2024年9月16日月曜日

フランス革命とゴセック

♪22日の演奏会「フランス革命を生きた音楽家たち」に登場する音楽家紹介♪


まずは・・

フランソワ=ジョゼフ・ゴセック です。

みんなが知っている有名な「ガヴォット」を作曲したゴセックですが、実は、フランス革命と強いつながりを持った音楽家でした。

ベルギー出身で、パリでオーケストラを創設したり、演奏会シリーズ、コンセール・スピリチュエルの理事を務めたりして、フランス音楽界に確かな足がかりを作っていたゴセック。

フランス革命が勃発すると、共和派に強く傾き、国民軍軍楽隊に入隊、中心的存在になります。

大多数の国民が読み書きできなかったこの時代に、音楽の力で革命の士気を高めるために結成されたこの軍楽隊の主な任務は「革命祭典」で演奏することで、そのために作曲された「革命歌」は1789年から1794年までの5年間に2300曲にも及んだそうです。

ゴセックも新体制を称える歌曲、合唱曲、吹奏楽曲などを量産するようになります。

1792年に、軍楽隊員育成のため、国民軍音楽学校が設立されますが、この学校が翌年に国立音楽院に変わり、そして1795年にはパリ音楽院となります。

ゴセックはこのパリ音楽院で視学官、そして作曲科の教授に就任します。

1804年には、その革命への貢献を称えられ、ナポレオンが制定した栄典であるレジオン・ドヌール賞を授かっています。

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22日、まだお席ございます。
ぜひ聴きにいらして下さい♪

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コルテ・デル・トラヴェルソ Vo.25
フランス革命を生きた音楽家たち
2024年9月22日(日) 昼公演14時 夜公演18時

【プログラム】
I. プレイエル:フルート四重奏曲 ニ長調 B.381
F. ドゥヴィエンヌ:フルート、ヴィオラ、チェロのための三重奏曲  ハ長調 
F. ドゥヴィエンヌ:フルート四重奏曲 ロ短調 Op.16-1
H. ジャダン:弦楽三重奏曲 変ホ長調 Op.2-1
G.B. ヴィオッティ:フルート四重奏曲 ハ短調 Op.22-2

【出演者】
新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、宮崎桃子(ヴァイオリン)、廣海史帆(ヴィオラ)、野津真亮(チェロ)

【会場】Spcae415 (中野区新井2-48-12)
【入場料】ご予約 4000円(会員3500円)
     当日 4500円(会員4000円)
【ご予約】メール cortedeltraverso@gmail.com
こちらのサイトからもご予約可能です。



2024年9月6日金曜日

無理をしない、でも、あきらめない

先日、22日の演奏会のためのリハーサルで、池袋に行ってきました。

空き時間に近くをお散歩。
池袋も、一歩路地に入ると、普通の家や小さな神社などがあって面白い。








近くに、自由学園明日館という、演奏会などにも使われている歴史ある建物があり、そこにも行ってみました。

中には入れない時間だったので、外から眺めただけですが。

「婦人之友社」という出版社が隣にあって(自由学園を創立した羽仁もと子、吉一夫妻によって作られた出版社だそうです)、そこに、「婦人の友社」刊行物案内の掲示板が。
























目が止まった、『毎日が、ヨガ』という本。

目次のPart 1 の所。

”無理をしない、でも、あきらめない” 


なんだかグッと来たので、思わず撮影。

きっとヨガだけでなく、演奏にも、生活全般にも当てはまることなんだろうなぁ・・。

少し疲れていた心身が1つの言葉でリフレッシュされる。



この日の空はこんな、秋を感じさせる雲が浮かび。










リハーサル場所に戻って、また皆と音楽づくりをしました。







9月22日に共演して頂く皆さんのプロフィールです。

【ヴァイオリン】 宮崎桃子

桐朋学園大学卒業,東京芸術大学大学院修了。在学中,東京芸大バッハ・カンタータ・クラブに所属。第28回国際古楽コンクール<山梨>第3位。現在モダンおよびピリオド楽器での演奏活動や録音,指導の他,古楽器体験コンサート,室内楽ワークショップなどの企画・運営にも関わる。東京バッハ・カンタータ・アンサンブル,アンサンブル・パルナス・東京のメンバー。桐朋学園附属「子供のための音楽教室」元講師。日本女子大学助手。

【ヴィオラ】 廣海史帆

東京藝術大学を経て、同大学大学院を修了。第22回古楽コンクール〈山梨〉最高位、併せて栃木・蔵の街音楽祭賞を受賞。2007、08年、パリ・シャンゼリゼ管弦楽団より奨学金を受け、サント・ヨーロッパ音楽アカデミーに参加。NHK-FM「名曲リサイタル」、旧奏楽堂デビューコンサート等に出演。バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、横浜シンフォニエッタ等の公演・録音に多数参加している。

【チェロ】野津真亮

国立音楽大学音楽学部演奏学科卒業。東京藝術大学大学院古楽科修士課程修了。喜久里誼、藤森亮一、鈴木秀美各氏に師事。また、Philippe Muller、Anner Bijlsma各氏の指導を受ける。現在はオーケストラ・リベラ・クラシカ等のオーケストラ他、室内楽奏者として活動。録音は新井道代氏との「ハイドン:6つのディヴェルティメント Hob.IV:6-11」他。国立音楽大学大学院演奏助手、出雲芸術アカデミー講師。


皆さんとても素敵な演奏家です。

ぜひ9月22日、聴きにいらして下さい!

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コルテ・デル・トラヴェルソ Vo.25
フランス革命を生きた音楽家たち
2024年9月22日(日) 昼公演14時 夜公演18時

フルートを演奏する人には馴染み深い、フランソワ・ドゥヴィエンヌをはじめ、
フランス革命の時代に活動した音楽家たちの作品を取り上げます。
革命が彼らの人生にどのように影響を及ぼしたか、ということに迫りつつ、
知られざる室内楽曲をご紹介していきたいと思います。

【プログラム】
I. プレイエル:フルート四重奏曲 ニ長調 B.381
F. ドゥヴィエンヌ:フルート、ヴィオラ、チェロのための三重奏曲  ハ長調 
F. ドゥヴィエンヌ:フルート四重奏曲 ロ短調 Op.16-1
H. ジャダン:弦楽三重奏曲 変ホ長調 Op.2-1
G.B. ヴィオッティ:フルート四重奏曲 ハ短調 Op.22-2

【出演者】
新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、宮崎桃子(ヴァイオリン)、廣海史帆(ヴィオラ)、野津真亮(チェロ)

【会場】Spcae415 (中野区新井2-48-12)
【入場料】ご予約 4000円(会員3500円)
     当日 4500円(会員4000円)
【ご予約】メール cortedeltraverso@gmail.com
こちらのサイトからもご予約可能です。