2022年1月20日木曜日

ポンペイの笛

上野の国立博物館でやっているポンペイ展に行ってきました。

紀元79年に火山の噴火によって埋もれてしまった、イタリアの古代都市。
18世紀から、発掘が始まったというポンペイは、火山灰によって、まさに生活が封じ込められたかのような状態だったそうです。

約2000年前のものとは、とても思えない綺麗な状態の生活用品やモザイク画、彫像など、見ごたえがありました。
ポンペイのことはあまり知らずに行ったのですが、なんとなく予想していたよりも、はるかに高度な文明があった所なのだというのが分かりました。



なんと笛もありましたよ。
指穴や歌口(息を吹き込むところ)はあまり良く分からなくて、縦笛なのか横笛なのかもいまいち分かりませんでした。
が、文明あるところに笛、あり! ですね。










こちらはシストラムという名前の打楽器だそうです。
特に説明は書いていなかったのですが、柄の部分を持って、左右に振ると、刺さっている何本かの金具が行ったり来たりして音が出るのではないかと思いました。








わたし的にぐっと来たのが、こちらの「タコとイセエビの戦い」というモザイク画です。
なんとタコとイセエビが空中戦を展開しています!
なんという想像力! そしてなんという描写力!












こちらもモザイク画で、”番犬を飼っていますよ” ということを、人に知らせるために玄関などに掲げていたものだそうです。
泥棒に、来たら怖いことになるよ、と知らせるためでしょうか?

うちも、”インコ飼ってますよ” の絵を玄関に出そうかな? (なんのために?)







2022年1月17日月曜日

温子さんとお話し

今日、ZOOMで、いつも私のチラシをデザインしてくれている森本温子さんと2時間位おしゃべりをしました。

良い友人でもある温子さんですが、今日のはただのおしゃべりではなく、”対談” です!

じつはこのブログで、お知り合いや生徒さんなど、身近にいる素敵な方々と対談をして、それを文章にして載せるということをやってみようと思い、今日はその第1回目としての対談でした。

ちょっとネタばれですが、温子さんに出会ったのは、実は、デン・ハーグ王立音楽院の卒業試験の前の日の晩でした!

その後、二人とも日本に帰ってきてから連絡を取り合うようになって、デザインの仕事をしている温子さんに、チラシをお願いするようになりました。

いつもいつも信じられないくらいのクオリティの高さでチラシデザインをして下さる温子さんは、私の演奏活動を陰で支えてくださる、なくてはならない存在です。

今日は、私たちの出会いから話し始めたら、色々思い出すこともあって、なんとも楽しいおしゃべり 対談、となりました!

なぜ卒業試験の前夜に出会ったのか?、そして、これまでお願いしてきたデザインのこと、温子さんのデザインに対する思いなどをお読みいただけるように、これから文字起こしをがんばりますので、しばしお待ちください・・。


温子さんがデザインしてくれた、「古楽器で楽しむバロック音楽inアミーゴ」シリーズのチラシは、こちらでご覧いただけます。 ↓

http://www.oncolle.com/?p=412


 

2022年1月15日土曜日

音のたねまき①

今朝、9時からFMラジオ川越の「音のたねまき」前編、放送していただきました~。

始まってから16分後位からゲストコーナーが始まり、そこに私が出てきます。

自分で聞くと、こんな声なんだっ!、ちぐはぐな受け答えっ!、
とか色々突っ込みどころ満載なのですが、
それもこれも楽しく良い経験をさせていただきました!

よろしければお聴きください。

https://www.youtube.com/watch?v=G7agwP13xrA&t=1914s 


後編は1月22日(土)9時からの放送です。

2022年1月14日金曜日

好きな曲を練習する

最近のレッスンで印象的だったこと。

70代の生徒さんで、トラヴェルソを始めて2年位の方ですが、それまでずっと、私が教則本の中からやりやすい音階や練習曲を選んで練習してもらっていました。

でも、ふと思い立って、その方が大好きで、吹けるようになりたいと言っていた、テレマンのファンタジアの10番 fis-moll に取り組んでいただくことにしました。

もちろんこの曲はかなり難易度が高いということをお互いに承知の上です。

この方は、若い頃から色々な音楽に親しんでいらして、音楽以外の芸術にも造詣があり、レッスンをしていても、何かパッと分かってくださるようなセンスをお持ちだと思ったので、大好きな曲に取り組むことで、何かすごく良い方向に向かうのではと思って、提案してみました。

結果、やはりすごく良かったようで、もちろんこの曲のむずかしさをひしひしと感じられたようですが、それだけになおさら、積極的に練習に取り組んでくださいました。

そして、何回かテレマンのレッスンをした後に、以前やっていた教則本に戻ったところ、前は少し苦戦していた曲も、見違えるようにいとも簡単に吹けるようになっていました!

普段レッスンをしていると、つい、ちゃんと段階を踏んで教えなくては、と思ってしまうのですが、それが必ずしも一番良いことなのではないのかもしれないと、思った次第です。


*****

ところで、明日、朝9時からの、FMラジオ川越(FM88.7MHz)「音のたねまき」という番組に、私が出演いたします。

1時間のクラシック音楽の番組で、多分始まってから15分後位(?)にゲストコーナーが始まるのではと思います。そこに私が登場します。全2回の、1回目です。

フラウト・トラヴェルソについて、古楽器で活動することになったいきさつ、現在の活動や
好きな曲紹介、思い出の料理のレシピまで!語っています。


12月に収録に行ってきたときの様子はこちら↓
https://michiyoarai.blogspot.com/2021/12/blog-post_8.html


このサイトでも聴けるようです。↓
https://www.jcbasimul.com/radio/1348/

放送後、YouTubeの、この番組のチャンネルにもアップされるようなので、またこちらでもお知らせいたします!












2022年1月13日木曜日

リベラ・クラシカのCD

今日、疲れて帰ってきたら、CDが届いていた。

2018年の10月に録音に参加した、オーケストラ・リベラ・クラシカのCDです。









ハイドンの″交響曲第103番「太鼓連打」”と″ミサ曲ハ長調「太鼓ミサ」”が入っているCDで、私が参加しているのは、交響曲第103番です。

忘れかけていた録音が突然目の前に現れて、すごくびっくり&嬉しかったです。
緊張感がありつつも、とても楽しかったプロジェクトの日々を思い出しました。

今日、少し聴いてみたら、モズちゃんがリズムに合わせて(?)おもちゃのインコの人形にくちばしを打ち付けて音を立て始めました・・。

これからまたゆっくり聴きたいと思います。







2022年1月12日水曜日

「楽」

最近知った「楽」という漢字の由来。

旧字では「樂」と書きますが、象形文字としては、上部真ん中の "白”を鈴、その傍らの二つの″幺”を糸飾りと見立てた、”柄のある手鈴の形”だったそうです。

舞楽の時にこれを振って神をたのしませたことから来ているそうです。

また、人が病気のときにシャーマンがこれを振って病魔を払ったので、病気を治すことを、今では「療」と書きますが、初めは、”やまいだれ”の中は、「尞」ではなく「樂」だったそうです。

やはり音楽は祈りのときに用いられて、また、病をも治す力があると信じられていたのですね。

昨年あたりから、演奏するということは究極には「祈り」なのではないかと思っていて、この「楽」の感じの由来を聞いて、ふむ~やっぱりそうか~、などと思ったのでした。

(象形文字の由来は、白川静「常用字解」による。)







2022年1月11日火曜日

Musique de la flûte traversière vol.1

3月21日 春分の日に、新所沢の松明堂音楽ホールにて、コンサートをします。

チェンバロの中川岳さんと共に、クヴァンツ、テレマン、J.S.バッハ、そしてJ.C.F.バッハの作品などを演奏します。


つい先日、チラシが出来上がりました。
いつも素敵なデザインをして下さる、友人の温子さんによるものです。




これから松明堂音楽ホールでも年に1回位、続けてコンサートをしていけたらと思っています。
この3月21日のコンサートについては、こちらでもまた書いていきたいと思います。
まだ少し先ですが、ぜひご予定いただければ幸いです。

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Musique de la flûte traversière フルートの音楽 vol.1

18世紀ドイツ フラウト・トラヴェルソとチェンバロの響き


【プログラム】
J.J.クヴァンツ (1697-1773):3声のソナタ ホ短調 QV2:21
G.P.テレマン (1681-1767):「6つのコンチェルトと6つの組曲」より 組曲第6番 ニ短調 TWV42:d3
J.S.バッハ(1685-1750):フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
J.C.F. バッハ(1732-1795):フルートとチェンバロのためのソナタ ニ短調  他
(プログラムは変更になる場合があります。)


【演奏】
新井道代(フラウト・トラヴェルソ) 
中川岳(チェンバロ) 

【チケット】
3000円(全席自由)


2022年3月21日(祝) 14時開演(13時半開場)
松明堂音楽ホール 
(西武新宿線新所沢駅東口下車、直進徒歩2分、通りの右側にある松本ビルの地下。)

【ご予約・お問合せ】
コンサート事務局   メール  baroque.office@gmail.com  電話 050-7132-0903

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【中川岳さんプロフィール】
10代のときバロック音楽と古楽器への強い関心から独学でチェンバロ、クラヴィコードを始め、2014年東京大学在学中に第27回国際古楽コンクール<山梨>で鍵盤楽器部門第1位(チェンバロ)を受賞。審査員のグレン・ウィルソンより賞賛を得て、2016年夏より10ヶ月間、ヴュルツブルク音楽大学(ドイツ)にて同教授にチェンバロを師事した。留学中に録音し、2017年にナクソスよりリリースされたソロCD「テレマン/6つの序曲集」は、『レコード芸術』準特選盤に選ばれた。2019年に東京大学教養学部を卒業。2018年9月より「J. S. バッハ/チェンバロ作品全曲演奏会」シリーズを行うほか、通奏低音奏者として活躍している。