2022年2月24日木曜日

レッスン録

今日はアイゼナハ音楽院で3人のトラヴェルソレッスンでした。

一人目のAさん。
1月末の、アイゼナハの発表会に参加されて以来のレッスンだったので、まずその発表会についての、私の感想をお伝えしました。

”とても良く吹けていて、共演者の方達と楽しんで演奏しているのは良く分かったのですが、Aさんの意識の中に、聴衆が含まれている感じがしない。なので、聴いている方としては、少し置いてけぼりになっている感じがする。”

という感想です。
もう十分に上手に演奏していて、自分一人や、仲間内で楽しむ分には申し分のない技量とセンスを持ち合わせているAさん。
でも、だからこそ、”大好きで、自分でも演奏したい”曲を、自分や仲間だけで演奏して楽しかったね、で終わらせるのか、それとも、その曲の魅力をその場に居合わせた他の人にも伝えたいと思って吹くのか。
聴衆に伝えたいと思った時に考えなければいけない、様々な音楽的なこと、技術的なことへの意識を深めていただけたらと思って、お伝えしました。

ご本人も、思い当たるところがあったようで、私の言ったことを理解してくださったようなので、これからますます音楽が深まっていくと良いなと思います。

その後は呼吸を感じながらのロングトーンの時間になりました。
体調を崩していてしばらく吹けなかったということで、初めは固かったAさんの体と音が、足裏から指先から頭のてっぺんから空間まで、感じながら味わいながら吹いている内にどんどん解放されて良くなるのがわかり、とても良い時間でした。

・・・書き始めたら長くなってしまったので、他の2人の方のレッスン録はまた次回以降に書きたいと思います!


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今朝のモズちゃんです。





















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【コンサートのお知らせ】

2022年3月21日(祝) 14時開演(13時半開場)
松明堂音楽ホール (西武新宿線「新所沢駅」徒歩2分)

Musique de la flûte traversière フルートの音楽 vol.1
18世紀ドイツ フラウト・トラヴェルソとチェンバロの響き

【プログラム】
J.J.クヴァンツ (1697-1773):3声のソナタ ホ短調 QV2:21
G.P.テレマン (1681-1767):「6つのコンチェルトと6つの組曲」より 組曲第6番 ニ短調 TWV42:d3
J.S.バッハ(1685-1750):フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV1032
J.C.F. バッハ(1732-1795):フルートとチェンバロのためのソナタ ニ短調  他

【演奏】新井道代(フラウト・トラヴェルソ)、中川岳(チェンバロ)
【チケット】3000円(全席自由)
【ご予約・お問合せ】コンサート事務局   メール  baroque.office@gmail.com