2025年11月1日土曜日

野辺山&アミーゴ

少し日が経ってしまいましたが、10月18日と19日に、生徒さん達と長野の野辺山に行ってきました。

ほぼ毎年、希望される生徒さんたちと行っているのですが、今年も、バーベキュー、乗馬体験、天文台見学、登山など、盛りだくさんでした!

←こちらは、行きに乗った小海線の特急ハイレイル号。




車内も素敵でした。








高見石という山から、絶景が見られました!




夜は生徒さんの一人のお宅にお邪魔したりして、楽しい二日間でした!

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さて、昨日は、入間市のアミーゴに演奏会の打ち合わせに行ってきました。

ハロウィンの飾り付けがしてありました!



アミーゴでの演奏会は11月23日(日)です。
良い時間になるよう、準備中です。
皆様のご来場をお待ちしております!

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古楽器で楽しむバロック音楽inアミーゴ
vol.15  イタリアへの憧れ

 2025年11月23日(日)15時開演(14時半開場)

 ~Program~
J.-M. オトテール:トリオ・ソナタ ニ長調 作品3-2
N. シェドヴィユ(伝ヴィヴァルディ):ソナタ〈忠実な羊飼い〉第6番 ト短調
A. ヴィヴァルディ:チェロと通奏低音のためのソナタ 第1番 変ロ長調
M. ブラヴェ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 作品2-3
P.A. ロカテッリ:トリオ・ソナタ イ長調 作品5-3 他


 ∼演奏∼
案内人 新井道代(フラウト・トラヴェルソ)
ゲスト 岡はるか(フラウト・トラヴェルソ)、富田牧子(チェロ)、崎本麻見(チェンバロ)

会場:入間市文化創造アトリエ・アミーゴ ホール
(西武池袋線「仏子駅」北口徒歩5分。駐車場に限りがありますので、ご来場には公共交通機関をご利用ください。)

  【入場料】3000円 (高校生以下1000円 *コンサート事務局でのみお取り扱い)

 【チケットご予約、お問合せ】 Tel: 050-7132-0903 (コンサート事務局)

【チケット窓口販売】入間市文化創造アトリエ・アミーゴ 04-2931-3500

 (窓口販売のみ。公演内容のお問合せはコンサート事務局までお願い致します。)

Tigetからもお申込み頂けます。 https://tiget.net/events/417013









2025年10月9日木曜日

その他の演奏会のご案内

年内の、11月23日のアミーゴでのもの以外の演奏会をご案内させて頂きます。
ご都合よろしければぜひいらして下さい!

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♪12月7日(日)14時開演
 KEKレクチャーコンサート
 科学と音楽の饗宴 2025 

 第1部の科学の講演(兵頭俊夫氏による)に続き、『フラウト・トラヴェルソの魅力』と題して、第2部で演奏させて頂きます。

 プログラム:オトテール/組曲 ト長調 
       ブラヴェ/フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 
       J.S.バッハ/フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調 他

演奏:新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、福間彩(チェンバロ)
会場:ノバホール(つくば駅より徒歩5分)
全席自由 500円
お申込み:ノバホール 029-852-5881


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♪ 12月20日(土)14時30分開演
フランスバロック音楽の栄華 
vol.2 パリで活躍した音楽家たち

プログラム:ルクレール/音楽の愉しみ 第2番 ト短調 作品8
           トリオ・ソナタ ニ長調 作品2-8
ブラヴェ/フルートと通奏低音のためのソナタ ニ短調 作品2-2 
     フルートと通奏低音のためのソナタ ロ短調 作品3-2
A.フォルクレ/ヴィオール曲集 第5組曲 ハ短調より  他

演奏:白井美穂、新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、小池香織(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、曽根田駿(チェンバロ)

会場:今井館聖書講堂(駒込)
入場料:4000円(当日4500円)
お申込み:officebaroqueflutes@gmail.com



 

















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♪ 12月27日(土)14時30分、18時開演 
ムジカ・パラフォニスタ  アキテーヌのクリスマス

プログラム:アキテーヌのクリスマスのための多声ヴェルススより
      アリエノ―ル・ド・ブリュターヌのグラドゥアーレ集 より 

演奏:ムジカ・パラフォニスタ
会場:カトリック豊島教会
入場料:4000円 (学生2800円)
お申込み:musicaparaphonista@gmail.com

(*歌で参加します)   






 




 


2025年10月8日水曜日

古楽器で楽しむバロック音楽inアミーゴ vol.15

11月23日(日・祝)に、入間市文化創造アトリエ・アミーゴにて、演奏会を致します。

今回は、「イタリアへの憧れ」というテーマで、イタリア人作曲家の作品や、イタリアの音楽に影響を受けて書かれたフランスやドイツ人の作品を演奏します。

そこで今日は、誰がどのようにイタリアに憧れていたのか?というのを、フラウト・トラヴェルソという楽器からの目線で書きたいと思います。

♪ ♪ ♪

 バロック音楽は、17世紀になる頃にイタリアでオペラが上演されたのを機に始まったとされています。

 一方でフラウト・トラヴェルソという楽器は、18世紀初頭くらいから、まずフランスで流行した楽器で、その頃のフランス人作曲家の作品はたくさん残っていますが、イタリアではどうだったかと言うと、18世紀初頭だと、実はあまり作品がありません。
(有名なヴィヴァルディのフルート協奏曲集は、1729年頃の出版で、少し後になります。)

 トラヴェルソの少しくぐもった、哀愁を帯びたような音色は、イタリア人の趣味ではなかったのか、イタリアで流行っていた楽器は、やはり、ヴァイオリン、そして笛は笛でも音が明るくはっきりしているリコーダー、でした。

 フラウト・トラヴェルソがフランスで流行し始めた18世紀初頭というのは、バロック時代(17世紀になる頃から18世紀半ば頃まで)的にはすでに後期(盛期)に入っていて、少し(かなり)遅れてやってきた人(楽器)だったわけですが、この頃フランスの音楽がどういう感じだったかと言うと、ルイ14世の絶対王政によって音楽の趣味も厳しく王の趣味に合うように統制されていたそれまでのフランス音楽の様式に、少しずつ、イタリアの様式が融合されていく、という流れの中にありました。

 というわけなので、トラヴェルソの作品は、かなり初期のものはフランスの伝統的な様式で書かれているものもありますが、時代が新しくなるにつれて、段々とイタリア様式が融合されていくのが、楽譜を見ても顕著になってきます。(その辺りについてはまた改めて書きたいと思います)

 フランスの音楽家にはやはり、この時代の音楽の先駆者であるイタリアに対して憧れがあったようで、太陽王として君臨したルイ14世の晩年、そして没後には、イタリア音楽の様式を取り入れようとする流れが加速しました。

 実際に18世紀前半のフランスのトラヴェルソのレパートリーを演奏してみると、フランスの音楽に特有のアンニュイな雰囲気の中に、イタリア音楽の技巧的なパッセージが混在している曲も多く、トラヴェルソには、イタリアの作品は少ないと言いつつも、イタリア音楽の雰囲気を味わうことができます。

♪ ♪ ♪

演奏会では、お話も交えながら、実際の音でお聴きいただきたいと思います。

このブログでもまたこの話題について書いていきたいと思っております。

皆様のご来場をお待ちしております!

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古楽器で楽しむバロック音楽inアミーゴ

vol.15  イタリアへの憧れ

 2025年11月23日(日)15時開演(14時半開場)

 ~Program~

J.-M. オトテール:トリオ・ソナタ ニ長調 作品3-2
N. シェドヴィユ(伝ヴィヴァルディ):ソナタ〈忠実な羊飼い〉第6番 ト短調A. ヴィヴァルディ:チェロと通奏低音のためのソナタ 第1番 変ロ長調
M. ブラヴェ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 作品2-3
P.A. ロカテッリ:トリオ・ソナタ イ長調 作品5-3 他

 ∼演奏∼

案内人 新井道代(フラウト・トラヴェルソ)

ゲスト 岡はるか(フラウト・トラヴェルソ)、富田牧子(チェロ)、崎本麻見(チェンバロ)


会場:入間市文化創造アトリエ・アミーゴ ホール

(西武池袋線「仏子駅」北口徒歩5分。駐車場に限りがありますので、ご来場には公共交通機関をご利用ください。)

  【入場料】3000円 (高校生以下1000円 *コンサート事務局でのみお取り扱い)

 【チケットご予約、お問合せ】 Tel: 050-7132-0903 (コンサート事務局)

【チケット窓口販売】入間市文化創造アトリエ・アミーゴ 04-2931-3500

 (窓口販売のみ。公演内容のお問合せはコンサート事務局までお願い致します。)

Tigetからもお申込み頂けます。 https://tiget.net/events/417013






2025年10月7日火曜日

読書

 9月27日の演奏会が終わって、ちょっとぼーっとしていたら、もう10月7日!?

終わったらすぐに、”無事終演しました!”とかブログを更新した方が良いのだろうけれど、なかなか理想通りにはいきません・・。

ですが、演奏会は無事終演しました!!

今回は、費やした時間とエネルギーが結構大きく、終わった後しばらく、ぼーっとしてしまったわけですが、大きな刺激を与えてくれる仲間と演奏会を作る楽しみは十分に味わえて、アンサンブルの仲間には本当に感謝です。

終わってから、かなり読書に没頭していました。

何冊か読みましたが、印象深かったのを挙げると、

『自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学』しんめいP著


少し前に、電車の中で宣伝を見かけ、気になっていた本。敬愛する演奏家の先輩が、「読んだよ~、面白かった。」とおっしゃっていたので、購入。

文体は軽くてポップなのですけど、その分すらすら読めて、そして結構深い所の入口までちゃんと案内してくれる感じでした。

巻末に、お勧め図書がまとめてあり、今はその中から気になるのを順に読んでいます。






それから、 『ちづる 娘と私の幸せな人生』 赤崎久美著

8月末に、母の友人が主催している野外での映画会が愛知県の知多半島であり、『ちづる』という、自閉症の妹を持つお兄さんが撮った映画を観たのですが、この本は、その兄妹のお母さんが書いたもの。

映画では描かれていなかった、家族の歴史や、自閉症のちづるさんを育てる大変さや喜びがダイレクトに伝わって来て、すごく引き込まれて読んでしまいました。


さて、そろそろ次の準備に本腰を入れなければ、と昨日練習計画を立てた所です!

11月23日に、入間市文化創造アトリエ・アミーゴで続けているシリーズのvol.15があります。

とりあえずチラシはこちらです!
いつもデザインをお願いしている、森本温子さんというお友達に作ってもらいました。
デザイン案を送ってもらった時、あまりに可愛く素敵で、しばらくニヤニヤと眺めてしまいました。
演奏会についての詳細は、また改めて書きたいと思います!



2025年8月29日金曜日

多鍵式フルート

 9月27日の演奏会まで、一か月を切りました!

この暑~い夏は、多鍵式フルートの練習に費やしていました。
まだまだ夏も終わりそうにないので、練習もまだがんばります。

普段吹いている、1キーのバロック時代のトラヴェルソに、さらにキーが7つ増えた楽器、と言えばよいでしょうか。
18世紀の後半から19世紀にかけて(もしかしたら20世紀に入っても?)使われていました。






モダン・フルートから見たら過渡期の楽器なのかもしれませんが、
1キーのトラヴェルソしか知らなかった人たちからしたら、
すごく新しい、色々なことができる、色々な可能性のある楽器だったと思います。

キーが増えた分、それを操作する練習、そして、指穴をふさぐ動きと、キーを押さえる動きをしなやかに同期させる練習が必要で、かなりの時間を必要とします。(少なくとも私には)

コツコツ練習している分、慣れてくるのがよく分かって嬉しいです!

あと1か月ちょっと、この楽器とともに暮らしたいと思います♪

ぜひ聴きにいらして下さい。

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2025年9月27日(土)14時開演(13時半開場)

古典派の知られざる室内楽曲を求めて
vol.3 初期ロマン派への萌芽

【プログラム】
A.M. ギロヴェッツ:フルート四重奏曲 ト長調 作品11-2
J.B. ヴィオッティ:フルート四重奏曲 ハ短調 作品22-2
A. ロッラ:ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための協奏的三重奏曲 変ホ長調 BI344
F. ダンツィ:フルート四重奏曲 ニ短調 作品56-2

【演奏】新井道代(フルート)、宮崎桃子(ヴァイオリン)、廣海史帆(ヴィオラ)、野津真亮(チェロ)  (ピリオド楽器使用)

【会場】今井館聖書講堂(山手線駒込駅より徒歩11分,南北線駒込駅より徒歩8分、都営三田線千石駅より徒歩5分)
アクセスはこちら→ https://imaikankyoyukai.or.jp/public_html/access_map.html
【入場料】3500円

【ご予約】Tiget https://tiget.net/events/408565
【ご予約、お問合せ】
コンサート事務局    baroque.office@gmail.com



2025年8月25日月曜日

人間ドック

3年ぶりに人間ドックに行ってきた。

早速、血液やその他もろもろのデータをもらい、大体、正常値内で、
でもコレステロールだけ3年前より結構高くなっていたのが気になった。

名前を見ても何のことだかよく分からない色々な検査項目と、その値を眺めていたら、私の知らない所でも私の体はちゃんと働いてくれているんだなぁ~と思った。




2025年8月21日木曜日

スリランカ⑤

スリランカ旅行記、時間がある時は書けていたのですが、色々とやることが増えてきて、ほっぽってしまいました!

とりあえず、写真だけ載せておきたいと思います。



ダンブッラという街の石窟寺院の仏像群。
こちらは、頭にコブラが乗っています!

涅槃仏。


かなりカラフルな色づかいで、天井にもフレスコ画模様がびっしりと描かれていました。







森の中の素晴らしいホテルに泊まりました。

ベランダに出ようとしたら、早速猿がやってきて、ベランダでのんびりは断念。 



森の中に突如現れる巨大な岩、シーギリヤ・ロック。5世紀にはここの頂上に王宮があったそうです。










今は観光用に、断崖に階段が付けられていて、

上まで登れるようになっています。

見た目よりは、あっさりと頂上に登れました!






頂上からは一面の森、大自然が一望できます。




こんな岩の上にどうやって来たの?!という
ほど、沢山の犬が頂上でもうたた寝。


2025年8月12日火曜日

スリランカ④

話は前後しますが、仏歯寺の博物館で見たもので印象的だったのが、17世紀に、オランダ人がキャンディ王朝の王と会見している場面を人形で再現している展示でした。(写真を撮っておけば良かった・・!)

オランダに留学していた身としては、馴染み深いオランダ人と、こうしてひょっこりやってきた国であるスリランカの王が、“17世紀に出会っていた・・!”、オランダがスリランカを植民地支配していたのは知っていたけれど、“あ、ほんとに出会っていた!” みたいな新鮮さがありました。
(オランダがスリランカを植民地支配していたのは、1640年から1796年のことだそうです。)


さて、スリランカの街を車で走っていると、仏教の寺院(日本のお寺より、かなりカラフル)、ヒンドゥー教のものと思われる神々を祀った祭壇、モスク、キリスト教の教会などが次々に現れてとても興味深い。

スリランカでは、仏教徒が人口の70%、その他の割合をヒンドゥー教徒、イスラム教徒、キリスト教徒で分け合っている感じだそうです。
街中でも、イスラム教徒と思われる人をよく見かけ、宗教が混在しつつ共存しているのを感じました。


こちらは、仏歯寺の中の部屋の一つ↓




2025年8月11日月曜日

スリランカ③

朝食をとった後、再び仏歯寺へ。
敷地内に、いくつか博物館があるらしいので、それらを見に行くことにしました。










仏歯寺。















博物館を見るためでも、靴を脱いで裸足にならなければならず、また靴を入口で預ける。
早朝のお参りで預けた時と同じお兄さんで、なんとなく、”あ、また来たのね”みたいな顔をされる。

仏歯寺に戻ったのが9時過ぎで、それはちょうど2回目の、“ブッダの歯の部屋が開くお参り”(プージャというそうです)の時間でした。
お寺の建物の外にも、白い服を着た人たちが溢れ返っていて、お祈りの言葉を唱える声が響き渡っていて、”あぁ、こういう風に遥か昔から祈りが捧げられてきたのだなぁ”と思って、またしみじみとした気分になった。

仏歯寺の敷地内にある博物館は、スリランカの歴史を紹介するもの、像の博物館(剝製が展示されている)、色々な国の仏教を俯瞰して紹介するもの、など、いくつかあって、それらを見て回る。

学校の行事で来ているっぽい、スリランカの小学生の団体が結構いて、私達が外国人だからか、すごくこっちを見てきて、“ハ~イ” とか “ハロー” とか言ってくる。
スリランカの子ども達は、目鼻立ちがくっきりして、パチリとした目で見てくるから、かわいいのだけど・・・。そんなに外国人が珍しいのかな??


仏歯寺の博物館を一通り見た後、他のお寺に行ったりするほどの体力はなくなってしまい、近くにあったショッピングセンターに入った。
普通に日本にもありそうな、4階建て位の近代的なショッピングセンターで、スーパーや衣服の店、電器店などが入っている。

スーパーで紅茶など買った後、ムレスナティーという紅茶メーカーのカフェがあったので、そこで一休み。
紅茶と、“ココナッツが挟んである”、と店員さんに言われたホットサンドを頼んだら、そのココナッツは唐辛子などと混ぜてある辛いもの(Pol Sambolというココナッツのふりかけだったらしい)で、なかなかに辛く、完食はできず・・。


13時頃またホテルに戻り、昨日の運転手さんと落ち合う。
運転手さんが、“運転の支払いのために、これからボスの所に連れて行くから、ボスに今回の運転手代を払ってくれ” というので、一体どこに連れていかれるのかと思いながら車に乗ると、また、目と鼻の先の仏歯寺の前に到着・・。
仏歯寺の前の、由緒ある“クイーンズ・ホテル”というホテルの中に旅行会社のオフィスが入っていて、そこがこの運転手さんが所属しているオフィスなのらしかった。

そこには、“ロイス”と名乗るボスがいて、にこやかに私たちを迎えてくれる。
私の友人は、日本からこのボスと、メッセンジャーでやり取りして、今回の旅の車の手配をしてくれていたのでした。

ロイスはにこやかに、でも、メッセンジャーで提示してきた金額よりもかなり上乗せした金額を請求してきた。
私達が、“初めに聞いていた金額と違う”と言うと、“3日目の行程をちゃんと組み込むのを忘れて言っていた。でもこちらのミスだから、お任せしますよ。”とのこと。
本当にミスなのか故意なのか、という感じだけれど、中間の所で落ち着いて、支払う。

普段日本で生活していたら、あまり出くわさないような出来事で、あぁ、外国を個人旅行するというのはこういうことだった、と思い出す。






 


2025年8月10日日曜日

スリランカ②

ブッダの歯の部屋を通り過ぎて、そのまま列に付いていくと、後方にも仏像のある部屋がいくつかあって、それぞれの部屋に、色とりどりの花が添えられている。お経を読むお坊さんもいて、ここは静かに参拝できそうな感じ。

お賽銭のカゴがあって、私も出そうと思ったが、スリランカルピーのお札を見慣れていないので、お財布を開けてもどれが何ルピーのお札だかすぐには分からず、お財布を開けたままもじもじしているのも、どうかと思って、断念・・・。

でもこの小さな部屋では静かにお参り出来て、なんだかしみじみとした気分になれた。


早朝のお参りを終え、まだ朝ご飯を食べていない私たちは一度ホテル(歩いて5分位の近い所)に戻った。

この日の朝食は、イングリッシュ・ブレックファースト、ということで、まず果物の盛り合わせ(量はかなり多い)が出てきて、パンや卵料理、サラダやウィンナーの載ったプレートが出てきた。

そして、本場スリランカで飲む、セイロンティー✨

かなり期待して口に運んだが、意外にあっさりしていて、水のようにするするッと喉を通っていく感じだった。

もしかしたら、自分は紅茶に、もっと別のものを求めていたのかもしれない。

もっとグッと来るような渋みとか苦みとか、マリアージュのフレーバー付き紅茶にあるような、華やかな香りとか。

自分用のお土産にスーパーで紅茶を買って、今、毎日のように飲んでいますが、毎日、日に何杯も飲むなら、こういうスルスルと喉を通るものが良いのかもな、と思ったりしています。





 

2025年8月9日土曜日

スリランカ

7月下旬にスリランカ旅行に行ってきました。
高校時代からの友人と、二人で個人旅行です。

なんでスリランカ?!と、行く前に(行った後も)色々な人に聞かれましたが、
特に深い理由はなく・・。
その友人が、「スリランカに行きたい」と言ったから。

そう書くと、あまりに短絡的に聞こえるかも知れませんが、いくつかの候補があって、トルコ、台湾、そしてスリランカ。

その中から日数と、ワクワクする度で決まった感じです。

行くまで、ほとんど何も知識のない国でした。
ガイドブックを読んでもあまり雰囲気が想像できなくて、YouTubeで行った方の動画を見たりもしましたが、観光地しか出てこないので街の感じは想像できなかったりして。

日本から直行便で約8時間。
空港まで、ホテルご紹介の運転手さんに来てもらって、まずキャンディという街に行きました。
車で2時間ちょっと、と聞いていたのに、なかなかなかなか着かず、結局3時間以上かかりました。
この、空港からキャンディまでの道のりが、もしかしたらある意味では旅のハイライトだったかも?!
初めての土地で見慣れない風景の中、夕方に着いたので段々周囲が暗くなる中、日本とは違う交通事情(運転が荒い)。
運転手さん、前の車が自分の速度よりも少しでも遅いと必ず抜かす、と決めているみたいで、一車線の道でも(道はほぼ、片側一車線なのですが)、”車線の数は自分で決める!”とばかりに、必ず追い越す。
反対車線から車が来るのが見えたら引き下がるが、それでも反対車線が空いたら、必ず、追い越す。
多分、もっと運転の荒い国もあるのだとは思いますが、とっぷりと日が暮れた中、ガタガタと揺れる道でのカーチェイスは、なかなか強烈な旅の幕開けでした。

そして、到着した町、キャンディ。
スリランカ仏教の聖地と言われ、仏歯寺という、ブッダの歯を祀っているお寺があります。
                                           
ブッダの歯が祀られている部屋が、日に三回開いて、お参りの時間になります。
5時20分、9時30分、18時30分。

私達は早くから目が覚めてしまったので、5時20分のお参りに行きました。



↑ 早朝5時なので、まだ暗い中の仏歯寺。

現地の方達は、皆さん上下ともに白い服でお参りに行くのが慣習だそうで、こんなに朝早いのに、たくさんの白い服の人たちがすでに行列で待っていました。
そして、お寺に入るのは裸足でなければならず、(日本のお寺のように、家みたいになっているというわけでもないので、足裏に砂利が当たって結構大変なのですが)お寺の外で靴を預けて、靴下も脱いで裸足で入ります。

行列にくっついてブッダの歯の部屋の方に行くと、人が多いのに段々通路が狭くなるので、そして、お供え物を置きたい人達が押し合いへし合いで前に出ていこうとするので、もみくちゃになり、ひぃ~、と思っている所に、スリランカ人のおじさんがなぜかこっちを見て何か大声で言ってくる。
多分、”これがブッダの歯だ~!良く見なさい~!”と言っていたのでは!?と今では思うが、なんか怒られているのかな、とか思って、そして相変わらず人の波に揉まれているし、なんだか圧倒されてブッダの歯の部屋を通り過ぎる。


・・・書き始めたら意外と長くなってきたので、続きはまた次回に!













2025年7月21日月曜日

古典派の知られざる室内楽曲を求めて



毎日暑いですね・・・!

この暑さも落ち着いている(と思いたい)頃、9月27日(土)に、古典派の知られざる室内楽曲を集めた演奏会があります。

2年前から古典派の(知られざる)カルテットなどを演奏してきた仲間と、3回目の演奏会です。

1回目はマンハイム楽派を中心としたプログラム、2回目はフランス革命に焦点を当てたプログラムで、今回は、ギロヴェッツ、ヴィオッティ、ダンツィ、ロッラといった人たちの作品を取り上げます。

なかなか聴く機会がない曲たちだと思いますが、それぞれに素敵です。

私は、多鍵式フルートで演奏します。

この夏はさらに多鍵式フルートと仲良くなりたい!


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2025年9月27日(土)14時開演

古典派の知られざる室内楽曲を求めて

vol.3  初期ロマン派への萌芽

モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンなど、大作曲家の陰に埋もれた音楽家達。
彼らの作品の中にきらめく、古典派から初期ロマン派への萌芽を求めて。
【プログラム】
A.M. ギロヴェッツ:フルート四重奏曲 ト長調 作品11-2
J.B. ヴィオッティ:フルート四重奏曲 ハ短調 作品22-2
A. ロッラ:ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための協奏的三重奏曲 変ホ長調 BI344
F. ダンツィ:フルート四重奏曲 ニ短調 作品56-2
【演奏】新井道代(フルート)、宮崎桃子(ヴァイオリン)、廣海史帆(ヴィオラ)、野津真亮(チェロ)  (ピリオド楽器使用)
【会場】今井館聖書講堂
【入場料】3500円
【ご予約】Tiget https://tiget.net/events/408565
【ご予約、お問合せ】
コンサート事務局 baroque.office@gmail.com
















 

2025年7月17日木曜日

チェロとのコンサート

13日(日)は、チェロの富田牧子さんと2人だけで、F.クープラン、オトテール、ブラヴェなどを演奏するコンサートでした。

前にも書いたかもしれないのですが、富田さんとお知り合いになったのは、私が富田さんのリサイタルをふらりと聴きに行ったことがきっかけでした。

特に面識はなかったのですが、チラシを見てなんとなく気になり、出かけてみたのでした。

その時の演奏がすごく良くて、音楽に向き合う姿勢のようなものにすごく感銘を受けて、なんだかポワ~ンとして帰ってきたのです。

でもポワ~ンとしているだけではなくて、この気持ちをぜひお伝えしたい!と思い、後からメールを差し上げたら、お返事をいただき、ぜひ遊びに来て下さい、ということでお宅にお邪魔して音出しをしたりして、本番もぜひしましょう、ということでトントン拍子でコンサートをすることになりました。

・・・いや、トントン拍子、というのはちょっと間違いで、昨年の12月に開催するはずだったコンサートですが、ちょうどその時、私は腕がずっと痛いという不調に見舞われていて、無理をお願いして延期にさせて頂いたのでした。

ですが、今回は体の調子もまぁまぁ良くて、痛い時に無理をして行わなくて結果的には良かったと思います。ご理解下さった富田さんと会場であるベア―タオルガン練習室の木田さんにも感謝です。



チェロとトラヴェルソというのは、音の感じ、発音の感じがすごく違っていて、トラヴェルソの曲で通奏低音の低弦を弾いてもらう時は、やはりヴィオラ・ダ・ガンバになることが多いです。特に今回のようなクープランなどのフランスものを演奏する時は、ガンバがまず念頭に来ると思います。

でも、当時ヴェルサイユ宮殿にもチェロ奏者はいたので、このような組み合わせでクープランを演奏する人たちだって、いたのかも!?

結果的にやってみて、チェロだからどう、というのは特に気にならず、音楽の方向性が合えば楽器が何かというのは、あまり問題ではないのでは、という気さえしました。
でもそれはもちろん、富田さんの豊富なアイデアと奏法の引き出しと技術ゆえなのかもしれません。

富田さんとは、11月23日の入間市のアミーゴでの演奏会でも一緒に演奏していただきます。

これからもベアータでもやっていきましょう、という嬉しいお言葉もいただき、とても楽しみです。





 

2025年7月11日金曜日

リハーサル

今度の日曜日の、チェロの富田牧子さんとのリハーサルでした。

会場のベアータオルガン練習室は、温かい響きで心地よいです。

クープランのコンセールをトラヴェルソとチェロだけでやるってどんな感じ!?

コンセールの第2番には、最後に”エコー”という楽章があって、通奏低音のパートにはチェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのパートが別々に書いてあります。
リハが始まる前には、今回はこの楽章はカットかなぁ、なんて思っていましたが、”やりますよ”と、富田さん。
本当に、富田さんが、チェロ一本で、チェンバロとガンバのパートを一人2役で巧みに弾いて下さっています。

本番がとても楽しみです♪
まだお席がございますので、よろしければぜひお出かけください。

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BEATAコンサートシリーズ62
18世紀前半のフランス宮廷の音楽家たち
新井道代(フラウト・トラヴェルソ)
富田牧子(チェロ)
F.クープラン:王宮のコンセール第2番 ニ長調
       新しいコンセール第7番 ト短調
ブラヴェ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 作品2-3
マス:チェロソナタ ト短調 作品1- 6 より    他
2025年7月13日(日)
①14時 ②17時半 (2回公演)
BEATA オルガン練習室 (有楽町線「江戸川橋駅」徒歩6分、東西線「神楽坂駅」徒歩9分)
各回20席、要予約、4,000円
ご予約:ベアータ beata@ab.auone-net.jp





2025年7月6日日曜日

お話しコンサート終了&13日の演奏会のお知らせ

ひときわ暑かった今日、所沢の素敵なブックカフェ、図書喫茶カンタカさんにて、白井美穂さんと 「演奏とお話で聴くフルートの歴史 お話しコンサート」を行いました!

60分で、ルネサンスから現代までの6種類のフルートを、お話ししながら演奏する、というコンサートでした!

喋って吹いて、喋って吹いて・・、で、しかも吹くものが毎回違う楽器で、大忙しでしたが、大変楽しくさせて頂きました。






















ご好評をいただいたので、またこのような企画が出来ればと思います!









さて、来週の日曜日、7月13日は、チェロ奏者の富田牧子さんと、フランスのバロック音楽を二人だけで演奏するコンサートがあります!
私は富田さんの演奏がすごく好きで、このような機会をいただき、幸せです。

私がなぜ富田さんの演奏が好きか、二人で演奏しているのを聴いて分かって頂けるような演奏がしたい!と思っております。

皆様ぜひ聴きにいらして下さい!




















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BEATAコンサートシリーズ62
18世紀前半のフランス宮廷の音楽家たち
新井道代(フラウト・トラヴェルソ)
富田牧子(チェロ)
F.クープラン:王宮のコンセール第2番 ニ長調
       新しいコンセール第7番 ト短調
ブラヴェ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 作品2-3
マス:チェロソナタ ト短調 作品1- 6 より    他
2025年7月13日(日)
①14時 ②17時半 (2回公演)
BEATA オルガン練習室 (有楽町線「江戸川橋駅」徒歩6分、東西線「神楽坂駅」徒歩9分)
各回20席、要予約、4,000円
ご予約:ベアータ beata@ab.auone-net.jp

2025年6月30日月曜日

トラヴェルソワークショップ終了しました

 昨日はトラヴェルソのワークショップを行いました。

一般クラス6名、専門家クラス4名の方がご参加下さり、充実した良い時間になったように思います。

ご参加いただいた方から、「楽しかった~」とのお声をいただき、とても嬉しかったです。

そうなんです、トラヴェルソは、たまに”難しそう”と言われることがありますが、実際に吹いてみると、とても楽しいです。

フルートを吹く面白さを再発見させてくれます!












今回は初めて、お手伝いとして相川郁子さんにお願いして、二人で行いました。
ミニコンサートもあったので、私達もガンバリマシタ。

モダンフルートを吹く方の、トラヴェルソへの架け橋になればと思って始めた、ワークショップ。

また続けていきたいと思います。





2025年6月29日日曜日

youtube

youtubeで白井美穂さんと一緒にやっているチャンネル、トラヴェルソ・カフェの、新しい動画を公開しました!

古楽器奏者の、楽器の持ち替えについて、2人で話しています。

お時間がある時にご覧ください!

https://youtu.be/uWXp2Nfx5AI?si=wk6XOsfHYDshoHW

2025年6月18日水曜日

演奏会のお知らせ

また今年も暑い夏がやってきた! という感じで、なかなか体に堪えますね。

先日、緑茶カフェに行ったら、青梅をいただいたので、梅酒を仕込んでみました。






半年位したら飲み頃だそうです。

楽しみ!






さて、7月にある演奏会のご案内です。

まず7月6日(日)、所沢の図書喫茶カンタカという素敵なブックカフェで、トラヴェルソ奏者の白井美穂さんと、ルネサンスから現代まで、6種類のフルートを持ち替えて演奏するコンサートがあります。
2人ともトゥルーフルートで吹く、トゥルーのデュオも初披露します。
個人的には、トゥルーフルートなどの多鍵式フルートになると、美穂さんがひときわキラキラ、生き生きとするので、とても刺激を受けています!


7月13日(日)は、江戸川橋のベアータオルガン練習室で、チェロの富田牧子さんと、2人だけで、フランスのバロック音楽を演奏するコンサートがあります。
昨年、富田さんのリサイタルを聴きに行って(特にお知り合いというわけでもなかったのですが)、音楽との向き合い方になんだかすごく感銘を受けて、連絡を取り合うようになり、今回一緒に演奏する機会をいただきました。とても嬉しいです。

一度リハーサルをしましたが、とても楽しく、2人だけ、ということを生かしたアンサンブルを追求していけたらと思います。

というわけで、2人だけでやる演奏会が続きますが、どちらもほんとに素敵な演奏家の方にたくさん刺激をいただいて、楽しいです。

ぜひ聴きにいらしてください。

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2025年7月6日(日) 14時開演(13時半開場) 15時終演予定
お話と演奏で聴くフルートの歴史

お話しコンサート

ルネサンス、バロック、古典派、ロマン派、現代という異なる時代の、それぞれのフルートを演奏とお話でご紹介していきます。
フルートを通して西洋音楽の歴史を辿る旅へようこそ!

【プログラム】
J.ファン・エイク:アマリリ麗し
J.-M.オトテール:2本のフルートのための組曲 ロ短調 より
W.F.バッハ、A.ホフマイスター、J.L.トゥルー 等の二重奏曲 他

【演奏】新井道代、白井美穂(フルート)
【会場】図書喫茶カンタカ 2階
   (所沢駅より徒歩15分。東村山市秋津町3-30-6。駐車場有)
    https://tabelog.com/tokyo/A1328/A132806/13254411/
【入場料】2500円(1ドリンク付き)
【お問合せ、ご予約】メール baroque.office@gmail.com (コンサート事務局)

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2025年7月13日(日) 昼の部 14時開演、夕の部 17時半開演
BEATAコンサートシリーズ62
18世紀前半のフランス宮廷の音楽家たち

【プログラム】
F.クープラン:王宮のコンセール 第2番 ニ長調
       新しいコンセール 第7番 ト短調
ブラヴェ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 作品2-3
オトテール:フルートと通奏低音のための組曲 ロ短調 作品5-4
マス:チェロソナタ ト短調 作品1-6 より 他

【演奏】新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、富田牧子(チェロ)
【会場】BEATAオルガン練習室 
    (有楽町線「江戸川橋」駅2番出口徒歩6分。東西線「神楽坂」駅徒歩9分。)
https://beataorgan.wordpress.com/access/
【入場料】各回20席、要予約 4000円
【ご予約】beata@ab.auone-net.jp
https://beataorgan.wordpress.com/concert/


 

2025年6月8日日曜日

本番ラッシュ

濃ゆい本番ラッシュの期間が無事に終わり、ほっとしています~。

5月31日に、ムジカ・パラフォニスタの演奏会で『トゥルネ―のミサ曲』を歌いました。
歌科でも、中世音楽の専門でもない私が、こんなに素晴らしい作品をスペシャリストの方達と歌えるなんて・・、と武者震いしつつ密かに(?)練習にも励んでいましたが、初めは本当にこんなの歌えるのだろうか、と思った曲もやれば出来るんだなぁ・・、もちろんまだまだ分かっていない事だらけなのですが、色々出来るようになったことの多さに、充実感を感じています。
特に夜公演は、本当に作品の良さをぞくぞくと味わいながら歌えて、終わったら泣きそうでした。
























6月2日は河口湖森と音楽の美術館、3日は入間市文化創造アトリエ・アミーゴ、5日は高崎ピアノプラザシューベルトサロンで、管弦楽組曲第2番と、ブランデンブルク協奏曲第5番の演奏会でした。
このバロックのフルート作品の名曲2曲から学ぶことは限りなし・・。
3回の中で段々改善できた気がしていますが、またトライしたいです。






























そして今日は、トラヴェルソ奏者白井美穂さんの翻訳刊行した、エチュード本の刊行記念ミニコンサートでした。
お客様にも楽器を持って来て頂き、皆でdid'llのダブルタンギングを練習して、盛り上がりました!

3F音楽室の心地よい響きに助けられて、ますます気心の知れてきた美穂さんと、すごく楽しく演奏出来ました。






















とりあえず乗り切れた自分、お疲れさま・・。

2025年5月15日木曜日

トゥルーフルート

今日は白井美穂さんとリハーサル&曲決めでした。

リハーサルは、6月8日の『BACK TO BASICS』翻訳刊行記念プレゼンテーション&ミニコンサートのもの。
美穂さんがドイツ語から翻訳された、トラヴェルソのためのエチュード本です。
ここだけでしか聞けない活用方法も飛び出すかも?!

本を購入された方も、まだの方も(当日購入可能です)、ぜひお越しください!
曲は、モンテクレール、クヴァンツ、W.F.バッハのデュオを演奏します。

♪ 『BACK TO BASICS』翻訳刊行記念プレゼンテーション&ミニコンサート 
6月8日(日) 14時半開演    
会場:3F音楽室(千駄ヶ谷)
入場料:3000円
お申込み:officebaroqueflutes@gmail.com  







































そして曲決めは、7月6日に、所沢の図書喫茶カンタカというカフェで行う演奏会のものでした!
ルネサンス、バロック、古典派、ロマン派、現代、とそれぞれの時代のフルートを、お話しと演奏でご紹介していきます。

ちょうど良く、2人ともトゥルーフルートを持つにいたったので、今回はトゥルーフルートでデュオもやろう、ということで、その曲を決めました。







トゥルーは、19世紀にベーム式フルート(モダン・フルート)登場後も、それに懐疑的で、自ら、トラヴェルソの流れを汲むタイプの楽器を作っていた人です。
今日は初見でちょっと吹いただけでしたが、それでも、その音の彩り、香りのようなのを感じられて、わくわくしました!








こちらも、ぜひいらして頂けたら嬉しいです!

♪ お話と演奏で聴くフルートの歴史 お話しコンサート
7月6日(日)15時開演 
会場:図書喫茶カンタカ(所沢駅より徒歩15分) https://www.instagram.com/kantakajpn/ 
入場料:2500円(1ドリンク付き)
お申込み:baroque.office@gmail.com



2025年5月6日火曜日

古楽器で聴くドイツ・バロック音楽 終演しました

 もう3日経ってしまいましたが、5月3日、松明堂音楽ホールにて「古楽器で聴くドイツ・バロック音楽」が無事に終演しました。

予想以上のお客様にいらして頂き、良い時間になりました。
お越し下さった皆様、どうも有難うございます!

松明堂音楽ホールでも、また演奏会をしていけたらと思っています。










終演後、お客様に撮って頂きました。






演奏会の次の日、次の次の日は、終わったらこれをするぞ~、と思っていたことがほぼ出来たような・・・?
次の日はひたすらぼーっとし、次の次の日は、山に行って下山後に好きなカフェでビールを飲んできました🍺

今日も充電日です。

明日から、またがんばりたいと思います。

2025年4月26日土曜日

横浜

今日は横浜に演奏会を聴きに行ってきました!

トラヴェルソのレッスンに来てくれている岡本元輝くんが出ている、サクライフルートアンサンブルの演奏会でした。
出演者5人が全員、サクライフルートユーザーで、皆さんの楽器愛が垣間見える素敵な演奏会でした。










こちら、会場の開港記念会館(ジャックの塔)。
素敵な建物でした。
横浜はこういう所がたくさんあって良いですね・・。














ホールの天井には立派なシャンデリア風照明が・・・。















海の方にもちょっと行ってみました!






今日は、トラヴェルソワークショップのチラシも挟み込みさせて頂きました。
こちら↓  どうぞよろしくお願いいたします!



2025年4月20日日曜日

トゥルネ―のミサ曲

何年か前から、中世の教会音楽を歌うアンサンブルに参加していますが、
今度5月31日に、千葉のさや堂で演奏会があります。

このアンサンブルで歌うようになって、私の中で音楽の捉え方、音の作り方が大きく変わった、と自分では思っています。
リーダーの夏山美加恵さんから習う発声は、”モーダル唱法”と言って、オランダで中世音楽を牽引しているレベッカ・スチュワート女史が提唱しているものだそうです。
大きな声より、息に乗せる声。身体をリラックスさせて呼吸に身をゆだねる。
”歌う”というより、”瞑想”、”祈り”。

音楽は元々、楽譜から始まったものではなくて、体を使って耳を使って頭を使って、空間と響きとともにあったもの。
それを書き留めようとしたものが楽譜。

・・・そういうことを、自分なりに感じ取りながら、歌っています。

演奏のときには、当時の記譜法の楽譜を一つの大きな譜面台に乗せて、みんなでそれを見上げて歌います。
みんな、それぞれの体を持っているけど、みんなで一緒に呼吸をして、みんなは私、私はみんな、みたいな感じで、すごく融合した感じになります。

なぜ、千葉でいつも演奏会をしているかというと、さや堂という会場が本当に響きが素晴らしく、ここでしか出来ないことがある、という考えからです。
響きの中で倍音が豊かに聞こえ、それが多声音楽に発展していった・・、という話を聞いたことがあります。
まさにそのような豊かな響きの中で、中世の時代の傑作、”トゥルネ―のミサ曲”をお聴きいただければ嬉しいです。

こちらから、少し前の練習風景動画をご覧いただけます。

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『トゥルネ―のミサ曲』
2025年531日(土)
14:00, 18:00開演 (開


14世紀 北フランス トゥルネー大聖堂で歌われた聖母への典礼音楽
 14世紀、北フランス(現在のベルギー)のトゥルネーにあるノートル・ダム大聖堂で編まれたミサ曲、トゥルネーのミサ。この作品は、中世ヨーロッパ音楽の旧式「アルス・アンティクァ」と新式「アルス・ノーヴァ」という二つの異なるスタイルを融合させた画期的なもので、後世のミサ曲の手本ともなった歴史的な名作です。
 本公演では千葉市美術館さや堂ホールの壮大な響きを活かし、ムジカ・パラフォニスタがトゥルネーのミサ曲を当時同じ聖堂で歌われた聖母のためのグレゴリオ聖歌もあわせて演奏いたします。
 大聖堂のような美しい残響が生み出す、中世音楽の幻想的な響きに包まれる特別なひとときをぜひお楽しみください。

Music Paraphonista ムジカ・パラフォニスタ
中世ヨーロッパの典礼音楽を主なレパートリーとした声楽アンサンブル。グレゴリオ聖歌の歌唱をプログラムの基本とし、当時使用されていた楽譜の写本を読みながら演奏する。また歴史、音楽的背景や理論を理解し、それらにふさわしい発声法を取り入れて演奏に臨む。 

Cantores: 新井道代、井上美鈴、久保田里奈、寺村朋子、夏山美加恵、望月桂子、安邨尚美
渡辺研一郎

《会場》
千葉市美術館さや堂ホール 
千葉県千葉市中央区中央3丁目10−8
JR千葉駅より徒歩約15分
京成千葉中央駅より徒歩約10分
美術館地下に無料駐車場有り(但し車高155㎝以下)

《入場料》
4,000円 (学生2,800円)
《チケット》 取り扱い、お問合せ先
https://tiget.net/events/362352
musicaparaphonista@gmail.com




2025年4月18日金曜日

フワッと体験

先日、パラグライダー体験に挑戦してきました!

数か月前に、お友達が参加者募集しているのを見かけて、衝動で申し込んだものの、
間近になってきたらドキドキ・・。
なにしろ、インストラクターさんの操縦するパラグライダーに一緒に乗って、
自分は何もしなくても良いとは言え、山の上から10分位飛行して地面に着地する、というもの。

パラグライダー全く初めてで、10分も飛行するってどんな?!と思ってドキドキしていましたが、当日、現地に行ってみたら風が強く、その二人乗りは出来ないが、斜面で一人でフワッと体験なら可能、という事で、そちらに挑戦してきました。
(内心、そっちの方が怖くなさそうでほっとしたかも?!)

翼に風が孕むと、後ろにグッと引っ張られるのですが、それに抗って前に走るとフワッと浮きます。
夢中で、自分がどんな感じになっているかあまり分かっていませんでしたが、多分、高さ5メートル位浮いていたようです。

すごく新鮮な体験で、楽しかったです♪

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さて、今後の予定です。
色々楽しみで、準備も佳境な感じです。
ご都合よろしければ、ぜひお運びください!

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2025年5月3日(土)15時開演(14時半開場)
古楽器で聴くドイツ・バロック音楽


【プログラム】
J.J.クヴァンツ:トリオ・ソナタ イ短調
G.P.テレマン:トリオ・ソナタ ト長調 TWV42:G1
       フルートと通奏低音のためのソナタ ロ短調 TV41:h4 (「タ―フェル・ムジーク」より)
J.S.バッハ:トリオ・ソナタ ト長調 BWV1038
C.P.E.バッハ:トリオ・ソナタ ト長調 Wq144   他

【出演】新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、小田切弘美(バロック・ヴァイオリン)、福間彩(チェンバロ)

【会場】 松明堂音楽ホール(新所沢)
https://shomeido.jp/ongaku-hall/
【入場料】3500円
【ご予約・お問合せ】コンサート事務局 baroque.office@gmail.com















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2025年6月3日(火) 開演18:30 開場18:00
古楽器で楽しむバロック音楽 inアミーゴ vol.14

バッハ時代の楽器で奏でる珠玉の名曲
~ブランデンブルク協奏曲第5番 & 管弦楽組曲第2番を聴く~

【出演】新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、小川加恵(チェンバロ)、高橋未希(ヴァイオリン)、天野寿彦(ヴァイオリン)、小林瑞葉(ヴィオラ)、髙橋麻理子(チェロ)、角谷朋紀(コントラバス)

【プログラム】
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050
J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV1067

【会場】入間市文化創造アトリエ アミーゴ ホール

    (〒358-0053 埼玉県入間市仏子766-1) 西武池袋線仏子駅北口より徒歩5分

【チケット料金】2,000円(全席自由)

【チケットお申し込み】https://irumabaroque.peatix.com

コンサートお問い合わせ : 050-7132-0903 (コンサート事務局)

入間市文化創造アトリエ アミーゴ 04-2931-3500 (窓口販売のみ。又、演奏会内容に関するお問合せはコンサート事務局までお願い致します。)














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2025年6月29日(日)  トラヴェルソ・ワークショップ

~トラヴェルソは初めて、又はほとんど吹いたことがないフルート吹きのための、トラヴェルソ体験講座です~
ミニコンサート付き!

13:30~15:15 一般クラス
15:30~15:45 ミニコンサート(一般クラスの方も専門家クラスの方もお聴き頂けます)
16:00~17:45 専門家クラス

*定員各クラス8名。
*楽器はお一人ずつにお貸しします。
*楽器の説明や簡単な音階を吹いてみることから始め、最後は合奏に挑戦します。


《参加費》4000円
《会場》Space415 (中野区新井2-48-12。JR中野駅北口より徒歩12分、西武新宿線野方駅よりバス5分)

《講師》新井道代 (アシスタント:相川郁子)
《お申込み》開催日の1週間前までに、お名前、希望クラス、簡単な音楽歴をお書きの上、メール baroque.office@gmail.com まで