2023年1月31日火曜日

インエフ ライブ

ついこの間、年が明けたのに、もう1月最後の日ですね!
早くてびっくりです。

今度の日曜日に発表会があるので、そのレッスンや、自分の他のリハーサルなどで毎日色々あって、”あ、今日はこれだった”、”あ、今日はあれだった”、みたいな感じです。

毎日楽しむのが、疲れをためないコツなのかなぁと思います。


今日は、発表会のための、チェンバロ伴奏合わせでした。

普段は笛だけで練習しているので(レッスンの時は私がフルートか歌!で通奏低音を演奏することもありますが・・)、チェンバロが入って、皆さん、吹きやすい~、と感激の様子でした。

今回は、8月末に行う予定だったのが、私のコロナ罹患で延期になってしまい、生徒さんは一度練習した曲を数か月寝かせてまたさらっているので、皆さん完成度が高いように思います。

当日が楽しみです!

そして、演奏会(ライブ!?)のお知らせですが、2月14日(バレンタインデー!)に、大泉学園のライブハウス、inF(インエフ)にて、フルートの西田紀子さんと、ガンバの中山真一さんと、ハイドンのロンドン・トリオとアーベルのトリオを演奏します。

フルートの西田さんは、シエナ・ウインドオーケストラでずっと演奏されている方で、色々なジャンルで活躍されています。
ひそかにあこがれています!

西田さんとこういう小編成のアンサンブルで本番が出来る日が来るとは!
人生何が起きるか分かりまへん。
がんばります。

2月14日、ぜひお運びいただければ嬉しいです!

*****

2月14日(火)20時~(19時半開場)
大泉学園 inF  https://in-f.live/site/

2つのフルートと低音のためのレパートリーを、可能な限り全部、片っ端から音にしていこうという無謀なプロジェクトの第1弾です。
今回は、フランツ・ヨゼフ・ハイドンのいわゆる『ロンドン・トリオ』(Hob.IV:1~4)と、カール・フリードリヒ・アーベルのトリオを。

西田紀子 Noriko Nishida / フルート
新井道代 Michiyo Arai / フルート
中山真一 Shin Nakayama / ヴィオラ・ダ・ガンバ

チャージ3000円+2オーダー以上
定員12名

お申込みは 
harmoniagraveesoave@hotmail.com
又は 
インエフ in-f.sato@nifty.ne.jp
まで






2023年1月22日日曜日

松明堂での演奏会

昨日、松明堂音楽ホールでの演奏会が、おかげさまで無事に終了いたしました。

ご来場下さった皆様、応援して下さった皆様、有難うございます。

当日でいらして下さった方も思いのほか多く、嬉しかったです。

演奏会は、準備の段階では結構、孤独な感じがすることもありますが、蓋を開けてみたら色々な方が来て下さったりして、昨日も、やって良かったなぁと思いました。

演奏のことだけでなく、準備段階の心理面で色々な気付きのあった演奏会でした。

また思い出しながら、書いていきたいと思います。












共演してくださったチェンバロの中川岳さんと


 



2023年1月17日火曜日

リハーサル

今日は21日の演奏会のための2回目のリハーサルでした。

大分、形が見えてきたような気がします。

中川君のチェンバロの音と自分の音が共鳴しているのを感じたり、自分の体の動きが音の流れを生み出しているなぁと感じたり、体が音楽と一体になっているような感じがしたり、したのですが、そういうのを感じるために、演奏を続けているのかなぁと思ったりしました。

普段、どうして演奏を続けるのかなぁと自問自答したりするので・・。

多分答えはいくつかあるのですが、今日は、その内の一つが心の中に沸いてきました。


まだお席がございますので、ご都合よろしければ、ぜひお運びください♪

*****

♪ 1月21日(土)14時開演
「Musique de la flute traversiere vol.1 ~18世紀ドイツ フラウト・トラヴェルソとチェンバロの響き~」

【プログラム】
G.P.テレマン:組曲第6番 ニ短調 TWV42:d3
J.S.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
J.S.バッハ:前奏曲とフーガとアレグロ 変ホ長調 BWV998
J.C.F.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ ニ短調

【演奏】新井道代(フラウト・トラヴェルソ)中川岳(チェンバロ)

【会場】松明堂音楽ホール
(西武新宿線新所沢駅東口徒歩2分。所沢市松葉町17-5)

【入場料】3000円 (全席自由)
【ご予約、お問合せ】コンサート事務局 baroque.office@gmail.com







2023年1月13日金曜日

新春のつどい

今日は「所沢市新春のつどい」で演奏させていただきました。

所沢ミューズのアークホール(大ホール)。

昨日、会場リハーサルをさせていただいたときは、その大きさと響きに、それなりに動揺しましたが、今日はなぜか、かなり落ち着き、自分の音が冷静に耳に入ってきました。

緊張感の中にも、落ち着きと、攻める気持ちも持てて、今の自分にできることはやったような気がしています。

私たちの前は、すずらん幼稚園の鼓笛隊の演奏、私たちの演奏が30分、その後、市長や来賓の挨拶、でした。






終わった後、共演してくれたピアノの村本麻里子さんと。







さて、気持ちを切り替えて、21日の演奏会の準備をします。
ご都合よろしければ、ぜひお越しいただければ幸いです!

*****
♪ 1月21日(土)14時開演
「Musique de la flute traversiere vol.1 ~18世紀ドイツ フラウト・トラヴェルソとチェンバロの響き~」

【プログラム】
G.P.テレマン:組曲第6番 ニ短調 TWV42:d3
J.S.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
J.S.バッハ:前奏曲とフーガとアレグロ 変ホ長調 BWV998
J.C.F.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ ニ短調

【演奏】新井道代(フラウト・トラヴェルソ)中川岳(チェンバロ)

【会場】松明堂音楽ホール
(西武新宿線新所沢駅東口徒歩2分。所沢市松葉町17-5)

【入場料】3000円 (全席自由)
【ご予約、お問合せ】コンサート事務局 baroque.office@gmail.com
























2023年1月11日水曜日

今日の学び

今朝、久しぶりに太極拳に行ってきました。
太極拳の練習に行くと、いつも体も気持ちもすっきりするのですが、今日は特に、なんとなく溜まっていた疲れがすっきりしました!

やっぱり太極拳とフルートは私にとって、最大のマインドフルネスの山だなぁ・・

などと思い、帰宅後、良い気持ちでフルートの練習をし始めたのですが、

そう言えば、13日の本番で着るドレスを着て吹いてみよう、ついでに履こうと思っているハイヒールの靴も履いて吹いてみよう、と思ってやってみたところ、
思ったよりも肋骨が圧迫され、体の重心がよく分からない!
もはや普段からハイヒールは卒業(?)している私には、かかとが地面から浮いているって、すごく変な感じで吹きにくい・・・。

でもやっていれば慣れるのか? 
でもこんな状態で本番吹くことを考えたら緊張してきたー、きゃー、

となったところで、せっかく太極拳で得たマインドフルネス状態が完全に失われていることに気が付きました・・。

ひとまず、楽器を置いてみる。
体を観察してみる。
体のどこか楽なところはあるかな? と思うと、なぜか緊張がゆるむ。

ふと、ドレスの内側に、(多分、ドレスをホールドするための)ゴムバンドが付いていたのを思い出し、それを取ってみたらどうなるんだろう、と思って、取り外してみた。
そしたら、肋骨への圧迫がかなり減って、これなら呼吸も邪魔されなさそう、という感じになった。

しばらくそれで吹いてみて、また、ふと、そもそもハイヒールである必要があるのだろうか? と思い始めた。
ドレスの裾は、少し床につくかもしれないけど、最も自分の心身を開放したいと願っている場で、すごく不慣れなハイヒールの靴を絶対に履かないといけない理由ってあるのか?

・・で、最近本番で履いているシルバーのぺたんこ靴で吹いてみた。
・・・音、蘇る。

とりあえず、めでたしめでたしですが、たかだか30分から1時間くらいの出来事でしたが、色々動揺して妙に疲れました。

疲れたのですが、自分が色々なことに反応して、意識が外に外にと向いていっている(ごく軽いパニック状態になっている)ことに気が付いて、いったん手を止めて一呼吸置いたら、元の自分に戻れた、 という流れを経験できて、良い学びでした。

明日はリハーサルです。
楽しんできたいと思います。

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♪ 1月13日(金)10:30~
「所沢市新春のつどい」

所沢市民文化センターミューズ アークホール

デュオ・プラタナスとして、ピアノの村本麻里子さんとモダン・フルートで演奏します。
曲は、春の海、モーツァルト/アンダンテ、中国地方の子守歌、シュテックメスト/歌の翼による幻想曲 等。

こちらのページから来場のお申込みが出来ます。

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♪ 1月21日(土)14時開演
「Musique de la flute traversiere vol.1 ~18世紀ドイツ フラウト・トラヴェルソとチェンバロの響き~」

【プログラム】
G.P.テレマン:組曲第6番 ニ短調 TWV42:d3
J.S.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
J.S.バッハ:前奏曲とフーガとアレグロ 変ホ長調 BWV998
J.C.F.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ ニ短調

【演奏】新井道代(フラウト・トラヴェルソ)中川岳(チェンバロ)

【会場】松明堂音楽ホール
(西武新宿線新所沢駅東口徒歩2分。所沢市松葉町17-5)

【入場料】3000円 (全席自由)
【ご予約、お問合せ】コンサート事務局 baroque.office@gmail.com

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♪ 2月14日(火)夜
大泉学園 in F (インエフ) ライブ
フルート2本とヴィオラ・ダ・ガンバによる、アーベルとハイドンのトリオ

【演奏】西田紀子、新井道代(フルート)、中山真一(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

詳細は追ってお知らせ致します。

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2023年1月7日土曜日

中国地方の子守歌

 レッスンも本格的に始まって、御茶ノ水の教室にも行ったりしながら、1月のトラヴェルソの本番とモダン・フルートの本番の、それぞれのリハーサルが入り組んできて、それなりに忙しい気持ちになります。

が、その時々で目の前のことに集中しようと思います。


今日は、夕方、駅から帰ってくる時に、いつもと違う道を歩いたら、ちょうど少し高台になっていて、向こうの方に富士山のシルエットが見えました。

こんなに近所なのに、今まであまりちゃんと見ていなかったな~と思いました。

過去の栄光や不確定の未来よりも、今日という日を大切に

という言葉を思い出しました。
(前に雑誌で読んで書き留めておいた…)


昨日は、チェンバロの中川岳さんと21日の松明堂での演奏会のための初リハーサルでした。
すごく才能のある人・・と言ったら、ご本人は嫌がるかもしれませんが、
頭も良くてチェンバロも上手で人柄も良くて、
こういう方が世の中にいらっしゃるのだなぁ・・・と思ってしまう。

一緒に演奏していると、その音楽と響きが本当に豊かで、大海原にいる気分になります。
でも迷子になることはなくて、ちゃんと道先案内もしっかりしてくれるので、
ちゃんと港に辿り着けます。


タイトルの「中国地方の子守歌」。
1月13日の、「所沢市新春の集い」で演奏します。
中国地方に伝わる子守歌を、山田耕作が伴奏も書いたもの。

その楽譜の、ダイナミクス(強弱)や表情の指示がものすごく細かい。
1音1音に対して、これはp、これはpp、これはf、とか書いてある感じ。
そして、それぞれの間のクレシェンドやディミヌエンドや表情指示も細かく書いてある。

外国人にも演奏できるように書いたのかな? とか、
最近の若いもんはこのくらいせんと一本調子で演奏しよる、と思って書いたのかな? とか思った。

でもよく考えたら、18世紀に大著「フルート奏法試論」を書いたクヴァンツも、
その本の中で、そのように細かく、ダイナミクスやニュアンスを考えなさい、と書いていた。

考え抜いて、でもその先にある、自然に聞こえるところまで、もっていきたい。


2023年1月4日水曜日

10周年

 実は今日、私の誕生日なのですが、同時に結婚10周年でもありました。

10年・・・。

え、もうそんなに!? という感じです。
色々あったような気もしますが、おおむね平和で穏やかな日々だったように思います。

親友のような、カウンセラーのような、マネージャーのような夫です。


ところで、年末に、生徒さんから絵本をいただきました。




















私が良く日記を読んでいる、北鎌倉の円覚寺管長、横田南嶺老師の最新刊です!
その生徒さんは、お寺の住職の奥様なのですが、レッスンの時に、よく横田老師の話で盛り上がっていました。
生徒さんは横田老師とたまにお会いする機会があるそうで・・・。

パンダが、自分がパンダだと知らずに、動物園にパンダ見学に行ったり、パンダになりたいと、笹を食べてみたり目の周りを黒く塗ってみたりするのですが、ある時、はたと、自分がパンダだったと気が付く、という話です。

人は皆、それぞれが仏であるのに、それに気が付くのが難しい、気が付くために修業が必要である、ということの例えだそうです。


2023年1月2日月曜日

明けましておめでとうございます。

穏やかに新年を迎えております。

年明け割とすぐにリハーサルがあったりするので、練習しつつ、でも正月気分も味わいつつという感じです。

昨日の夜は、”男はつらいよ”の「おかえり寅さん」を観て、何度も涙腺が緩み、
夫に不思議がられました。

今年の抱負は・・・、というと、あまり特別なことはないのですが、
さらに前に進んでいけるように精進したいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


写真は、12月25日にあった歌のクリスマス・コンサートの時に撮っていただいたものです。
すごく綺麗だったので、ここにも載せておこうと思います。






























鐘の係を仰せつかり、緊張の瞬間。



(撮影:岡田純様)