味があるというほどでもないけど、機会があるなら吹いてみようと思う方

などの、トラヴェルソ、古楽への一つの架け橋となればと思って企画しています。

ぜひ皆さんで、なんとなく気になっていた世界を覗いてみましょう!


【トラヴェルソ ワークショップ 2025 第1回】

日時:2025年1月25日(土)16時~18時
場所:Space415 https://space415.info/access/
参加費:4000円
*定員6名 楽器はお一人ずつにお貸しします。
*楽器の説明や簡単な音階を吹いてみることから始め、最後は合奏にも挑戦します。
*今回は、趣味でフルートを吹かれている方も、専門的にフルートを学ばれた方も一緒に楽しめる内容になっています。

講師:新井道代 
東京音楽大学大学院フルート専攻修了。デン・ハーグ王立音楽院古楽科フラウト・トラヴェルソ専攻修士課程修了。演奏活動とともに、主宰教室、アイゼナハ音楽院などでも指導に力を入れている。

【お申込み】開催日の1週間前までに、お名前、希望クラス、簡単な音楽歴をお書きの上、メール baroque.office@gmail.com までお申込み下さい。
定員になり次第締め切りますが、1週間を切ってもお申込み頂ける阿合もありますので、お気軽にお問合せ下さい。


***そして、2025年第2回は、6月29日(日)に開催します!この時は、ゲストもお呼びして、なんとミニコンサート付き!またこちらのブログでもお知らせしますので、たまにご覧頂ければ幸いです***





2024年12月10日火曜日

文楽

 以前、テレビで見て気になっていた、文楽の公演を観に行ってきました!

このサイトに色々と解説が載っていました! https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc26/index.html


テレビで見ていた時は、人形がアップに映っていたので、人形が本当に生きているように動いているのに驚いたのですが、今日は少し後ろの方の席。

ちゃんと人形も見えましたが、舞台の全体も見えて面白かったです。


一番注目して観て(聴いて)いたのは、太夫という、ナレーションとセリフを同時に語る人。
声を自在に操って繰り出される独自の節回しに聴き入りました!

面白いなぁと思ったのは、一音一音を、ちゃんと切って発音するのですね・・・。
音楽で言うと、”ドレミードレミ―”というのが滑らかに行くのではなくて、”ド・レ・三―、ド・レ・三ー”という感じに、それぞれの音の間に少し区切りがある感じ。

そして頻繁に混ぜられる装飾音のようなまわしの音も興味深かったです。

公演はなんと前半だけで、休憩なしで2時間!
今日は色々あって、そこで帰って来てしまいましたが、また機会があったら行ってみたいです。

会場を出て地下鉄に乗ったら、文楽の世界に浸った後には、周りの忙しさ、慌ただしさがすごく際立って感じられました。


 



2024年12月4日水曜日

トラヴェルソワークショップ

来年も何回か、トラヴェルソのワークショップを開催したいと思っていますが、
第1回は1月25日(土)に行うことにしました!

今回は、趣味でフルートを吹いている方も、音大などで専門的に勉強された方も、一緒に楽しめる内容にしたいと思っています。

皆様のご参加をお待ちしております♪



 

2024年12月3日火曜日

名古屋の演奏会無事終演♪

 11月30日は、名古屋にて、白井美穂さん企画の演奏会でした。

ルネサンス・フルート、オトテール・フルート、4分割のトラヴェルソ、8キーの古典派時代のフルート、と4本を持ち替えて演奏しました。

私はルネサンス・フルートで、ファン・エイクの「アマリッリ麗し」、オトテール・フルートでクープランの「恋のうぐいす」なども演奏しました。

4分割のトラヴェルソでは、テレマン、J.S.バッハのトリオ・ソナタ、そして8キーフルートでは、ホフマイスターのデュオを演奏しました。

圧巻だったのは美穂さんのクヴァンツのソナタで、吹き終わった時に会場からどよめきのようなものが聞こえた・・・!

今回も、美穂さんのエネルギー、行動力、演奏の技量にたくさん刺激をいただきました!

チェンバロの杉浦道子さんとは初めての共演でしたが、温かいお人柄の方で、下から支えていただき、そして合間のおしゃべりもたくさんできて、楽しかったです!





2024年11月27日水曜日

名古屋

 遠方なので、こちらでは特にお知らせしていませんでしたが、今度の土曜日は名古屋での演奏会に出演します!

名古屋出身のトラヴェルソ奏者、白井美穂さんの企画に参加させていただきます。

ルネサンス、3分割のトラヴェルソ、4分割のトラヴェルソ、8キーのクラシカル・フルートと、4本を持ち替えて演奏します。

実は、私が人前で初めてフルートを吹いたのは、小学校3年生の頃、名古屋での従姉妹の結婚式でだったかも知れない?!と、最近思い出しました。

その従姉妹も聴きに来てくれるので、楽しみです!



















2024年11月12日火曜日

配信

11月8日に行われた演奏会、「With バルトルド・クイケン」は配信が明日から始まります!

終始幸せな、楽しい雰囲気溢れる演奏会を、ぜひご覧頂ければ幸いです。

演奏会の様子を一部ご紹介・・。

アンコールから、ボワモルティエ/5本のフルートのためのコンチェルト ニ長調 作品15-3第3楽章

https://youtu.be/yhEQoTessNE?si=zkAEa8bn5iW5Kx92


配信は11月13日から一か月間お楽しみいただけます。

配信チケットのご購入はこちらから

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フラウト・トラヴェルソ

バルトルド・クイケン 有田正広、前田りり子、菅きよみ、新井道代、長島有紀、相川郁子、野崎真弥
ヴィオラ・ダ・ガンバ 折原麻美
チェンバロ 渡邊順生
プログラム
J.B.deボワモルティエ:フルート5本のための協奏曲 第5番 イ長調
F.クープラン:「諸国の人々」よりソナーデ「フランス人」
W.F.バッハ:フルート2重奏
ドルネル:サンフォニー集より 四重奏によるソナタ
J.S.バッハ:フルート・ソナタ イ長調 BWV1032
M.マレ: トリオによる組曲 ト短調より「パッサカリア」)

L.-N.クレランボー: トリオ・ソナタ 第7番 ホ短調 「マニフィク」 trio 

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2024年11月10日日曜日

With バルトルド・クイケン

11月8日に、オランダで師事していたバルトルド・クイケン先生と、その弟子仲間(と言っても大先輩の先生方もおられましたが・・)とでの演奏会が無事に終演しました!

習っていた時とは違う、クイケン先生の顔をたくさん見られて、とても新鮮でした!

演奏家としての実践の場に共にいられて、本当に貴重な機会だったと思います。

他の共演者の皆さんからもたくさん学べて、さながら講習会に参加したような気分でした。

 




そして昨日は、マスタークラスがあり、それも聞いてきました。
マスタークラスで演奏した方の内の一人が、地元が一緒の以前から知っている方で、帰りは一緒に帰ってきました。
色々お話して、自分がトラヴェルソを始めた頃と同じようなことを考えていて、すごく感銘を受けました。

濃密な数日間、色々思い出されて、昨夜は全く眠れませんでした~!!

2024年10月19日土曜日

落語




たまにアンサンブルの練習で使わせてもらっている池袋の公共施設で、今日、落語会があるというので行ってきた。
3人の若手噺家さんが出演して、それぞれ全然違う個性があって、それぞれ面白くてたくさん笑った。

初めマイクを持って登場して、トークがあり、その後一人ずつの落語。
トークも、落語の枕も面白かったけど、やはり本題の演目での芸が良かった。
口調、声色、顔の表情、体の動きなど使い分け、一人何役も演じ・・。
芸ってすごい。

束の間の異空間を味わい、ここの所考えることが多くてかたくなっていた頭に風穴があいたような。



2024年10月2日水曜日

YouTube

今日は夏に逆戻りで暑かったですね!

8月18日のムジカ・ピーノでの街角コンサートから、ボワモルティエのトリオ・ソナタの第1楽章をYouTubeにアップしました。

2分弱です。

お時間ございましたらぜひご覧くださいませ♪

https://youtu.be/Eem5gN58FJI?si=0S8clXCVgx6saAc2


さて、おそ~い夏休みの気分で、最近はそこここへ出かけています。


少し前に、フランス語の先生とその仲間と、国分寺散策に行きました。

こちらは、駅から近い所にある殿ヶ谷戸公園。





また別の日、
高尾山に初めて一人で行きました。

外国人の方の多さにびっくり。
英語の二人組とフィンランド語(?)の二人組に囲まれて食べたかき氷。





山道にせり出した根っこ。

6号路登山口から高尾山駅への途中にあるお地蔵さん





そして早く目が覚めてしまい出かけた、飯能駅から高麗峠、日和田山、高麗駅の旅。




高麗峠へ向かう途中にある、
ほほえみの丘という広場。
高麗郷に着くと、そこかしこに彼岸花が。


巾着田に行かなくても、いっぱい咲いていました。









日和田山山頂からの眺め。

曇っていて見晴らしは良くなかったですが・・。

この日は約10キロ歩きました!



 

2024年9月23日月曜日

無事終演しました

昨日のコルテ・デル・トラヴェルソvol.25 「フランス革命を生きた音楽家たち」は無事に終演いたしました。

信頼する仲間とともに、アンサンブルを楽しめたと思います。

ご来場くださった皆様、応援して下さった皆様、有難うございました。


昨日のアンサンブルでは、また継続して演奏していけたらと思っています。

またぜひよろしくお願いいたします!


 

2024年9月20日金曜日

イヤサント・ジャダン

  ♪22日の演奏会「フランス革命を生きた音楽家たち」に登場する音楽家紹介♪

今日は、イヤサント・ジャダン1769-1800)です♪


ヴェルサイユ宮殿でファゴット奏者として働いていた父を持つジャダンは、マリー=アントワネットが招いた一流の音楽家達を間近に見て育ち、9歳にして自作品が音楽雑誌に掲載され、その4年後にはコンセール・スピリチュエルで自作のピアノ協奏曲を演奏するという、早熟な音楽家だったようです。

1792年に作曲家でピアニストの兄を頼ってパリに移り、フェドー座でアシスタントとして働き始めます。

フェドー座は、ヴァイオリン奏者、ヴィオッティが設立した劇場で、オーケストラには優秀な奏者が集まっており、パイジェッロやチマローザ、モーツァルト、ドゥヴィエンヌらのオペラを上演し、また、ハイドンの交響曲なども演奏し人気を博していました。

いわゆる恐怖政治が敷かれた1793年~94年には、フェドー座は一時閉鎖に追い込まれますが、9411月には再開され、入場券を入手するのに34時間待つほどの盛況だったそうです。

1795年にパリ音楽院が設立されると、ジャダンはクラヴサン(チェンバロ)の教授に就任します。96年以降はピアノに変更されたこのクラスで、ジャダンは女生徒たちを指導しました。

ジャダンは、モーツァルトやハイドン等のウィーンの音楽スタイルの影響を受けており、構築的な作風を持っています。また一方では、他の音楽家と同じように、自発的にか、生き残るためにかは不明ながらも、愛国的な革命歌を作曲し、革命祭典にも出席していました。

1799年に結核を発症し、翌1800年に24歳の若さで亡くなりました。


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22日(日)の演奏会、まだお席がございます。

ご都合よろしければ、ぜひいらして下さい♪

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コルテ・デル・トラヴェルソ Vo.25
フランス革命を生きた音楽家たち
2024年9月22日(日) 昼公演14時 夜公演18時

【プログラム】
I. プレイエル:フルート四重奏曲 ニ長調 B.381
F. ドゥヴィエンヌ:フルート、ヴィオラ、チェロのための三重奏曲  ハ長調 
F. ドゥヴィエンヌ:フルート四重奏曲 ロ短調 Op.16-1
H. ジャダン:弦楽三重奏曲 変ホ長調 Op.2-1
G.B. ヴィオッティ:フルート四重奏曲 ハ短調 Op.22-2

【出演者】
新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、宮崎桃子(ヴァイオリン)、廣海史帆(ヴィオラ)、野津真亮(チェロ)

【会場】Spcae415 (中野区新井2-48-12)
【入場料】ご予約 4000円(会員3500円)
     当日 4500円(会員4000円)
【ご予約】メール cortedeltraverso@gmail.com
こちらのサイトからもご予約可能です。



2024年9月18日水曜日

プレイエル

 ♪22日の演奏会「フランス革命を生きた音楽家たち」に登場する音楽家紹介♪

今日は、イグナス・プレイエル(1757-1831)です。


オーストリア出身のプレイエルは、ウィーンでヴァンハルに師事した後、15歳でアイゼンシュタットのハイドンの弟子になります。
1783年にフランスに移住し、まさに革命の年である1789年には、ストラスブールの大聖堂楽長となりましたが、それも束の間、1791年にロンドンへと亡命します。
革命の影響で公の演奏会とともに教会での演奏も禁止されたためでした。

ロンドンで師と対決!?
ロンドンでは、クラ―マーの率いる演奏会シリーズ、プロフェッショナル・コンサートで活動します。
この頃、ロンドンではこのプロフェッショナル・コンサートと、ザロモンが率いていた演奏会シリーズがライバル関係にありました。
ザロモンはハイドンをロンドンに招きハイドンの作品を上演したのに対し、プロフェッショナル・コンサートではそれに対抗して、ハイドンの弟子であったプレイエルの作品を上演します。
ハイドンとプレイエルは職業上ライバル関係の構図に入れられてしまいますが、個人的には良い関係を維持していたようです。

プレイエルの作品は当時の聴衆の趣味に非常に合致したもので、ロンドンでも大きな成功を収めます。


フランスに戻って・・・
1795年にフランスに戻ったプレイエルはまずストラスブールに行きますが、革命の影響によって自身の勤めていた大聖堂も含めて教会が非常に荒廃しているのを見て、パリに居を定めることにしました。
パリの地で、その後39年間続くことになる楽譜出版の会社を立ち上げ、さらに1807年にはピアノ製作会社、プレイエルを創設します。息子とともに経営したこのプレイエル社のピアノはショパンにも愛され、そして現在でも製作を続けています。

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22日、ご来場をお待ちしております♪

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コルテ・デル・トラヴェルソ Vo.25
フランス革命を生きた音楽家たち
2024年9月22日(日) 昼公演14時 夜公演18時

【プログラム】
I. プレイエル:フルート四重奏曲 ニ長調 B.381
F. ドゥヴィエンヌ:フルート、ヴィオラ、チェロのための三重奏曲  ハ長調 
F. ドゥヴィエンヌ:フルート四重奏曲 ロ短調 Op.16-1
H. ジャダン:弦楽三重奏曲 変ホ長調 Op.2-1
G.B. ヴィオッティ:フルート四重奏曲 ハ短調 Op.22-2

【出演者】
新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、宮崎桃子(ヴァイオリン)、廣海史帆(ヴィオラ)、野津真亮(チェロ)

【会場】Spcae415 (中野区新井2-48-12)
【入場料】ご予約 4000円(会員3500円)
     当日 4500円(会員4000円)
【ご予約】メール cortedeltraverso@gmail.com
こちらのサイトからもご予約可能です。


2024年9月17日火曜日

フランソワ・ドゥヴィエンヌ

♪22日の演奏会「フランス革命を生きた音楽家たち」に登場する音楽家紹介♪


今日は、フランソワ・ドゥヴィエンヌ(1759-1803)です。


フルートの音色、技巧を余すことなく生かした作風で、今なお多くのフルート奏者に親しまれているドゥヴィエンヌ。

そのドゥヴィエンヌのパリでのキャリアは、20歳でオペラ座の第5ファゴット奏者に就任したことから始まります。

ファゴット奏者として演奏する傍ら、同じオペラ座の第1フルート奏者、フェリックス・ローの下でフルートの研鑽を積み、後にフルートの名手として活躍するための素地を築きます。


オペラ座を1シーズンで辞めたドゥヴィエンヌは、ロアン枢機卿の下で音楽家として働き始めますが、同時にパリの様々な演奏会で演奏するようになり、特にコンセール・スピリチュエルでは高い称賛を得て、人気演奏家となります。

また、ドゥヴィエンヌは1781年にフリーメーソンに入会しています。啓蒙主義を実践していく場であったフリーメーソンには当時、音楽家も多く入会しており、ブラヴェやゴセック、モーツァルトなども加盟していました。
ドゥヴィエンヌはロージュ・エ・ソシエテ・オランピックというフリーメーソンの中の音楽家の集まり(ロッジ)に属し、このロッジが定期的に開催していた演奏会にオーケストラ奏者として出演していたようです。
このオーケストラの名声は高く、マリー=アントワネットも仲間の貴族らと頻繁に聴きに来ていました。


さて、1780年からロアン枢機卿の下で音楽家として働いていたドゥヴィエンヌですが、1785年に枢機卿がヴェルサイユ宮殿の鏡の間で逮捕されるという事件が起こります。
マリー・アントワネットを巻き添えにした有名な詐欺事件、「首飾り事件」です。逮捕された枢機卿は裁判の結果、無罪となりましたが、国王は枢機卿を左遷し、ドゥヴィエンヌは職を失うことになります。

その後、ドゥヴィエンヌがどのように生計を立てていたのか不明な時期はあるものの、1789年にフランス革命が起きた時には、ドゥヴィエンヌはテアトル・ド・ムッシューという劇場オーケストラの第2ファゴット奏者を務めていました。 

そして1790年に、ゴセックが統率していた国民軍軍楽隊に入隊します。ドゥヴィエンヌもまた革命歌を作曲し、そして革命の式典が行われる際には、人々の住む町に出向いて、式典当日に歌うための賛歌を指導したそうです。

そのような革命の渦中にありながら、1794年に1キーフルートのための教則本を出版、そして1795年には、パリ音楽院が設立されると同時にフルートクラス一級教授に就任します。


波に乗っているかに見えたドゥヴィエンヌですが、革命による心労か、精神を病み、1803年に精神病患者を収容するシャラントンの病院で、4ヶ月の入院の末、亡くなります。まだ43歳の若さでした。

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ドゥヴィエンヌの音楽は、華やかでありながら時に哀しく、時に激しく、そしてラテンの血を感じさせる! と個人的には思っています!

ぜひ、22日、革命に翻弄された音楽家の作品を聴きにいらして下さい♪

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コルテ・デル・トラヴェルソ Vo.25
フランス革命を生きた音楽家たち
2024年9月22日(日) 昼公演14時 夜公演18時

【プログラム】
I. プレイエル:フルート四重奏曲 ニ長調 B.381
F. ドゥヴィエンヌ:フルート、ヴィオラ、チェロのための三重奏曲  ハ長調 
F. ドゥヴィエンヌ:フルート四重奏曲 ロ短調 Op.16-1
H. ジャダン:弦楽三重奏曲 変ホ長調 Op.2-1
G.B. ヴィオッティ:フルート四重奏曲 ハ短調 Op.22-2

【出演者】
新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、宮崎桃子(ヴァイオリン)、廣海史帆(ヴィオラ)、野津真亮(チェロ)

【会場】Spcae415 (中野区新井2-48-12)
【入場料】ご予約 4000円(会員3500円)
     当日 4500円(会員4000円)
【ご予約】メール cortedeltraverso@gmail.com
こちらのサイトからもご予約可能です。


2024年9月16日月曜日

フランス革命とゴセック

♪22日の演奏会「フランス革命を生きた音楽家たち」に登場する音楽家紹介♪


まずは・・

フランソワ=ジョゼフ・ゴセック です。

みんなが知っている有名な「ガヴォット」を作曲したゴセックですが、実は、フランス革命と強いつながりを持った音楽家でした。

ベルギー出身で、パリでオーケストラを創設したり、演奏会シリーズ、コンセール・スピリチュエルの理事を務めたりして、フランス音楽界に確かな足がかりを作っていたゴセック。

フランス革命が勃発すると、共和派に強く傾き、国民軍軍楽隊に入隊、中心的存在になります。

大多数の国民が読み書きできなかったこの時代に、音楽の力で革命の士気を高めるために結成されたこの軍楽隊の主な任務は「革命祭典」で演奏することで、そのために作曲された「革命歌」は1789年から1794年までの5年間に2300曲にも及んだそうです。

ゴセックも新体制を称える歌曲、合唱曲、吹奏楽曲などを量産するようになります。

1792年に、軍楽隊員育成のため、国民軍音楽学校が設立されますが、この学校が翌年に国立音楽院に変わり、そして1795年にはパリ音楽院となります。

ゴセックはこのパリ音楽院で視学官、そして作曲科の教授に就任します。

1804年には、その革命への貢献を称えられ、ナポレオンが制定した栄典であるレジオン・ドヌール賞を授かっています。

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22日、まだお席ございます。
ぜひ聴きにいらして下さい♪

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コルテ・デル・トラヴェルソ Vo.25
フランス革命を生きた音楽家たち
2024年9月22日(日) 昼公演14時 夜公演18時

【プログラム】
I. プレイエル:フルート四重奏曲 ニ長調 B.381
F. ドゥヴィエンヌ:フルート、ヴィオラ、チェロのための三重奏曲  ハ長調 
F. ドゥヴィエンヌ:フルート四重奏曲 ロ短調 Op.16-1
H. ジャダン:弦楽三重奏曲 変ホ長調 Op.2-1
G.B. ヴィオッティ:フルート四重奏曲 ハ短調 Op.22-2

【出演者】
新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、宮崎桃子(ヴァイオリン)、廣海史帆(ヴィオラ)、野津真亮(チェロ)

【会場】Spcae415 (中野区新井2-48-12)
【入場料】ご予約 4000円(会員3500円)
     当日 4500円(会員4000円)
【ご予約】メール cortedeltraverso@gmail.com
こちらのサイトからもご予約可能です。



2024年9月6日金曜日

無理をしない、でも、あきらめない

先日、22日の演奏会のためのリハーサルで、池袋に行ってきました。

空き時間に近くをお散歩。
池袋も、一歩路地に入ると、普通の家や小さな神社などがあって面白い。








近くに、自由学園明日館という、演奏会などにも使われている歴史ある建物があり、そこにも行ってみました。

中には入れない時間だったので、外から眺めただけですが。

「婦人之友社」という出版社が隣にあって(自由学園を創立した羽仁もと子、吉一夫妻によって作られた出版社だそうです)、そこに、「婦人の友社」刊行物案内の掲示板が。
























目が止まった、『毎日が、ヨガ』という本。

目次のPart 1 の所。

”無理をしない、でも、あきらめない” 


なんだかグッと来たので、思わず撮影。

きっとヨガだけでなく、演奏にも、生活全般にも当てはまることなんだろうなぁ・・。

少し疲れていた心身が1つの言葉でリフレッシュされる。



この日の空はこんな、秋を感じさせる雲が浮かび。










リハーサル場所に戻って、また皆と音楽づくりをしました。







9月22日に共演して頂く皆さんのプロフィールです。

【ヴァイオリン】 宮崎桃子

桐朋学園大学卒業,東京芸術大学大学院修了。在学中,東京芸大バッハ・カンタータ・クラブに所属。第28回国際古楽コンクール<山梨>第3位。現在モダンおよびピリオド楽器での演奏活動や録音,指導の他,古楽器体験コンサート,室内楽ワークショップなどの企画・運営にも関わる。東京バッハ・カンタータ・アンサンブル,アンサンブル・パルナス・東京のメンバー。桐朋学園附属「子供のための音楽教室」元講師。日本女子大学助手。

【ヴィオラ】 廣海史帆

東京藝術大学を経て、同大学大学院を修了。第22回古楽コンクール〈山梨〉最高位、併せて栃木・蔵の街音楽祭賞を受賞。2007、08年、パリ・シャンゼリゼ管弦楽団より奨学金を受け、サント・ヨーロッパ音楽アカデミーに参加。NHK-FM「名曲リサイタル」、旧奏楽堂デビューコンサート等に出演。バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、横浜シンフォニエッタ等の公演・録音に多数参加している。

【チェロ】野津真亮

国立音楽大学音楽学部演奏学科卒業。東京藝術大学大学院古楽科修士課程修了。喜久里誼、藤森亮一、鈴木秀美各氏に師事。また、Philippe Muller、Anner Bijlsma各氏の指導を受ける。現在はオーケストラ・リベラ・クラシカ等のオーケストラ他、室内楽奏者として活動。録音は新井道代氏との「ハイドン:6つのディヴェルティメント Hob.IV:6-11」他。国立音楽大学大学院演奏助手、出雲芸術アカデミー講師。


皆さんとても素敵な演奏家です。

ぜひ9月22日、聴きにいらして下さい!

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コルテ・デル・トラヴェルソ Vo.25
フランス革命を生きた音楽家たち
2024年9月22日(日) 昼公演14時 夜公演18時

フルートを演奏する人には馴染み深い、フランソワ・ドゥヴィエンヌをはじめ、
フランス革命の時代に活動した音楽家たちの作品を取り上げます。
革命が彼らの人生にどのように影響を及ぼしたか、ということに迫りつつ、
知られざる室内楽曲をご紹介していきたいと思います。

【プログラム】
I. プレイエル:フルート四重奏曲 ニ長調 B.381
F. ドゥヴィエンヌ:フルート、ヴィオラ、チェロのための三重奏曲  ハ長調 
F. ドゥヴィエンヌ:フルート四重奏曲 ロ短調 Op.16-1
H. ジャダン:弦楽三重奏曲 変ホ長調 Op.2-1
G.B. ヴィオッティ:フルート四重奏曲 ハ短調 Op.22-2

【出演者】
新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、宮崎桃子(ヴァイオリン)、廣海史帆(ヴィオラ)、野津真亮(チェロ)

【会場】Spcae415 (中野区新井2-48-12)
【入場料】ご予約 4000円(会員3500円)
     当日 4500円(会員4000円)
【ご予約】メール cortedeltraverso@gmail.com
こちらのサイトからもご予約可能です。










2024年8月21日水曜日

コルテ・デル・トラヴェルソ vol.25

次のコンサート・・・


9月22日(日)に、中野のSpace415 にて、
コルテ・デル・トラヴェルソ Vol.25
『フランス革命を生きた音楽家たち』
と題したコンサートがあります。

その当時のタイプのフルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロで
フランス革命の時代に活動していた音楽家たちの作品を取り上げます。

革命が彼らの人生にどのように影響を及ぼしたか、ということに迫りつつ、知られざる室内楽曲をご紹介していきたいと思います。

皆様のご来場をお待ちしております!

**************

コルテ・デル・トラヴェルソ Vo.25
フランス革命を生きた音楽家たち
2024年9月22日(日) 昼公演14時 夜公演18時

【プログラム】
I. プレイエル:フルート四重奏曲 ニ長調 B.381
F. ドゥヴィエンヌ:フルート、ヴィオラ、チェロのための三重奏曲  ハ長調 
F. ドゥヴィエンヌ:フルート四重奏曲 ロ短調 Op.16-1
H. ジャダン:弦楽三重奏曲 変ホ長調 Op.2-1
G.B. ヴィオッティ:フルート四重奏曲 ハ短調 Op.22-2

【出演者】
新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、宮崎桃子(ヴァイオリン)、廣海史帆(ヴィオラ)、野津真亮(チェロ)

【会場】Spcae415 (中野区新井2-48-12)
【入場料】ご予約 4000円(会員3500円)
     当日 4500円(会員4000円)
【ご予約】メール cortedeltraverso@gmail.com
こちらのサイトからもご予約可能です。




 

2024年8月20日火曜日

街角コンサート

一昨日は、ムジカ・ピーノさんでの街角コンサートでした。

演奏も人柄もとても素敵な3人の共演者の方々に恵まれて、とても良い時間になりました!


 左から、

ガンバの森川麻子さん

チェンバロの寺村朋子さん

トラヴェルソの白井美穂さん






街角コンサートの常連のお客様や私たちのお知り合いの方々などに熱心に聴いて頂き、嬉しかったです。

そして共演の皆さんから学ぶことの多いこと!
演奏家として、人として、尊敬できる方々と時間をともに出来て、幸せです。

ムジカ・ピーノは、オーナーさんのこだわりがぎっしり詰まった素敵なサロンです。
毎月、街角コンサートを欠かさず催していらっしゃるのも、すごいことだと思います。


さて、今日は久しぶりに夫と遠出。
ドライブを兼ねて、県内だけどかなり遠い、伊奈町の古民家カフェに行ってきました。

江戸時代に建てられた、国の登録有形文化財である建物を使っているカフェです。
                                                


 


ご飯も美味しかったですが、デザート美味しかった。















そして、夕方、ムジカ・ピーノに忘れてきてしまった水筒を取りに、また大泉学園に行ってきました。
教えている教室でも良く水筒を忘れて帰って来てしまう・・。