2023年5月16日火曜日

北八ヶ岳

一昨日と昨日にかけて、生徒さん達と北八ヶ岳に行ってきました。
去年に引き続き、2回目。
毎年恒例になりつつあります・・。

本当は山に登りたかったのですが、あいにくの天気だったので、
ほぼ観光旅行でしたが、とても楽しかったです!

1日目は、まず北八ヶ岳ロープウェイに乗って、山頂駅周辺を散歩。


この時は雨が降っていて、気温も低かったですが、高山の植物が楽しめました。








散歩道から少し外れたところにある、縞枯山荘という山小屋まで歩いていきました。休業中でしたが、なんとも風情のある素敵な外観!


山小屋に行きたくなったら、ここがアクセスが良くていいじゃないか~!と思いました。










その後、尖石遺跡という、縄文遺跡を見に行くと・・・、


森の中に縄文時代の住居が復元されていてとても良い所でした!








その後、諏訪大社にも行きました。
夜は、宿にチェックイン後、宿の近くにお住いの生徒さん(この方がいらっしゃるので、北八ヶ岳に行っています。)のお宅におじゃまして、楽しいひとときを過ごしました。


2日目は、湧水めぐりをしました。
こちらは、吐龍(どりゅう、と読むそうです)の滝。



思ったより大きくて、立派な滝でした。





周辺の森が何とも言えず気持ちよく。

その後、三分一湧水という所も見学し、(ここもとても素敵な所でした)
しばし車を走らせ、七賢という酒蔵に行って、とっても美味しいランチと日本酒試飲、酒造見学などして、帰ってきました。



七賢の建物内部。
それはそれは立派なお屋敷でした。







なにより、生徒さん達と水入らず(?)の楽しい時間が過ごせて、
とても良い2日間でした!










2023年5月12日金曜日

コンチェルト公演

4月は結構モダンフルートの練習をがんばっていたので、今週から一気にトラヴェルソモードにスイッチしています。

1日目は、息も指も、モダン仕様のものが出てきて、ちょっとびっくり。

2日目は、少し慣れてきたものの、まだ手探りという感じ。

3日目にやっと、感覚が戻って来て、曲とか吹けるかなという感じになってきた。


今日は4日目。 
焦らず、ひたすら体が動きやすい方向を体に聞く感じで、時間をかけて練習しようと心がけ、大分楽器が体になじんできました。

こういう過程をたどる時、普段楽器を問題なく演奏している時というのは、簡単にやっているように思ったりしますが、いかに複雑で精巧なことをやっていたのか、ということを再認識します・・。

本当に、体に感謝です。

さて、6月10日に、コンチェルトを演奏します!
コルテ・デル・トラヴェルソ 第20回記念公演。

メンバー全員が、ソリストとしてコンチェルトを演奏するすごい企画です。
私はルクレールのコンチェルト 作品7-3を演奏します。
ぜひ聴きにいらして下さい。

*****
♪ 6月10日(土)第1公演 14時、第2公演 17時

コルテ・デル・トラヴェルソ 第20回記念コンサート
フルートコンチェルトの饗宴

【出演】相川郁子、新井道代、黒沼千比呂、仲間知子、野崎真弥、前田りり子、永野怜実(フラウト・トラヴェルソ)
プロムジカ使節団(オーケストラ)

【会場】旧奏楽堂(上野)
【入場料】一般4000円(当日4500円)、会員3500円(当日4000円)
      通し券7000円
【お申込み】Tiget  https://tiget.net/events/230390

【お問合せ】コルテ・デル・トラヴェルソ メール cortedeltraverso@gmail.com

アーカイブ配信もあります!お申込みはこちらから。→ https://www.t-showcase.com/categories/4952720
公演10日後より配信、7月10日まで。



















2023年5月8日月曜日

in F ライブ

昨日は大泉学園のin Fにて、フルートの西田紀子さんとヴィオラ・ダ・ガンバの中山真一さんと、ライブでした。

ハイドンのロンドン・トリオ全4曲と、アーベルのトリオop.16の全4曲、計8曲をやるという、マラソン的ライブでした!

前半は自分のスタミナを少し心配しつつでしたが、 楽しかったので、なんだか最後に行くにつれて元気になってきました!

西田さんのアンサンブル能力の高さを隣で感じられて、勉強になりました・・。

そして何とも幸せな瞬間が沢山あったなぁとしみじみ・・・。


なんと次回もすぐに決まり、8月6日、また古典派のトリオを演奏します!




2023年5月3日水曜日

リハ

昨日は9月に予定している演奏会の曲決めの音出し会、今日は、5月7日のinFでのライブのリハーサルでした。

昨日はクラシカル(古典派時代の楽器)、今日はモダン・フルート。

楽しかったのですが、楽器が違うと、それなりに体に堪えます・・。

せっせと働いてくれる体さんに感謝を・・。



私のひそかな(公に書いてますが)目標は、80歳まで元気で笛を吹くことです!
体力作りは結構がんばっています・・。





















*****
~演奏会のお知らせ~ 

大泉学園のライブハウス、inF で、ライブに出演させていただきます。
F.J.ハイドンの「ロンドン・トリオ」全4曲と、C.F.アーベルのトリオを演奏します。
ご都合よろしければぜひ遊びにいらして下さい!
壁一面、本に囲まれ、日本酒とおでんの美味しいお店です。

♪ 5月7日(日)15時~
アーベルとハイドンのトリオ
【出演】西田紀子、新井道代(フルート)、中山真一(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

【会場】in F (インエフ)(大泉学園)
【チャージ】3000円+2オーダー
【お申込み】in-f.sato@nifty.ne.jp (インエフ)

2023年4月30日日曜日

ガーデンコンサート

今日は、知り合いの方のお宅でのガーデンコンサートに出演させていただきました。

ひろ~いお庭と蔵のある、本当に素敵なお宅でした!

お庭といっても、ちょっとした森のような所でした。
今日のためにお花を植えたり、綺麗にして下さっていたそうで、本当にかわいらしい素敵なお庭でした。

晴れていたら庭の木の下で演奏する予定でしたが、あいにくのお天気だったので、蔵の中で演奏することに・・・。
蔵の中は、イベントなどが出来るように、綺麗に改装されていました。

お客様は、蔵の中に10人弱と、お外に20人ちょっと。

共演のアイリッシュ・ハープ、田中麻里さんと、アイルランドの歌、日本の歌、バロックの曲、そしてドビュッシーの「シランクス」などを演奏しました。
シランクスを人前で演奏するのは実に20年ぶり位?
古楽器への旅を経て、また演奏できてうれしいです!

プログラムも、主催の方手作りのめちゃくちゃ可愛いプログラムでした。
いただいたお花は、なんと全部お庭のお花で作ったもの!

今もテーブルの上ですごくいい匂いがしています。











手作りの花束と、プログラム。



2023年4月19日水曜日

味噌

昨日、フランス語仲間のお宅で、味噌づくりを教わってきました。

ジップロックで出来る味噌づくり。


 







茹でた大豆をつぶして、そこに塩と米麹を混ぜて、ジップロックに詰めたら空気を抜いて、チャックを閉める。 で、おしまい。

このチャックは6ヶ月間、決して開けてはいけないそうです!

大きな樽で作る場合は、天地返しとかするのでしょうけど、少量なので、このまま、半年、発酵を待つそうです。

作る時、茹でた大豆は、ビニールの上からでも触っていると、温かくて気持ちよく、既に愛着が湧きまくりで、なでなでしていました・・・。

冷暗所に保存ということなので、キッチンの引き出しの端の方にそっと置いておきました。

毎日見てしまいそうです。


さて、色々と練習するものがあり、毎回毎回の良い練習が本当に大事だと思って、”20分タイマー練習”をしています。

タイマーを20分にセットして、始まったら、タイマーが鳴るまで本当に集中して練習するようにする。

雑念が出てきても、取り合わないようにする。

20分経ったら、必ず楽器を置いて、数分でも休憩します。

時間が沢山あると思ってやる練習より、この20分に集中しようと思う方がずっと気持ちが入る気がします。

始める時に、この20分で、これとこれを練習しよう、とだいたい目星を付けておくのが良い気がします。
その通りには行かないことも多いですが・・。







2023年4月14日金曜日

気が付いたらブログの更新が滞っていました・・。

元気ではあるのですが、春のせいなのか、本番が差し迫っていない時期だからなのか、心身ともにちょっとぼんやりしている感じです。

まぁ、春を味わいなさいということでしょうか・・。





 

2023年4月5日水曜日

マンダラのライブ

昨日は、南青山のライブハウス、マンダラで、「フランス宮廷音楽シリーズ」に出演させていただきました。

フランソワ・クープランの王宮のコンセール第1番と、オトテールの組曲 ト短調を演奏しました。

トラヴェルソを始めたばかりの頃、オトテールがすごく好きで、まだあまり吹けないのに色々吹いてはしみじみとして、そして、”この木の笛でこういう曲が素敵に吹けたらいいなぁ~!”と思っていたのですが、その事を思い出して吹く前のMCでもお話した所、なんだかその頃の気持ちをすごく思い出して、しみじみしたまま吹けたような気がします。

とは言ってもやればやるほど課題は見えてくるのですが・・・、
そして一度と同じ本番はなく、毎回違う課題が見えてきます。

でもうまくいったなぁと思うことも毎回あります。

もっともっと変われるはず、と思う今日この頃です。

配信を4月10日の23時59分まで観られるそうです。
(4月10日20時まで購入可能)




2023年3月29日水曜日

マンダラ

 4月4日(火)、南青山のライブハウス、マンダラでの、「フランス宮廷音楽ライブシリーズ」に出演させていただきます。

マンダラは老舗のライブハウス。

ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の中山真一さんが、年に数回、フランス・バロックの企画を催してくださっています。

配信もありますので、ぜひご来場、ご視聴いただければ幸いです!


♪ 4月4日(火)19時半開演(18時半開場)
南青山マンダラ フランス宮廷音楽シリーズ・春の宮廷

〈第1部〉ジャケ=ド=ラ=ゲール カンタータ「紅海横断」とトリオ・ソナタ 他
【出演】 岩原綾子 (歌)、阿部まりこ、鳥生真理絵(ヴァイオリン)、中山真一(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、及川れいね(チェンバロ)

〈第2部〉
『組曲』~トラヴェルソ、ヴィオール、テオルボによる~

【プログラム】J.-M.オトテール / 組曲 ト短調 作品5-1、F.クープラン / 王宮のコンセール第1番 他
【出演】新井道代(トラヴェルソ)、矢口麻衣子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、秋山幸生(テオルボ)

【入場料】一般¥4,000 (1drink別)/学生¥2,000 /配信¥2,500
【会場】南青山マンダラ(東京メトロ銀座線「外苑前」徒歩5分)
【入場予約、配信チケット】https://mandala.gr.jp/aoyama/schedule/20230404

2023年3月27日月曜日

ヨハネ受難曲

昨日は、モダンフルートでヨハネ受難曲の本番でした。

本番ではありますが、合唱団の試演会という形だったので、普通のリハーサル室にお客様を10人くらいお招きして、でもちゃんと演奏会形式で行うというものでした。

私は2ndで、1stは西田紀子さん。

ヨハネはトラヴェルソで吹くとかなり難しいのですが、モダンでもそれなりに難しく・・、でもさらっている内になじんできて、結構吹けたと思う所もたくさんあったのが収穫でした!
逆に変に油断していた所でミスしたりして、「油断大敵」が今回の大反省点です!!

群衆の叫びに合わせて、フルートがひたすら16分音符を吹き続けるところがあるのですが、モダンで吹くと、カルク・エーレルト(19世紀終わりから20世紀初めにかけて生きた作曲家で、フルートの難しいエチュードなどを書いた人)のように聞こえてくる不思議。
・・フルートをやっている人にしか分からないネタですが、まぁ、バッハの音の選び方が斬新だということでしょうか。


マタイは勿論大曲で名曲ですが、ヨハネはもっと凝縮されていてストーリーが追いやすく、でも美しく、劇的な曲だと思います。

私は特に、コラールがすごいなぁと思うのですが、何度も出てくるコラールが毎回全然違うバスと和声が付いていて、え!その和声進行!みたいな驚きがあります。
マタイよりも、コラールがストーリーの中に組み込まれている感じ(コラールの歌詞がストーリーを進ませる役割を担っている?)もするし、そんな違いもあるのかなと思いました。

西田さんは、変わらず安定の上手さでした!
見習いたいことがたくさんあります!

2023年3月24日金曜日

モダンフルート再履修中

大学の時、何かの科目の単位を落とすと次の年、それを”再履修”しなくてはいけなかった。
モダンフルートは、もちろん単位を落とした、とかいうわけではないのですが、
今は”再履修”中の気分。


中学1年の時にフルートのレッスンに行き始めてから大学院を終えるまで、モダンフルートをひたすらやっていたのですが、トラヴェルソをやることにしてオランダに留学していた間、モダンフルートは全く吹かなかった。


・・というのは言い過ぎで、何回か吹いた記憶はあるけれど、多分片手で足りるくらいの回数。


異国でトラヴェルソを勉強する、ということが私には大きな出来事すぎて、
モダンフルートをどうこうしようという気持ちは全く起きなかった。


帰国してから、年に数回モダンフルートを吹く機会があって、その都度出来る範囲でやっていたのですが、トラヴェルソと並行して満足いくようなレベルで吹くということがとても難しく感じられ、そしてトラヴェルソでもっと活動を広げていかなくてはいけないのでは、という気持ちに駆られたりもして、あまり積極的に吹いていこうという気持ちにならなかった。


ところがここ数年、モダンフルートの興味深い演奏会のお話をいただいたり、
自分でも少し積極的にあれこれやっていたら、活動の範囲が広がってきた気がする。


そして最近、体の使い方に関しても色々自分の中で理解が深まって来て、
今だったら、並行して色々とやっていけるかも・・?という期待感が生まれつつあります。


トラヴェルソとモダンフルートは、もちろんすごく似ている。
似ているけど、別の楽器である。
別の楽器なのに、似ているだけに、行き来するのは意外と難しい。(私だけかもしれないけれど)


トラヴェルソだけ吹いていれば良いのでは?という声(内からも外からも?)も聞こえてくる気もするのだけど、モダンフルートという楽器には、やっぱりこの楽器にしかない良さと可能性があると思う。


昔とは違う感じで吹けることが今最大の楽しみなのですが、自分がこれからどういうモダンフルートを吹いていくことになるのか、これまた楽しみです。


*****

【演奏会のお知らせ】

♪ 4月4日(火)19時半開演(18時半開場)
南青山マンダラ フランス宮廷音楽シリーズ・春の宮廷

〈第1部〉ジャケ=ド=ラ=ゲール カンタータ「紅海横断」とトリオ・ソナタ 他
【出演】 岩原綾子 (歌)、阿部まりこ、鳥生真理絵(ヴァイオリン)、中山真一(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、及川れいね(チェンバロ)

〈第2部〉
『組曲』~トラヴェルソ、ヴィオール、テオルボによる~

【プログラム】J.-M.オトテール / 組曲 ト短調 作品5-1、F.クープラン / 王宮のコンセール第1番 他
【出演】新井道代(トラヴェルソ)、矢口麻衣子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、秋山幸生(テオルボ)

【入場料】一般¥4,000 (1drink別)/学生¥2,000 /配信¥2,500
【会場】南青山マンダラ(東京メトロ銀座線「外苑前」徒歩5分)
【入場予約、配信チケット】https://mandala.gr.jp/aoyama/schedule/20230404


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♪ 4月30日(日)

個人宅にてフルート&アイリッシュ・ハープの演奏会(狭山市)

大きな庭と蔵のあるお宅で、アイリッシュ・ハープの田中麻里さんと、アイルランドの歌、日本の歌、それぞれのソロ(私は多分、ドビュッシーのシランクスとブラウンの組曲)などを演奏します。

詳細は追ってお知らせします。

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♪ 5月7日(日)15時開演(14時半開場)
大泉学園 in F インエフ https://in-f.live/site/

フランツ・ヨゼフ・ハイドンの『ロンドン・トリオ』(Hob.IV:1~4)と、カール・フリードリヒ・アーベルのトリオ

【出演】西田紀子 、新井道代 (フルート)、中山真一 ( ヴィオラ・ダ・ガンバ)

チャージ3000円+2オーダー以上
【ご予約】in-f.sato@nifty.ne.jp (in F)

2023年3月21日火曜日

お参り

2年前に、大学院の時の同級生が亡くなって、
闘病していたのも知らなかったので、突然すぎて驚いて、
すごく悲しかったのですが、
今日、命日だったので、眠っている目黒の教会にお墓参りに行ってきました。

中村香織さん。
思い出すと、2年前と同じくらいの濃さで悲しさがこみ上げてくる。

すごく元気で面白くて、歌も上手で、フランス語もドイツ語もすごく出来て、
とてもチャーミングな人だった。

通っていた教会で、他の信者さん達と同じ場所で眠っていて、
寂しくなくて良かったと思いました。

これからも香織ちゃんが安らかに休めるようにと、お祈りしてきました。

納骨堂でお祈りした後、聖堂におじゃましてきた。
気持ちが整理できて、落ち着いて帰れるかと思ったけれど、
色々思い出して余計に悲しくなった。

なんで香織ちゃんが召されてしまったのか、未だに良く分からない。
分からないことだらけなのだけど、私にできるのは1日1日、一瞬一瞬を大切に生きることだけ。




2023年3月20日月曜日

Herr !

26日に、モダン・フルートでバッハのヨハネ受難曲を演奏する仕事があって、準備している。

トラヴェルソで吹くと、♭系の曲ばかりで、かなり難曲の部類に入るのですが、モダンで吹いても難しい。(私だけ?)


それにしても、なんて凝縮された、密度の濃い、 劇的な作品なんだろう。
聴いていると、胸ぐらをつかまれるような感じがしてすごく心が揺さぶられる。


うちのインコのモズちゃんの前で、ヨハネのCDを聴いていたら、第1曲、もやもやとした16分音符の連続が続いた後に合唱が「Herr!!」と入る所で、なんかすごくびっくりしたみたいで、キョロキョロ、右往左往していた・・・。


2023年3月16日木曜日

掃除

最近(3週間位?)、朝早めに起きて、ご飯を食べたらまず掃除を10分~15分くらいして、出来たら座禅をして、それからインコさんの放鳥をして・・、というのを続けている。

俳優の松重豊さんと、僧侶で庭園デザイナーの枡野俊明さんの「あなたの牛を追いなさい」という本を読んだら、枡野さんが朝の掃除を勧めていて、やってみたらなんだか気持ちいいので続いている。

今日はトイレ、今日はお風呂場、今日は台所、今日は玄関・・、みたいな感じで、「自分の心を磨くと思って掃除してください」と書いてあったのを思い出してはせっせと掃除していると、色々なもやもやが入ってくる隙がない感じがする。

明日はどこを掃除しようかな~とか考えている自分がなんかおかしい。

そして時間がある時は、座禅して、呼吸に意識を向ける瞑想。
呼吸をコントロールしようとせずに、体がどういう風に呼吸してくれているのかを見つめるようにすると、自然に呼吸が深まってきて、10分もやっているとすごく気持ちが落ち着いてくる。

私は別に呼吸しなくても良いのだけど~、くらいの怠惰な気持ちで、ただ呼吸を眺めていると、体が勝手にどんどん深い呼吸をしていってくれる感じがする。



2023年3月13日月曜日

NANAWATAコンサート

昨日は、川越のCAFE&SPACE NANAWATAさんでの演奏会でした。

ヴィオラ・ダ・ガンバの矢口麻衣子さん、テオルボの秋山幸生さんと一緒に、「古楽器によるフランス・バロック音楽のひととき」というタイトルで演奏させていただきました。

渋い曲、麗しい曲、楽しい曲・・・、
フランス・バロックにも色々な表情があります。

一瞬一瞬を感じながら、味わいながら演奏できたらと思って臨みました。

聴いて下さった方に何かが伝わっていたら嬉しいです。

演奏した会場は、アートギャラリーとしても使われていて、昨日は、加茂昂さんの「惑星としての土/復興としての土」展が行われていました。
遠くから見た時は、写真だと思いましたが、近づいたら全然写真ではありませんでした! 土の部分はご自分で堆肥から作ったものを絵具として使用されているそうです。風景も近くで見たら、描いたものでした。
福島で行われている除染作業で、例えば田んぼの土を10センチ削ることが、土の歴史1000年分を削ることになる(自然界の土は1センチ堆積するのに100年かかると言われているので)、ということを考えるうちに、ご自分で堆肥から作った土を使う、ということを思いつかれたそうです。

展覧会の詳細はこちらのページでご覧になれます↓


ところで、NANAWATAさんはエクレアが自慢のお店ですが、昨日も終演後にお客様にエクレアと飲み物が振る舞われました。

私達も、お客様が帰られた後、エクレアをいただきました!

十分、華やかですが、ショーケースには、もっと色とりどりのエクレアが並んでいました。
皆さん、お土産として買い求めていらして、あっという間に売り切れに・・・。私は、左のモンブランエクレア(!)をいただきました。
NANAWATAさんのエクレアは、今まで、”エクレアってこういうもの”、と何となく思っていたイメージと全然違うので驚きます。








衣装での写真は残念ながらないのですが、帰り際に記念撮影。










いただいたお花もセンスが良く、目を楽しませてくれています。







2023年3月5日日曜日

ワークショップ、山

昨日は、生徒さん達に声をかけて行っている、アレクサンダー・テクニークの嶋村順子先生によるワークショップでした。

今回で、確か、5回目。私含めて5人が参加しました。

刻々と変化する自分の体の状態をどのように観察し、付き合っていくか、という所から話が始まりました。

なぜか楽器の練習になると”修行だ!”と思ってがんばってしまう人も多いと思いますが(私にもその傾向があり・・)、人間だから色々ある。

自分と仲良く、でもどの方向に進みたいのかはいつも考えながら、面白がってフルートライフを送れたら良いですよね。

順子先生のワークショップには、いつもそんなメッセージが込められている気がして、受けた後はまた新鮮な気持ちで楽器に向かえます。


そして今日は、奥多摩の高水三山に行ってきました。

都合のついた生徒さん3人(女性1人、男性2人)と行く予定でしたが、女性の方が体調不良で急きょ行けなくなり、両手にジェントルマン状態で行ってまいりました。

派手な(?)コースではないですが、所々やりがいがあって、楽しいコースでした。

今日は、ずっとストックを持って歩いてみました。
ストックが、腕の延長だと思って、肩甲骨のほうからグッと前に腕を出してみる。
4本足動物になった気分で、自分の手で地面を触るようなイメージで。

以前読んだ山の本で、山の地面を、地球の肌だと思って歩きましょう、と書いてあったのを思い出しました。
そう思ったら、ハードな場所でも、地球の上を歩いているのだなぁという気持ちが湧いてきて、あまり辛くありませんでした。


狭い練習室で練習しているだけでは学べないことが、一歩外に出てみるとたくさんあります。

2023年2月27日月曜日

ハイドン

今日は暖かくて春のような素晴らしい陽気でした!



思わず散歩に出かけたら、梅がきれいに咲いていました。







さて、ハイドンの「6つのディヴェルティメント」のCDブックレットの解説が大体書き終わりました。

前に、演奏会をした時に書いたプログラムノートがあったので、それを元に付け加えたり、削ったり。

文章を書くのは時間もかかるし大変だなぁと思うこともあるけれど、基本的には楽しい。

ハイドンに関する日本語の本はかなり少なくて、こんなに有名な作曲家なのになんでこんなに少ないのだろう、と思うほど。
でも今回、改めて調べてみたら、音楽之友社から出ている、″作曲家 人と作品シリーズ”で、池上健一郎さんという音楽学者による「ハイドン」がつい最近、刊行されていた!

昨日届いて、今回の解説に関係ある所だけとりあえず探して読んだのですが、この本、素晴らしい。
詳しいだけでなく、文章も読みやすく、ハイドンの人柄がよく分かります。
後でちゃんと最初から最後まで読みたいと思います。

素晴らしい本との出会いに感謝。



 

2023年2月20日月曜日

NANAWATAコンサート

 演奏会のお知らせです。

3月12日(日)、川越のカフェ、NANAWATAさん(https://nanawata.com/)でのコンサートに出演させていただきます。

こちらのカフェのオーナーさんは、実は私の父(高校教員でした)の、教え子だった方で、本業は美術館の学芸員さんをしていらっしゃいます。

パティシエの奥様と、一緒にカフェをオープンされたのが、確か4年位前でしょうか。

アートギャラリーを併設して、美術の展覧会の他、コンサートも定期的に開催しているお店です。

そして私は、このお店のエクレアを食べて、びっくり仰天!したのですが、本当に美味しいです。
エクレアというものに対する概念が覆りました!


今回のコンサートは、3年前に一度計画されたのですが、ちょうど1回目の緊急事態宣言の頃で、やむなく中止。
3年越しの開催となりました。

私おすすめのエクレアも付いてくる演奏会です!
ご都合よろしければ、ぜひ古楽器の音色に耳を傾けに、そして美味しいエクレアを召し上がりにいらして下さい。
(エクレアは、お土産として持ち帰りも可能です。)

*****
2023年3月12日(日)午後2時(開場午後1時半)

古楽器による フランス・バロック 音楽のひととき


出演:新井道代(フラウト・トラベルソ)、矢口麻衣子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、秋山幸生(テオルボ、バロックギター)


料金:一般3500円 学生3000円(エクレア・飲物付)

定員:30名(事前予約制)


会場:Cafe&Space NANAWATA 
(埼玉県川越市松江町2-4-4
西武新宿線本川越駅より徒歩10分
JR・東武東上線川越駅、東武東上線川越市駅より徒歩20分)

https://nanawata.com/access/


【プログラム】
F. クープラン(1668-1733):恋のうぐいす
マラン・マレ (1656-1728):ヴィオル曲集第4巻 異国趣味組曲より「夢見心地」、「アラベスク」
J.-M. オトテール(1674-1763):フルートと通奏低音のための組曲 ト短調
R.de.ヴィゼー (1650-1725):組曲ハ短調より「プレリュード」、「嘆き」
F. クープラン:王宮のコンセール 第1番 他

お申込みはこちらのページからお願い致します。↓

2023年2月18日土曜日

アイゼナハ音楽院発表会でした

今日はティアラこうとうにて、アイゼナハ音楽院の発表会でした。
トラヴェルソクラスからは3人が参加。

私は生徒さんとの共演が2つと、講師演奏に参加しました。
講師演奏はテレマンのファンタジア第6番を演奏しました!

今月2回目の発表会でした!




 

2023年2月15日水曜日

自分に微笑みを!

一昨年、録音したハイドンのトリオをCDにするための編集作業をしています。

なにしろ1年以上前に録ったものなので、えっ、こんな風に演奏していたんだ、と驚き、でもなぜか細かいキズはやたらと鮮明に聞こえてくる。

自分の良くない所(と今の所、思っている)も、目の前にまざまざと立ち現れて、これがお前の演奏じゃ~っ、と突きつけられている気分。


そして、先日の発表会で撮った動画。
自分の演奏の所を見て、自分の癖が一目瞭然に目に入ってきて、それも、”きゃ~っ”と叫びたい気分。

この癖、直したいけど・・・、という態度で今日の練習に入って、しばらくしてから、思い出した。
(その態度で練習した小1時間が楽しくなかったので・・)

昔、オランダに居た時に読んで、すごく心に染み入った本。
人から借りたものだったので、もう手元にはないのだけど、今でも大切なところは覚えている。(昨日の事は忘れてしまうのに!)

演奏の不調に関する本で、まさにその時、絶不調にあった私は何度も何度も読み返した。

・自分自身に武器を向けていては、本当の成長というものはあり得ない。
・最も早く確実な方法というのは、回り道をすることである。
・勝つためには、負けなければならない。
・勉強するという事は、一直線に頂上を目指すという事ではなく、山の尾根尾根を歩き続けるという事である。

大体こんな感じだったと思う。

思い出して、あぁ、そうだった、と思って、自分に武器ではなく、微笑みを向けよう!と思った次第です。




 

2023年2月13日月曜日

明日のライブは延期です

明日、予定されていた、インエフでのライブですが、共演の方の体調不良により、延期にさせていただくことになりました。

新しい日にちが決まったら、またお知らせいたします!


今日は延期の連絡を受けて、少しゆっくりしようと思い、鍼灸院に行き(本当は鍼灸院を出る所でその知らせをみたのですが)、帰りにカフェでまったりし、本屋さんで本を買って帰ってきました。

本は、2冊。
2冊とも、なぜかNHKのテキスト・・。

1冊は「100分de名著/ 北条民雄 いのちの初夜」
もう1冊は「古武術に学ぶ体の使い方」
でした!

2023年2月12日日曜日

今日は・・・

今日は、レッスンをした後、大泉学園のゆめりあホールに、佐藤憲介さんのフルートリサイタルを聴きに行ってきました。

佐藤さんは、植村泰一先生クラスの大先輩で、毎年この時期にリサイタルをされています。

”オマージュ”と題して、作曲家が、他の作曲家や他の誰かにオマージュとして書いた作品や、捧げた作品を演奏されていました。

演奏もとても良くて、色々と見習わなければ・・と思うところもあり、
初めて聴く曲もいくつもあり、これ、楽譜買ってみよう~と思ったりもしました。

そして、毎年同じ時期に同じホールで開催されていることもあってか、馴染みのお客様が多い感じで、”毎年楽しみにしている”感じの方が多く、良い雰囲気でした。


お出かけもしていますが、練習(14日のインエフでのライブ!)と、一昨年録音したハイドンのトリオの編集作業や解説執筆もあり、色々とやることがあります。

やることがあるのは良いこと!

楽しみながらがんばります。


*****

2月14日(火)20時~(19時半開場)

大泉学園 inF  https://in-f.live/site/

2つのフルートと低音のためのレパートリーを、可能な限り全部、片っ端から音にしていこうという無謀なプロジェクトの第1弾です。
今回は、フランツ・ヨゼフ・ハイドンのいわゆる『ロンドン・トリオ』(Hob.IV:1~4)と、カール・フリードリヒ・アーベルのトリオを。

西田紀子 Noriko Nishida / フルート
新井道代 Michiyo Arai / フルート
中山真一 Shin Nakayama / ヴィオラ・ダ・ガンバ

チャージ3000円+2オーダー以上
定員12名

お申込みは 
harmoniagraveesoave@hotmail.com
又は 
インエフ in-f.sato@nifty.ne.jp
まで

2023年2月9日木曜日

ハイキング

生徒さんの一人と、近場ハイキングに行ってきました。

飯能の、天覧山と、多主峯山。
のんびり、10時集合。
のんびり歩いて、商店街でお弁当やおやつを買い、のんびり登って、
多主峯山から日高飯能ニュータウンに出て、高麗駅まで歩き、
少し足を延ばして、お気に入りの”阿里山カフェ”に寄って、
帰ってきました。

家でスマホで撮った写真を見たら・・、
見事に食べ物の写真しかありませんでした!




天覧山山頂で、豆大福。











阿里山カフェ。私はいつもここに来ると、外国にいる気分になります。 

2023年2月6日月曜日

発表会でした

 昨日、松明堂音楽ホールにて、生徒さん達の発表会を行いました。

8月末に行う予定だったものが、なんと本番2日前に、私のコロナ罹患によって延期!!というサプライズを乗り越え、半年越しの開催となりました。

ですが、全員がそのままご参加下さり、そしてそれぞれの音楽を聞かせて下さり、とても嬉しく思っています。


今回は、アンサンブルも何組もあって、ソロだけ演奏するのとは違う楽しさもあったと思います。

そして、生徒さん同士もすっかり顔なじみで、和気あいあいとした良い会だったと思います!







松明堂の入口
















ホールのそこかしこに、こんな素敵なオブジェが。












通奏低音(チェンバロ)で伴奏して下さった伊藤一人さんと、私の演奏で共演してくれたヴァイオリンの小田切弘美さんと。

私は、ボワモルティエのフルートとヴァイオリンのためのソナタd-mollを演奏しました。


(写真は古園麻子さん)











2023年1月31日火曜日

インエフ ライブ

ついこの間、年が明けたのに、もう1月最後の日ですね!
早くてびっくりです。

今度の日曜日に発表会があるので、そのレッスンや、自分の他のリハーサルなどで毎日色々あって、”あ、今日はこれだった”、”あ、今日はあれだった”、みたいな感じです。

毎日楽しむのが、疲れをためないコツなのかなぁと思います。


今日は、発表会のための、チェンバロ伴奏合わせでした。

普段は笛だけで練習しているので(レッスンの時は私がフルートか歌!で通奏低音を演奏することもありますが・・)、チェンバロが入って、皆さん、吹きやすい~、と感激の様子でした。

今回は、8月末に行う予定だったのが、私のコロナ罹患で延期になってしまい、生徒さんは一度練習した曲を数か月寝かせてまたさらっているので、皆さん完成度が高いように思います。

当日が楽しみです!

そして、演奏会(ライブ!?)のお知らせですが、2月14日(バレンタインデー!)に、大泉学園のライブハウス、inF(インエフ)にて、フルートの西田紀子さんと、ガンバの中山真一さんと、ハイドンのロンドン・トリオとアーベルのトリオを演奏します。

フルートの西田さんは、シエナ・ウインドオーケストラでずっと演奏されている方で、色々なジャンルで活躍されています。
ひそかにあこがれています!

西田さんとこういう小編成のアンサンブルで本番が出来る日が来るとは!
人生何が起きるか分かりまへん。
がんばります。

2月14日、ぜひお運びいただければ嬉しいです!

*****

2月14日(火)20時~(19時半開場)
大泉学園 inF  https://in-f.live/site/

2つのフルートと低音のためのレパートリーを、可能な限り全部、片っ端から音にしていこうという無謀なプロジェクトの第1弾です。
今回は、フランツ・ヨゼフ・ハイドンのいわゆる『ロンドン・トリオ』(Hob.IV:1~4)と、カール・フリードリヒ・アーベルのトリオを。

西田紀子 Noriko Nishida / フルート
新井道代 Michiyo Arai / フルート
中山真一 Shin Nakayama / ヴィオラ・ダ・ガンバ

チャージ3000円+2オーダー以上
定員12名

お申込みは 
harmoniagraveesoave@hotmail.com
又は 
インエフ in-f.sato@nifty.ne.jp
まで






2023年1月22日日曜日

松明堂での演奏会

昨日、松明堂音楽ホールでの演奏会が、おかげさまで無事に終了いたしました。

ご来場下さった皆様、応援して下さった皆様、有難うございます。

当日でいらして下さった方も思いのほか多く、嬉しかったです。

演奏会は、準備の段階では結構、孤独な感じがすることもありますが、蓋を開けてみたら色々な方が来て下さったりして、昨日も、やって良かったなぁと思いました。

演奏のことだけでなく、準備段階の心理面で色々な気付きのあった演奏会でした。

また思い出しながら、書いていきたいと思います。












共演してくださったチェンバロの中川岳さんと


 



2023年1月17日火曜日

リハーサル

今日は21日の演奏会のための2回目のリハーサルでした。

大分、形が見えてきたような気がします。

中川君のチェンバロの音と自分の音が共鳴しているのを感じたり、自分の体の動きが音の流れを生み出しているなぁと感じたり、体が音楽と一体になっているような感じがしたり、したのですが、そういうのを感じるために、演奏を続けているのかなぁと思ったりしました。

普段、どうして演奏を続けるのかなぁと自問自答したりするので・・。

多分答えはいくつかあるのですが、今日は、その内の一つが心の中に沸いてきました。


まだお席がございますので、ご都合よろしければ、ぜひお運びください♪

*****

♪ 1月21日(土)14時開演
「Musique de la flute traversiere vol.1 ~18世紀ドイツ フラウト・トラヴェルソとチェンバロの響き~」

【プログラム】
G.P.テレマン:組曲第6番 ニ短調 TWV42:d3
J.S.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
J.S.バッハ:前奏曲とフーガとアレグロ 変ホ長調 BWV998
J.C.F.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ ニ短調

【演奏】新井道代(フラウト・トラヴェルソ)中川岳(チェンバロ)

【会場】松明堂音楽ホール
(西武新宿線新所沢駅東口徒歩2分。所沢市松葉町17-5)

【入場料】3000円 (全席自由)
【ご予約、お問合せ】コンサート事務局 baroque.office@gmail.com







2023年1月13日金曜日

新春のつどい

今日は「所沢市新春のつどい」で演奏させていただきました。

所沢ミューズのアークホール(大ホール)。

昨日、会場リハーサルをさせていただいたときは、その大きさと響きに、それなりに動揺しましたが、今日はなぜか、かなり落ち着き、自分の音が冷静に耳に入ってきました。

緊張感の中にも、落ち着きと、攻める気持ちも持てて、今の自分にできることはやったような気がしています。

私たちの前は、すずらん幼稚園の鼓笛隊の演奏、私たちの演奏が30分、その後、市長や来賓の挨拶、でした。






終わった後、共演してくれたピアノの村本麻里子さんと。







さて、気持ちを切り替えて、21日の演奏会の準備をします。
ご都合よろしければ、ぜひお越しいただければ幸いです!

*****
♪ 1月21日(土)14時開演
「Musique de la flute traversiere vol.1 ~18世紀ドイツ フラウト・トラヴェルソとチェンバロの響き~」

【プログラム】
G.P.テレマン:組曲第6番 ニ短調 TWV42:d3
J.S.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
J.S.バッハ:前奏曲とフーガとアレグロ 変ホ長調 BWV998
J.C.F.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ ニ短調

【演奏】新井道代(フラウト・トラヴェルソ)中川岳(チェンバロ)

【会場】松明堂音楽ホール
(西武新宿線新所沢駅東口徒歩2分。所沢市松葉町17-5)

【入場料】3000円 (全席自由)
【ご予約、お問合せ】コンサート事務局 baroque.office@gmail.com
























2023年1月11日水曜日

今日の学び

今朝、久しぶりに太極拳に行ってきました。
太極拳の練習に行くと、いつも体も気持ちもすっきりするのですが、今日は特に、なんとなく溜まっていた疲れがすっきりしました!

やっぱり太極拳とフルートは私にとって、最大のマインドフルネスの山だなぁ・・

などと思い、帰宅後、良い気持ちでフルートの練習をし始めたのですが、

そう言えば、13日の本番で着るドレスを着て吹いてみよう、ついでに履こうと思っているハイヒールの靴も履いて吹いてみよう、と思ってやってみたところ、
思ったよりも肋骨が圧迫され、体の重心がよく分からない!
もはや普段からハイヒールは卒業(?)している私には、かかとが地面から浮いているって、すごく変な感じで吹きにくい・・・。

でもやっていれば慣れるのか? 
でもこんな状態で本番吹くことを考えたら緊張してきたー、きゃー、

となったところで、せっかく太極拳で得たマインドフルネス状態が完全に失われていることに気が付きました・・。

ひとまず、楽器を置いてみる。
体を観察してみる。
体のどこか楽なところはあるかな? と思うと、なぜか緊張がゆるむ。

ふと、ドレスの内側に、(多分、ドレスをホールドするための)ゴムバンドが付いていたのを思い出し、それを取ってみたらどうなるんだろう、と思って、取り外してみた。
そしたら、肋骨への圧迫がかなり減って、これなら呼吸も邪魔されなさそう、という感じになった。

しばらくそれで吹いてみて、また、ふと、そもそもハイヒールである必要があるのだろうか? と思い始めた。
ドレスの裾は、少し床につくかもしれないけど、最も自分の心身を開放したいと願っている場で、すごく不慣れなハイヒールの靴を絶対に履かないといけない理由ってあるのか?

・・で、最近本番で履いているシルバーのぺたんこ靴で吹いてみた。
・・・音、蘇る。

とりあえず、めでたしめでたしですが、たかだか30分から1時間くらいの出来事でしたが、色々動揺して妙に疲れました。

疲れたのですが、自分が色々なことに反応して、意識が外に外にと向いていっている(ごく軽いパニック状態になっている)ことに気が付いて、いったん手を止めて一呼吸置いたら、元の自分に戻れた、 という流れを経験できて、良い学びでした。

明日はリハーサルです。
楽しんできたいと思います。

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♪ 1月13日(金)10:30~
「所沢市新春のつどい」

所沢市民文化センターミューズ アークホール

デュオ・プラタナスとして、ピアノの村本麻里子さんとモダン・フルートで演奏します。
曲は、春の海、モーツァルト/アンダンテ、中国地方の子守歌、シュテックメスト/歌の翼による幻想曲 等。

こちらのページから来場のお申込みが出来ます。

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♪ 1月21日(土)14時開演
「Musique de la flute traversiere vol.1 ~18世紀ドイツ フラウト・トラヴェルソとチェンバロの響き~」

【プログラム】
G.P.テレマン:組曲第6番 ニ短調 TWV42:d3
J.S.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
J.S.バッハ:前奏曲とフーガとアレグロ 変ホ長調 BWV998
J.C.F.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ ニ短調

【演奏】新井道代(フラウト・トラヴェルソ)中川岳(チェンバロ)

【会場】松明堂音楽ホール
(西武新宿線新所沢駅東口徒歩2分。所沢市松葉町17-5)

【入場料】3000円 (全席自由)
【ご予約、お問合せ】コンサート事務局 baroque.office@gmail.com

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♪ 2月14日(火)夜
大泉学園 in F (インエフ) ライブ
フルート2本とヴィオラ・ダ・ガンバによる、アーベルとハイドンのトリオ

【演奏】西田紀子、新井道代(フルート)、中山真一(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

詳細は追ってお知らせ致します。

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2023年1月7日土曜日

中国地方の子守歌

 レッスンも本格的に始まって、御茶ノ水の教室にも行ったりしながら、1月のトラヴェルソの本番とモダン・フルートの本番の、それぞれのリハーサルが入り組んできて、それなりに忙しい気持ちになります。

が、その時々で目の前のことに集中しようと思います。


今日は、夕方、駅から帰ってくる時に、いつもと違う道を歩いたら、ちょうど少し高台になっていて、向こうの方に富士山のシルエットが見えました。

こんなに近所なのに、今まであまりちゃんと見ていなかったな~と思いました。

過去の栄光や不確定の未来よりも、今日という日を大切に

という言葉を思い出しました。
(前に雑誌で読んで書き留めておいた…)


昨日は、チェンバロの中川岳さんと21日の松明堂での演奏会のための初リハーサルでした。
すごく才能のある人・・と言ったら、ご本人は嫌がるかもしれませんが、
頭も良くてチェンバロも上手で人柄も良くて、
こういう方が世の中にいらっしゃるのだなぁ・・・と思ってしまう。

一緒に演奏していると、その音楽と響きが本当に豊かで、大海原にいる気分になります。
でも迷子になることはなくて、ちゃんと道先案内もしっかりしてくれるので、
ちゃんと港に辿り着けます。


タイトルの「中国地方の子守歌」。
1月13日の、「所沢市新春の集い」で演奏します。
中国地方に伝わる子守歌を、山田耕作が伴奏も書いたもの。

その楽譜の、ダイナミクス(強弱)や表情の指示がものすごく細かい。
1音1音に対して、これはp、これはpp、これはf、とか書いてある感じ。
そして、それぞれの間のクレシェンドやディミヌエンドや表情指示も細かく書いてある。

外国人にも演奏できるように書いたのかな? とか、
最近の若いもんはこのくらいせんと一本調子で演奏しよる、と思って書いたのかな? とか思った。

でもよく考えたら、18世紀に大著「フルート奏法試論」を書いたクヴァンツも、
その本の中で、そのように細かく、ダイナミクスやニュアンスを考えなさい、と書いていた。

考え抜いて、でもその先にある、自然に聞こえるところまで、もっていきたい。


2023年1月4日水曜日

10周年

 実は今日、私の誕生日なのですが、同時に結婚10周年でもありました。

10年・・・。

え、もうそんなに!? という感じです。
色々あったような気もしますが、おおむね平和で穏やかな日々だったように思います。

親友のような、カウンセラーのような、マネージャーのような夫です。


ところで、年末に、生徒さんから絵本をいただきました。




















私が良く日記を読んでいる、北鎌倉の円覚寺管長、横田南嶺老師の最新刊です!
その生徒さんは、お寺の住職の奥様なのですが、レッスンの時に、よく横田老師の話で盛り上がっていました。
生徒さんは横田老師とたまにお会いする機会があるそうで・・・。

パンダが、自分がパンダだと知らずに、動物園にパンダ見学に行ったり、パンダになりたいと、笹を食べてみたり目の周りを黒く塗ってみたりするのですが、ある時、はたと、自分がパンダだったと気が付く、という話です。

人は皆、それぞれが仏であるのに、それに気が付くのが難しい、気が付くために修業が必要である、ということの例えだそうです。


2023年1月2日月曜日

明けましておめでとうございます。

穏やかに新年を迎えております。

年明け割とすぐにリハーサルがあったりするので、練習しつつ、でも正月気分も味わいつつという感じです。

昨日の夜は、”男はつらいよ”の「おかえり寅さん」を観て、何度も涙腺が緩み、
夫に不思議がられました。

今年の抱負は・・・、というと、あまり特別なことはないのですが、
さらに前に進んでいけるように精進したいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


写真は、12月25日にあった歌のクリスマス・コンサートの時に撮っていただいたものです。
すごく綺麗だったので、ここにも載せておこうと思います。






























鐘の係を仰せつかり、緊張の瞬間。



(撮影:岡田純様)